朝ドラ【わろてんか】第24週 伊能(高橋一生)を襲う巨大な影…あらすじ・場面写真と予告動画

2018年03月11日11時00分ドラマ
©NHK

北村笑店、伊能商会にも軍の圧力が入り、風太(濱田岳)らは戦地・上海へ慰問団として派遣されるなど戦争の色が強く滲み始めた第23週のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「わろてんか」…3月12日からの第24週「見果てぬ夢」各話のあらすじを紹介。予告動画は番組公式サイトで公開中。当日昼12時からNHKオンデマンドで見逃し配信する。

【「わろてんか」関連記事】【各話のあらすじ】

第23週、隼也(成田凌)がてん(葵わかな)の若いころと同じように駆け落ちしてから数年。隼也は近況を知らせる手紙を風太(濱田岳)宛てに出し、風太はそれを白々しくてんの前で音読してふたりを繋いでいた。そんな折、楓(岡本玲)が以前勤めていた新聞社から、戦地に笑いの慰問団を派遣して欲しいとの依頼が北村笑店に舞い込む。てんやトキ(徳永えり)、楓は芸人達を思い戸惑うが、風太は北村笑店の宣伝になると乗り気。アサリ(前野朋哉)も、国が自分たち芸人を必要としていると喜び勇んで参加を申し出る。風太は慰問団のためキース(大野拓朗)を東京から呼び戻しキース・アサリを再結成させ、万丈目(藤井隆)と歌子(枝元萌)の夫婦漫才も復活させた。慰問団は「わろてんか隊」と名付けられ、上海へ向かった。

現地では世話役の阿久津少佐(八十田勇一)から「郷里を思い出させる事は全て禁止」と、普段の衣装で高座に上がることを禁じられ軍服で芸を披露していた。ある日、風太を訪ねてリリコ(広瀬アリス)がやってきた。四郎(松尾諭)が入団した楽団が戦況の為に解散となり、自身は食堂で働いていると近況を伝えた。風太はリリコと四郎を「わろてんか隊」へ合流させるが、リリコは阿久津少佐から衣装だけでなくネタの内容まで制約されることに強い疑問を感じる。

北村笑店でも、軍から道徳的な漫才を注文され楓が頭を抱えていた。また伊能商会も国策に沿う演芸や映画を制作するよう強く要請されていた。伊能(高橋一生)は自由に映画を作れなくなったと珍しくてんに弱音を吐いた。

風太の必死のマネジメントで「わろてんか隊」は無事成功裏に帰国し、再度戦地への「わろてんか隊」派遣依頼が来る。リリコは帰国したその足で、兵士から大阪の恋人にと預かっていた手紙を届けに行くが、既にその兵士が戦地で亡くなったことを知らされがく然とする。てんやトキは二度目の派遣には気乗りしなかったが、上海での慰問を経験した芸人たちは、次も行くと口々に宣言した。


■「わろてんか隊」団長として…濱田岳インタビュー
北村笑店の専務として、一家の大黒柱として命がけで働く風太を熱演中の濱田岳が語る、第23週での演技プランとは?
ドラマのツボ 濱田岳④(NHK番組サイト)

■わろてんか キャラクター川柳 募集&投稿作品
番組公式サイトでは「わろてんか」に登場するキャラクターを題材にした川柳を募集中。
募集は4月3日(火)まで。
「わろてんか」キャラクター川柳 投稿フォーム(NHK番組サイト)
「わろてんか」キャラクター川柳 投稿作品(NHK番組サイト)


【第24週(2018/3/12-2018/3/17)あらすじ
■第134話(月)
てん(葵わかな)は慰問団「わろてんか隊」の貢献により国から勲章を授与されることに。風太(濱田岳)たちは、「お笑い」が国のお墨付きをもらったと大喜び。伊能(高橋一生)の会社では制作中の映画が次々と検閲に引っかかり、キース(大野拓朗)が主演した作品は公開直前に大幅な修正を要求される。恋愛映画を下劣だと見なす国の考え方に賛同できない伊能は、修正を拒否して上映中止を選ぶ。

■第135話(火)
伊能(高橋一生)が社長を辞任して伊能商会を去ったことを知り、何も聞かされていなかったてん(葵わかな)は大きなショックを受ける。何としても映画制作を続けたい伊能は東京へ行って新しいパートナーを探すが見つからず、落胆して戻って来た。北村笑店で映画を作ろうと考えたてんと風太(濱田岳)は、映画部設立に力を貸して欲しいと伊能を誘うが断られる。てんは伊能に映画への情熱を取り戻してほしいと訴える。

■第136話(水)
てん(葵わかな)と風太(濱田岳)から映画制作を手伝って欲しいと誘われた伊能(高橋一生)は、失意の底から立ち上がり北村笑店入りを決意する。早速開かれた企画会議では、てんや楓(岡本玲)の意見で恋愛喜劇映画を作ることに決定するが、厳しくなる映画の検閲をどうやってかいくぐるかで皆頭を悩ませる。忠義や孝行がもてはやされるご時勢に、てんは堂々と恋愛映画を作ることができるあるネタを思いつく。

■第137話(木)
てん(葵わかな)の発案で「忠臣蔵」原案の恋愛映画を制作することになった。楓(岡本玲)が台本の執筆を買って出ると、リリコ(広瀬アリス)たち芸人は少しでも目立つ役をもらおうとアピールを始める。てんと伊能(高橋一生)は男女の愛情を細やかに描きたいと、検閲の目をかいくぐる方法を必死に模索する。やっと映画制作が軌道に乗り始めた頃、以前伊能の下で働いていた映画スタッフたちが大挙して乗り込んできて…

■第138話(金)
てん(葵わかな)と風太(濱田岳)は内務省に呼び出され、映画台本の検閲結果を伝えられる。テーマの恋愛を忠義や孝行の話で巧妙にごまかした台本は、無事検閲を通過し二人とも安堵する。だが後日、検閲保留という連絡を受けたてんは納得がいかず、単身内務省に乗り込む。そこで検閲官(伊藤正之)から恋愛に関する描写が問題だと指摘を受けるが、じつは検閲保留になった最大の理由は伊能(高橋一生)の存在だった。

■第139話(土)
てん(葵わかな)は映画台本が検閲保留になったのは、伊能(高橋一生)が関わっているからだと知るが、そのことを隠したまま楓(岡本玲)に台本の修正を頼む。伊能は自分が北村笑店にいる限り、台本が検閲に通らないのではないかと危惧する。そんな中、てんや北村笑店に対する批判記事が新聞に掲載され、世間の風当たりが急に強くなる。何か得体の知れない大きな力が動いていることを確信した伊能は、ある決断をする。

NHK連続テレビ小説「わろてんか」はNHK総合にて月~土曜8:00~8:15、再放送は12:45~13:00。BSプレミアム7:30~7:45、23:30~23:45、土曜9:30~11:00は1週間分放送。NHKオンデマンドで当日昼12時から見逃し配信される。
出演は葵わかな,高橋一生,濱田岳,広瀬アリス,徳永えり,大野拓朗,前野朋哉,岡本玲,成田凌,水上京香,松尾諭,藤井隆,内場勝則,松坂桃李ほか。
主題歌は松たか子の「明日はどこから」。

NHK連続テレビ小説「わろてんか」番組公式サイト
NHKオンデマンド「わろてんか」配信ページ
NHK_PR「わろてんか」関連動画・記事

【2018冬ドラマ】【「わろてんか」関連記事】【各話のあらすじ】

【2017年秋ドラマ一覧】【NHK朝ドラ 一覧】