『沈黙-サイレンス-』DVD&BD発売直前舞台挨拶、窪塚洋介コメント紹介!予告動画

2017年08月02日09時44分映画
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戦後日本文学の金字塔にして、今も読み継がれている遠藤周作の『沈黙』を、アカデミー賞®にも輝く巨匠マーティン・スコセッシ監督により実写映画化された『沈黙-サイレンス-』が、明日8月2日(水)にブルーレイ&DVDで発売!これに先駆け7月31日(月)に池袋・新文芸坐での上映前に舞台挨拶として、作品のキーマンであるキチジローを演じた窪塚洋介が登壇し、当時の思いや心境についてコメントした!Youtubeおよび映画公式サイトで予告動画が公開されている。

江戸初期、隠れキリシタン弾圧下の日本が舞台の作品で、原作小説は谷崎潤一郎賞を受賞。1969年に英訳されて以来、世界各地でさまざまな言語で読み継がれている。1988年に原作と出会ったマーティン・スコセッシ監督が、28年の間、いくつもの困難を乗り越えて映画化を実現させた。⇒映画詳細

映画公開後の周りの反応については「普段、僕に対して無反応な人たちからも『見たよ』って言ってくれたり、『やっぱりハリウッド俳優は違うね』ってツッコミが入ったり(笑)、どこかエフェクトというかフィルターがかかった状態です。それだけ自分の中でも節目の作品になったということですかね」と語るも、「でも本人はいたって普通で、ありがたく受け取るけど浮足立つことなく、より地に足をつけてやっていかなきゃと思います」と、冷静に受け止められているようです。さらに、「“ハリウッドでデビュー”というよりは“マーティン・スコセッシ監督の念願の作品でコラボレーションできた”ということのほうが大きいし、自分のやっている音楽活動(卍LINE)で発しているメッセージともシンクロする部分があったということも、本当に感謝しています」とコメントした。

沈黙キチジローというキャラクターについては「人間の普遍的な思いを体現している役として、皆さんの心の中でシンクロニシティを起こさせる役になったかな、と思っています」と振り返りました。また、「LAで行われたプレミアや監督の来てくれたジャパンプレミア、あと長崎で行ったイベントなどはすべて印象に残っています。もちろん撮影中の一日一日も含め、オフの日でさえもまるで夢の中にいるような感覚でした」と、“『沈黙』愛”あふれるコメントも飛び出した。

最後に、これからブルーレイ&DVDでご覧になる方々に向けて「余すところなく堪能していただいて、今の自分の生きる糧だったり見つめ直すきっかけにしてもらって、自分の人生をより豊かに、価値を上げるアイテムとして手に取っていただけたらと思います」とコメントした。

『沈黙‐サイレンス‐』予告動画
映画『沈黙‐サイレンス‐』公式サイト