レベッカ17年ぶり新曲「恋に堕ちたら」、行定勲監督×南沙良主演のMV解禁!

2017年10月20日08時35分音楽

日本ロック史に名を残すREBECCAが28年ぶりに行った全国ツアー(全国5会場9公演)で披露されていた、実に17年ぶりの新曲「恋に堕ちたら」のミュージックビデオが完成、youtubeにて公開された。

このミュージックビデオは、長年のREBECCAファンを公言し、現在大ヒット公開中の映画「ナラタージュ」も手掛ける行定勲監督作品。
母娘が主人公の本作は、若かりし頃の母の思い出がREBECCAの音楽で過去が蘇り、そして現在が紡ぎだされていく見応え十分のストーリー仕立てとなっている。

rebeccaREBECCAの代表作、「フレンズ」のミュージックビデオを彷彿とさせるシーンもあり、学生時代にREBECCAのライブにも足を運んでいた行定監督ならではの遊び心あふれる演出も見どころの一つ。

rebecca今回娘と母の若かりし頃を演じたのは、現役のnicola(新潮社)専属モデルとしても活躍中で、映画『幼な子われらに生まれ』で女優デビューした人気急上昇中の南沙良。
あどけなさと大人びた側面が共存する彼女の演技には行定監督も太鼓判を押す大注目の女優だ。


新曲「恋に堕ちたら」は熱望するファンのご要望に応える形で11月1日にシングルとしてリリース、このシングルには新曲に加えて、全国ツアーの日本武道館公演のライブのセットリスト全曲を収録した3枚組CDでリリースというメモリアルなパッケージでのリリース。
また、今回公開されるMusic Videoは初回限定盤にのみDVDとして収録。

また今回のミュージックについてNOKKO、行定監督、南沙良さんのコメントが届いたので、全文をご紹介しよう。

■NOKKO(REBECCA)
行定監督、素敵なPVをありがとうございました。ストーリーもご自身で作ってくださったのですね。
シンプルで叙情的で、見逃してしまいそうな儚い日常を、こんな風に描くんだなぁ、すごいなぁ、と思いました。
私はこの詩を書いていたときに、駅メロと発車のタイミングを確かめたくて、いくつかの駅を見て歩いたのですが、景色が私の目線と一致しているところが多くてなんだか嬉しくなりました。

■行定勲監督
1987年の武道館ライブの観客席で拳を振り上げていた私がREBECCAのMVを撮ることになるなんて奇跡だ。私と子供の2つ世代に向けて作りました。

■南沙良
出演オファーを頂いた時は、本当に嬉しかったです。元々REBECCAさんのメロディーや美しい言葉、情熱的な歌い方が大好きだったので、少しだけ運命を感じてしまいました。撮影中はひたすら走るシーンがあったのですが、私はあまり体力に自信がない方なのでとても苦戦しました。ですが、皆さんに表情で色々な想いが伝わればいいなと思い、緊張はもちろんしていたのですが精一杯頑張りました。REBECCAさんの、世代を越えて楽しめる楽曲に乗せて、行定監督から伝えられた世界感を大切に演じることができたと思います。皆さん是非ご覧ください。

REBECCA「恋に堕ちたら」Music Video(Short Ver.)