イ・ジュンギ主演「麗<レイ>」IUが迷い込んだ高麗王朝って?予告動画公開中

2017年08月29日11時00分ドラマ

「麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~」は、IU扮するがヒロインが現代から時空をこえて千年以上も前の時代に迷い込み、8人のイケメン皇子たちの運命とロマンスを展開する超大型ロマンチック時代劇!時代背景を知らなくても楽しめるが、知ればドラマが2倍楽しめる!今回は、ヒロインがワープした高麗時代についてご紹介しよう!ドラマ予告動画は公式サイトで公開中だ。

「麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~」は、アジア中で大ヒットした中国ドラマ「宮廷女官 若曦(じゃくぎ)」の原作小説「歩歩驚心」を、高麗時代を背景に、イ・ジュンギ主演で豪華絢爛なセットや衣装など壮大なスケールで描くロマンティック・フュージョン時代。

■高麗王朝の誕生(918~1392)
まず、朝鮮半島の【歴史年表】で、件の高麗時代が何処に位置するのか確認しよう。
高麗は、王建(ワンゴン)が地方豪族勢力を集結して918年に建国した。これを壮大なスケールで描いたのは「太祖王建」だ。
前王朝は、「善徳女王」の舞台となった新羅が、高句麗と百済を統合し三国統一(三韓統一)し、ほぼ半島を一国で統制した統一新羅時代。日本は平安~鎌倉時代、中国は宋~元。

■王建の夢
建国した王建が目指したのは政治の安定と、高麗王が高句麗の正当な継承者であることを鮮明にするために、失った高句麗の地を取り返すこと。
【韓半島の地図】に三国時代から現代の朝鮮半島までの地図があるので確認してみよう。
王建は、始祖・朱蒙が建国し、広開土太王が広げた広大な故地を取り戻して再び東北アジアの強者を目指したのだ。この二人の高麗王についてはドラマ「朱蒙」「太王四神記」「広開土太王」などで描かれている。

■平安のための婚姻政策
高麗初期は三国統一したにはしたが、依然として地方豪族勢力の力は強く、王建は彼らとの絆を強めるために、建国後も各地の豪族の娘と婚姻を繰り返して王権を安定させてきた。「麗<レイ>」では2人の夫人と8人の皇子が王位継承をめぐる闘争を繰り返したが、実際の王建には29人の夫人からなんと皇子だけでも25人もいたというから驚きだ。
一方で、王建は豪族たちとの和合を図るために豪族たちに王氏の姓を与えて家族関係を形成することもした。
「麗<レイ>」では、異母兄弟・姉妹や従兄妹同士での婚姻が当然のように描かれているが、実際の高麗では、一夫多妻制で近親婚が珍しくなかった。それどころか、一族の結束のためにむしろこれを推奨していたという歴史家もいるほど。詳しくは<麗><輝くか、狂うか>…今、高麗王朝が熱い!の「■従兄妹同士で結婚?」を参照。

■長男に固執した後継問題
王建とて、これだけの皇子がいるだけに後継問題には心を砕いていた。後百済が後継問題の末に滅びたのを見ているワンゴンは、王朝の存続を願って<守るべき10の掟(訓要十条)>遺しており、そのひとつで「長男が王位を継承すること」と定めていた。「麗<レイ>」でもワン・ゴンのセリフに登場するが、戦国の世を一緒に戦ってきた同志でもある長男・王武(ム、後の恵宗)への思い入れは格別だったはず。
「訓要十条」については、王建の三韓統一までを描いた「太祖王建」にも登場する。全文は「■豆知識:訓要十条って?」で詳しく紹介している。

麗■ヒロインが知らなかった骨肉の争い
「麗<レイ>」はこうした背景の中で繰り広げられる骨肉の争いを描いている。同じ時代を描いた作品に、「光宗大王-帝国の朝-」「輝くか、狂うか」などがあるが、そうした作品と「麗<レイ>」との違いは、徹底してロマンスに焦点を絞っているところ。
光宗は、多くの偉業を残し聖君と言われながらも後に暴君と言われた人物。他の作品ではその理由づけを「猜疑心」のひとことで片づけているが、「麗<レイ>」ではフィクションではあるが光宗の変化を実にうまく理由づけし、本格史劇を超える号泣必至の素晴らしい結末を描いている。
歴史の苦手なヒロインはなかなか特定できなかった第4代・光宗。この王について詳しく知りたい方は【「麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~」を2倍楽しむ】(2)の「イ・ジュンギが史上最強のツンデレ皇子を演じたワン・ソ高麗4代王・光宗って? 」で詳しく紹介しているので参考にされたい。

■ドラマの後の高麗
ドラマの後の高麗時代については、ネタバレになるのでここでは明かせないが、【「麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~」を2倍楽しむ】の(2)の「最終回考①~③」で詳しく解説している。最終回視聴後、または繰り返し視聴されている方はぜひチェックしてほしい。
ネタバレはいやだが気になる!という方には、【高麗王朝系図】があるので、これを参考に想像を膨らませてみよう。
また、【ドラマの年表:統一新羅~高麗時代 】で同じ時代を舞台にしたドラマがひと目で確認できるでの、そうした作品をあわせて視聴することで「麗<麗>」がもっと楽しめるはず。

【「麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~」を2倍楽しむ】では、各話の詳しいあらすじと見どころや、視聴に役立つ豆知識、実在した人物の紹介などをまとめているのでチェックしてみてほしい。

公式サイト

kandoratop【作品詳細】【「麗<レイ>を2倍楽しむ】



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