朝ドラ【わろてんか】第25週 さらば北村笑店?風鳥亭立ち退きに隼也(成田凌)に召集令状…あらすじ・場面写真と予告動画

2018年03月18日09時30分ドラマ
©NHK

戦時下という時代背景ながら、映画「お笑い忠臣蔵」の脚本制作シーンなどで明るい笑いを見せてくれた第24週のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「わろてんか」…3月19日からの第25週「さらば北村笑店」各話のあらすじを紹介、予告動画は番組公式サイトで公開中。当日昼12時からNHKオンデマンドで見逃し配信する。

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第24週、伊能(高橋一生)が社長を解任されたと知りてん(葵わかな)は伊能商会へ駆けつける。
制作した映画が全て反体制とみなされ上映中止となり、責任を追及されたのだった。
そんな伊能を、てんと風太(濱田岳)は北村笑店で一緒に映画を作らないかと誘う。伊能は悩んだ末、北村映画部に顧問として参加することに。
ますます締め付けが厳しくなる中、どう検閲をかいくぐるかが映画を上映にこぎつけるポイントとなっていた。てんは「忠臣蔵」をモチーフにすることで忠義を大義とした映画にし、気付かれないほど細かな描写で恋心を滲ませることを提案する。
その頃、慰問団「わろてんか隊」の貢献により国から勲章を授与されたことで、てんは女社長として注目を浴びる身となっていたが、同時に自身のゴシップ記事を目にして動揺する。そんなてんの心情をよそに、風太は売りに出される通天閣を北村笑店で買おうと提案。これ以上目立つことはしたくないてんは通天閣購入に二の足を踏んでいた。そんな時、てんは伊能を揶揄する新聞記事を見つける。当の伊能は「好きなように言わせておけばいい」と笑い、今自分が好きな仕事をしていることに幸せを感じていると満足げに語った。そんな伊能を見て、てんは心を動かされた。
いよいよ「お笑い忠臣蔵」の脚本が完成し、てんと風太は内務省へ出向いた。幸い、細やかな恋心や家族愛を描写した部分は指摘を受けることなく検閲官の目をかいくぐることに成功。ところが翌日、電話で内務省から通達を受ける。脚本の許可が保留となったのだ。同じ日、映画会社“新世紀キネマ”の男が伊能に接触し「あなたが制作する映画が上映されることはない」と告げ立ち去る。その様子を見ていたてんは一念発起し再び内務省へ出向く。てんは検閲官に娯楽の必要性を正攻法で訴えかけた。検閲官は「私は好きだ」と脚本を読んで笑ったが、検閲保留となった理由は明かさなかった。てんは急に検閲保留となったのは伊能が映画制作に関わっている為と勘付いていたが、その事は伏せたまま、修正指示された28か所を全て書き換えるよう楓に頼んだ。
数日後、「女太閤・北村てん 通天閣買収で売名」と、てんや北村笑店に対する批判記事が新聞に掲載され、世間の風当たりが強くなってきた。風鳥亭へも国防婦人会が大挙しておしかけ騒動となる始末。さらに寄席も拍手がまばらとなり、すべては自分が原因だと確信した伊能は誰もいない風鳥亭の事務所に現れ、静かに辞表を置いた。

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【第25週(2018/3/19-2018/3/24)あらすじ
■第140話(月)
伊能(高橋一生)は自分が北村にいる限り映画台本が検閲に通ることはないと考え、北村を辞めアメリカに行くことを決めた。風太(濱田岳)は伊能が辞表を置いて、人知れず北村笑店を去ろうとしていたことを知り驚く。伊能を探して事務所まで来たてん(葵わかな)とトキ(徳永えり)は、アメリカ行きを考え直すよう伊能を説得する。てんは映画や娯楽への熱い思いを語る伊能を見て、あることを提案する。

■第141話(火)
てん(葵わかな)の計らいで、伊能(高橋一生)は北村の社員として渡米することとなった。風太(濱田岳)は別れを惜しんで伊能と酒を酌み交わし、てんは伊能と踊り、束の間の楽しい時間を過ごした。大陸での戦火が拡大し、洋風の芸名を変えるよう通達があり、リリコ(広瀬アリス)やキース(大野拓朗)がやり玉にあがる。太平洋戦争が始まり、暗い世相を笑い飛ばそうと漫才を書き続けていた万丈目(藤井隆)が突然倒れる。

■第142話(水)
戦局が悪化し配給もままならない中、てん(葵わかな)たちは寄席の営業を続けていた。だが、空襲の被害拡大を防ぐ建物疎開のため、南地風鳥亭取り壊しの通達を受け、てんも風太(濱田岳)もショックを受ける。てんは取り壊し撤回のため方々を走り回るが万策尽き、やむなく南地風鳥亭を立ち退くことにした。リリコ(広瀬アリス)やキース(大野拓朗)など芸人たちも総出で、思い出の詰まった寄席の引っ越し作業を始める。

■第143話(木)
隼也(成田凌)に召集令状が届き、てん(葵わかな)は大きな衝撃を受ける。隼也の入隊前に、二人が少しでも話せる時間を作ってやろうと、風太(濱田岳)は隼也を連れ戻しに川崎へ向かった。一人大阪に帰って来た隼也と顔を合わせたてんは、気まずさが解けないまま、久しぶりに親子二人で出征祝いの夕食を囲んだ。隼也は自分が留守の間、つばき(水上京香)と息子・藤一郎(南岐左)の面倒を見て欲しいとてんに頼む。

■第144話(金)
てん(葵わかな)は孫の藤一郎(南岐左)との初対面が叶い感激するが、皆の手前、平静を装う。隼也(成田凌)一家を迎えて久しぶりに賑やかになった北村家で、てんはつばき(水上京香)と一緒に料理の腕を振るった。その夜隼也は家を捨てつばきと駆け落ちしたことを謝り許しを乞うが、てんは自分も同じことを親にした身だと笑って返した。そして隼也が無事戦地から帰ってくるまで、つばきたちを守ると約束した。

■第145話(土)
大阪も頻繁に空襲を受けるようになり、風太(濱田岳)はてん(葵わかな)やトキ(徳永えり)たちを疎開させようと考える。てんは寄席を続けることにこだわり反対するが、芸人やその家族の安全を考え、ついに北村笑店解散を決意した。リリコ(広瀬アリス)はてんの疎開準備を手伝いながらこれまでの人生を振り返り、心からの感謝をてんに伝える。
キース(大野拓朗)の発案で、てん達は北村笑店らしく“笑いの訣別式”をすることにした。

NHK連続テレビ小説「わろてんか」はNHK総合にて月~土曜8:00~8:15、再放送は12:45~13:00。BSプレミアム7:30~7:45、23:30~23:45、土曜9:30~11:00は1週間分放送。NHKオンデマンドで当日昼12時から見逃し配信される。
出演は葵わかな,高橋一生,濱田岳,広瀬アリス,徳永えり,大野拓朗,前野朋哉,岡本玲,成田凌,水上京香,松尾諭,枝元萌,藤井隆,内場勝則ほか。
主題歌は松たか子の「明日はどこから」。

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