【地上波初】TBS 2夜連続放送!佐藤浩市主演『64―ロクヨンー』(前後編)究極の警察映画あらすじと予告動画

2018年03月17日12時00分映画

第40回日本アカデミー賞で佐藤浩市に最優秀主演男優賞もたらした映画『64―ロクヨンー』が18日、19日両日深夜にて前後編一挙放送!昭和に残された未解決事件の全貌が明らかに!?TBS 18日(日)25:55より前編、19日(月)26:06より後編を放送!予告動画はYouTubeで配信。

2016年劇場公開された映画『64―ロクヨンー』は、前後編合わせて約4時間に及ぶ超大作。主演の佐藤浩市をはじめ出演者陣を見るだけで、錚々たる顔ぶれが揃っている。

この映画が公開された2016年は、邦画の当たり年で『シン・ゴジラ』、『君の名は。』の2作が公開されている。そんな中『64―ロクヨンー』は前編19.4億円、後編17.4億円という興行収入をたたき出し、両作ともに大ヒットとなった。

原作小説も上下2冊と長編なのだが、映画も同じく長編でやたらと登場人物が多い。警察関係者、マスコミ関係者、被害者遺族などなど。それにより主役級の俳優が一同に揃ったというわけだ。キャスティングを見るだけでも、かなり見応えがあると期待も高まる作品である。

原作は大人気ミステリー作家・横山秀夫作『64―ロクヨンー』(上下、文春文庫)。同作は2013年「このミステリーがすごい!」年間1位を獲得、「週刊文春ミステリーベスト10」(2012)でも1位を獲得。第10回本屋大賞では2位。2015年現在累計82万部を突破する大ベストセラー小説となった。NHK2015年4月クールではピエール瀧主演でドラマ化もされ、好評を博した。

映画は興行成績的にも大ヒット、本作で佐藤浩市は第40回日本アカデミー賞最優秀男優賞を受賞。大きな話題になった作品だが、地上波初放送にもかかわらず、前後編ともにど深夜枠というのは非常に残念である。

2日間、リアルタイムで見るのは難しい。だからといって見逃すのも惜しい作品なので、ぜひ録画してじっくりご覧いただきたい。特筆すべきは、原作小説とは異なるラストが描かれている点。小説版を読んだ方ももう1つのラストに期待していただきたい。

【64―ロクヨンー】(前後編)(2016)
監督・脚本:瀬々敬久
脚本:久松真一
原作:横山秀夫『64―ロクヨンー』(文春文庫)
主題歌:小田和正「風は止んだ」
出演:佐藤浩市/綾野剛/榮倉奈々/夏川結衣/緒形直人/窪田正孝/坂口健太郎/筒井道隆/鶴田真由/赤井英和/菅田俊/烏丸せつこ/小澤征爾/芳根京子/菅原大吉/柄本佑/椎名桔平/滝藤賢一/仲村トオル/吉岡秀隆/瑛太/永瀬正敏/三浦友和ほか。
『64―ロクヨンー』のDVD&Blu-rayは好評発売中。

■あらすじ
わずか7日間で幕を閉じた「昭和64年」。その間にD県警管内で7歳の少女・雨宮翔子が誘拐され、遺体となって発見された。当時、三上義信(佐藤浩市)は同事件の捜査に加わっていた。犯人から2,000万円の身代金を要求され、父親(永瀬正敏)が指定された場所へ車で運んだ。

現金受け渡しの際に逮捕すべく、警察は捜査を進めていたが犯人のほうが一枚上手。まんまと身代金を奪われ、そのまま事件は未解決のままとなってしまった。その後この事件は通称「ロクヨン」と呼ばれるようになった。

それから14年後、三上は警務部へ異動となり広報官を命じられる。そんな中、時効間近になった「ロクヨン」について、警察庁長官が事件を視察することになり、広報官の三上は被害者遺族宅へ行き、長官の慰問許可を得ようと話をしに行くのだが、雨宮(永瀬正敏)はそれを拒否した。

14年経ったとはいえ、現在も捜査は続いている。本来なら刑事部と雨宮は密に連絡を取っていなければならないのに、両者の関係は断絶していた。そして三上の同期で人事を扱う警務部調査官の二渡(仲村トオル)が「ロクヨン」について調べて回っていることが判明。なぜ、調査官が「ロクヨン」を!?

TBS 3月18日(日)深夜25時55分より『64―ロクヨンー』(前編)、19日(月)深夜26時06分より(後編)を放送。原作は横山秀夫作『64―ロクヨンー』(上下・文春文庫)。

出演:佐藤浩市/綾野剛/榮倉奈々/夏川結衣/緒形直人/窪田正孝/坂口健太郎/柄本佑/椎名桔平/滝藤賢一/奥田瑛二/仲村トオル/吉岡秀隆/瑛太/永瀬正敏/三浦友和ほか。

TBS 3月18日放送『64―ロクヨンー』(前編)番組公式サイト
TBS 3月19日放送『64―ロクヨンー』(後編)番組公式サイト
映画『64―ロクヨンー』(前後編)予告動画(YouTube)