日本テレビ土曜ドラマ「もみ消して冬～わが家の問題なかったことに～」第2話、そっくりの犬を探せ!?院長の犬を逃がしてしまい大ピンチを迎える博文（小澤征悦）！その危機に楠木（千葉雄大）が大活躍で秀作（山田涼介）の地位が…!?第2話は1月20日（土）夜10時から放送、予告動画は公式サイトで公開中。

この冬、土曜の夜に、何も考えずに笑って笑って、そして最後は心がポッと温かくなるドラマが誕生した。
秀作くんの“エリートなのに残念”な様子がこれでもか、というほど描かれた第1話。
名家・北沢家において、末っ子である自分の立ち位置への不安。優秀過ぎる兄姉への劣等感。そして、好きな女性からも受け入れられない孤独感…。字面だけ慣れべれば何とも秀作くんが可愛そうなのだが、彼の前向き加減はすさまじい。視聴者が“可愛そう”と思う暇もなく物語は展開し、解決した、と言っていいのかわからない、まさに問題を“もみ消して”しまうのだ。

このストーリー展開、そしてテンポ感。さすがは「プロポーズ大作戦」や「世界一難しい恋」等のヒット作を生み出した脚本家・金子茂樹と「怪物くん」や「きょうは会社休みます」、「デカワンコ」シリーズ等を手掛け、テンポの良い演出に定評のある中島悟の最強タッグである。

また、主演の山田涼介のはっちゃけ具合も素晴らしい。もともと映画『暗殺教室』でアカデミー賞新人俳優賞を、映画『グラスホッパー』で日本映画批評家大賞を受賞するなど演技力にも定評のある山田。現在、演技派ジャニーズと言えば嵐・二宮和也やV6・岡田准一が思い出されるだろう。どちらもアカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。今は活躍の舞台を映画に置き、ジャニーズという枠組みを超え、日本の演技界になくてはならない存在になっている。

本作で山田が見せているのはそんな演技派の先輩二人が評価されるシリアスで、思わず引き込まれていくようなシリアスな映画の世界とは違った部門。笑って見られるテレビドラマ、完全な“コメディ”だ。
これまでのジャニーズでいえば、「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」以降、TOKIO・長瀬智也が独壇場としていた舞台と言えるだろう。
ドラマ「理想の息子」でもコメディアンとしての才能をちらりとのぞかせていた山田だが、このドラマでその芽がどこまで育つのか。その成長具合にも注目しながら楽しみたい。

■第2話　あらすじ
父親のふしだら写真流出の危機、という母親の死去以来の家族の危機を自身の活躍により何とか乗り越え、秀作(山田涼介)は北沢家の一員として少しだけ認められた気がしていた。
…と思う間もなく博文(小澤征悦)が血と泥にまみれて帰ってきた。なんと、勤め先の院長・浜野谷(柴俊夫)の愛犬ジョンを逃してしまい、探し回っていたという。ジョンがなつけば昇進できると、こっそり手なずけようとしたらしい。
ジョンがいなくなる直前に一緒にいたことが浜野谷院長にバレてしまい、72時間以内に見つけないとクビと宣告され、ピンチの博文は、そっくりな犬を探すという知晶(波瑠)の無謀な提案にのる。
賛成できない秀作を外して作戦は着々と進むのだが、自分が参加せずとも楠木(千葉雄大)が活躍。驚くべきスピードで知晶に頼られていくのを見た秀作は、北沢家での自分の立ち位置がより一層、脅かされる危機を感じて…。

土曜ドラマ「もみ消して冬～わが家の問題なかったことに～」第2話は1月20日（土）夜10時から放送、予告動画は公式サイトで公開中。出演は山田涼介（Hey! Say! JUMP）／波瑠／小澤征爾／中村梅雀ほか。番組公式Twitterアカウントは「＠momikesi_ntv」。

◇もみ消して冬～わが家の問題なかったことに～│公式サイト

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