小田和正がサプライズ登場!「スキマスイッチ TOUR 2017“re:Action” S.S vs S.S」公式レポ!MV

2017年08月01日11時57分音楽

「スキマスイッチ TOUR 2017“re:Action” S.S.vsS.S.」(スキマスイッチvsスキマスイッチ)が、昨夜7月31日(月)大阪/オリックス劇場にてファイナルを迎えた!小田和正がサプライズ登場したラストステージのオフィシャルレポートが到着したのでご紹介、オフィシャルサイトには「スキマスイッチ / 全力少年produced by 奥田民生 (Short Ver.) 」が公開されている。

「スキマスイッチ TOUR 2017“re:Action” S.S.vsS.S.」は、スキマスイッチの楽曲を小田和正、奥田民生、KAN、真心ブラザーズなどがリ・アレンジ、リ・プロデュースした最新アルバム「re:Action」(2月15日発売)を引っ提げ、全国14か所17公演、3万人を動員してきたスキマスイッチの対バンツアー「スキマスイッチ TOUR 2017“re:Action”」の追加公演。

この対バンツアーでは、 「re:Action」でリ・アレンジ・プロデュースで関わった11組のアーティストと対バンツアーを回ってきたスキマスイッチ。追加公演では、スキマスイッチvsスキマスイッチとしてスキマスイッチのみの出演で、二人だけのアコースティックセットとバンドセットの2部構成でスペシャル感のあるツアーファイナルとなった。

スキマ

アコースティックセットはメジャー1stミニアルバムのタイトル曲「君の話」でスタート。「今回は初の対バンツアーということで全国を回らせてもらいましたけど、今日は“スキマスイッチvsスキマスイッチ”。いろんなスキマスイッチをお見せできたらいいなと思っています」(大橋)という挨拶を挟み、「夏のコスモナウト」「種を蒔く人」で、アコギ、ピアノなどによるシンプルな編成も楽曲の良さを際立たせ、アコースティックセットのラストはシングル曲「Ah Yeah!!」。ここ数年のスキマスイッチのライブを支えてきたアッパーチューンを演奏し、観客のテンションも一気に上がった。

スキマそしてバンドセットへの転換時間は、対バンツアー中はセットチェンジの間を利用して行っていたというMCタイムを、そのまま踏襲する形で2人でトークを展開。アルバム『re:Action』について、「自分たちと同じ、セルフプロデュースをしている人にお願いしたかった」(大橋)という制作エピソードの流れから、常田が、最近家の棚の設置工事に来た人がスキマスイッチファンだった話を繰り広げ、「俺はライブ会場に入るタクシーの運転手さんに、いつも楽屋口で『これ以上は関係者以外進めませんよ』と言われる。俺のライブなのに!」(大橋)と応え、観客を笑わせた。

続けてバンドセットがスタート。 「パラボラヴァ」、今年大ヒットした映画「一週間フレンズ。」の主題歌として制作された「奏(かなで) re:produced by スキマスイッチ」を披露すると、客席は一層の盛り上がりを見せた。

スキマ

そして、石原さとみ出演のマイナビCMソングでお馴染みの「さよならエスケープ」、このツアーで披露してきた新曲「ミスターカイト」が終わると、「新曲がこうやって受け入れてもらって嬉しいです」(大橋)と挨拶し、続けて大橋が9月13日に約2年ぶりのダブルA面ニューシングル「ミスターカイト / リチェルカ」を発売することをサプライズ発表。
エレクトロなサウンド、フォークロックの要素を感じさせるメロディから、アグレッシブなロックへと移行し、スキマスイッチの新機軸と言えるメッセージソングの「ミスターカイト」と、 現在放送中の連続ドラマ『警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~SECOND SEASON』(テレビ東京系)主題歌の「リチェルカ」を両A面に、「さよならエスケープ」、地元愛知県をテーマに書き下ろしたメ~テレ(名古屋テレビ放送)55周年ソング「ココロシティ」を収録する、約2年ぶりとなる豪華な4曲入りのシングルで、会場からは大きな拍手が沸き起こった。

後半戦はアグレッシブなリズムの「キミドリ色の世界」、1部のアコースティックセットでも披露した「Ah Yeah!!」ではサビで会場中をタオルが舞う。最後に「トラベラーズ・ハイ」で会場を最高潮にし、ライブ本編は終了した。

スキマ

鳴り止まない拍手の後登場したアンコールではさらにサプライズが用意されていた。「スペシャルゲストをお呼びしました!」(大橋)と呼び込まれたのは、小田和正。大きな拍手のなか、小田は「最終日おめでとうございます。先週の中野サンプラザにも出させて頂いたんですが、どう考えてもスキマスイッチに世話になった分をまだ返せてないので、大阪にもやってきました。少しでもお返しできればと」と挨拶。まずは常田が「どうしても小田さんと一緒にやりたくて、選ばせてもらいました」という「恋は大騒ぎ」を披露。1990年に小田の5thシングルとしてリリースされたこの曲を、大橋、小田、常田が歌い継ぎ、貴重なセッションが実現する。さらに「ラブストーリは突然に」が始まると会場は凄まじい歓声に包まれる。最後のサビでは小田と大橋が客席に降り、観客とハイタッチを交わしながらパフォーマンス。アンコール最後はアルバム「re:Action」に収録された「君のとなり produced by 小田和正」。これは2006年にスキマスイッチが音楽番組「クリスマスの約束」に初出演した際、小田と一緒に制作した楽曲を元に歌詞も新たに作られた。「スキマをよろしく!」と言ってステージを去った小田和正の姿も印象的だった。

スキマ

メンバーがステージを降りてもアンコールを求める声はやまず、再びスキマスイッチが登場。代表曲「全力少年」をパワフルに放ち、ツアーを締めくくった。この後、スキマスイッチの二人が後にしたステージ上では、モニターにて、『スキマスイッチ TOUR2018開催決定!』も発表された。詳細は後日アナウンスされる。

スキマスイッチオフィシャルサイト
リアレンジ・リプロデュースアルバム「re:Action」特設サイト
◇Twitterオフィシャルアカウント:@sukima_official