ニューポルシェ911ターボがフランクフルトモーターショーでデビュー、その多彩なムービーを用意

2009年08月08日20時50分商品・CM
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ポルシェジャパンは、9月15日から開幕する「フランクフルトモーターショー」のプレスデーでワールドプレミアムとなるポルシェの新たなフラッグシップ、「ポルシェ911ターボカブリオレ」(左/右ハンドル、2230万円)、「ポルシェ911ターボ」(7速PDK左/右ハンドル、2051万円、6速マニュアル左ハンドル、1976万円)の受注を8日22日(土)から開始する。2009年11月のドイツを皮切りに、世界各地で順次販売される。
ニューポルシェ911ターボは、広範囲にわたる技術革新とさまざまなアップデート、デザインの徹底的な見直しを図っており、ハイパフォーマンススポーツカーに要求されるすべての機能が大幅に改善されているほか、燃費性能、パワーウエイトレシオ、最高速度、ドライビングダイナミクスもさらに向上。特に、燃費性能とダイナミックパフォーマンスでライバルをリードする。
第7世代となった同車は、最高出力500PS(368kW)を発生する新開発の3.8リッターエンジンを搭載。同エンジンは、35年におよぶ911ターボの歴史を通じて初めて全面的な改良を施されたもので、ダイレクト・フューエル・インジェクション(DFI)の採用に加えて、可変タービンジオメトリー(VTG)を特徴とするポルシェ独自のターボチャージャーをガソリンエンジンに搭載している点が特徴。
この新しい6気筒エンジンには、デュアルクラッチトランスミッションの7速ポルシェ・ドッペルクップルング(PDK)を組み合わせることができる。
また、PDK搭載モデルには、新たなオプションとしてこれまでのPDKステアリングホイールに加えてギアシフトパドル付きスリースポークステアリングホイールが設定される。ステアリングホイールに付随するパドルは、右のパドルがシフトアップ、左のパドルがシフトダウンの操作となる。
オプションのスポーツクロノパッケージ・ターボは、ギアシフトパドルとPDKステアリングホイールの両方に対応し、ローンチコントロールとスポーツ及びスポーツプラスモード用のディスプレイが装着される。2つのステアリングホイールによりディスプレスのデザインは異なる。
さらに、ドライビングダイナミクスの大幅な向上に加え、PTMを採用したフルタイム4WDシステムとポルシェ・スタビリティ・マネージメントシステム(PSM)も搭載。
リアアクスルの駆動力を可変配分するポルシェ・トルク・ベクタリング(PTV)が新たなオプション装備として加わっており、俊敏性を向上させるとともに精緻なステアリングを実現するため、ドライビングプレジャーをいちだんと高めることができる。
同車は、これらの最先端の技術を独自のスタイルと組み合わせたことにより、かつてないほどの優れた効率性とパフォーマンスを実現しており、静止状態から時速100kmに達するまでの時間は4秒以下で、時速200kmに到達するまでも12秒を切り、最高速度も310km/h以上をマークする。
それでいながら、CO2排出量が先代モデルよりも約18%少なく、CO2排出量の点でもセグメントをリードする存在となっている。また、EU5基準に基づく走行距離100kmあたりの燃料消費量もわずか11.4~11.7リッターを誇る。
さらに、同一セグメントに属するほとんどの競合モデルは、その燃料消費量の多さから米国では特別な税金が課せられるのに対し、同車は課税基準となる燃料消費量レベルを大幅に下回っている。
「The new 911 Turbo Efficiency demands performance.」では、多彩なムービーが用意されており、同車のパフォーマンス(エンジン、トランスミッション、シャシー)、パーソナリティ(デザイン、コンフォート)、レスポンシビリティ(セーフティ、エンバイロメント)、ヒストリー(1974、1977、1990、1995、2000、2006、2009)の各項目を詳細に見ることができる。

The new 911 Turbo Efficiency demands performance.