高校野球、花巻東が死闘を制す。日本文理の猛打爆発!配信中-朝日放送

2009年08月21日19時18分スポーツ
視聴サイトへ

「第91回全国高校野球選手権大会」は第12日目をむかえて準々決勝、明豊(大分)対花巻東(岩手)、日本文理(新潟)対立正大淞南(島根)の2試合が行われた。

第一試合、明豊対花巻東では、昨日完投勝利を飾った花巻東のエース菊池が連投で先発。菊池は丁寧なピッチングで明豊打線を打ちとっていき、4回までパーフェクトピッチング。打線もそれにこたえ、明豊から2回に1点、4回には3点を奪い、序盤4-0と花巻東がリードする。しかし5回、菊池にアクシデントが発生。初ヒットからチャンスを作られ、無死一三塁から明豊の河野の犠牲フライで1点を返されると、背中に違和感を訴えて降板、マウンドを猿川に譲る。猿川は5回こそ後続を抑えたが、6回に2失点を奪われて明豊が1点差まで追い上げる。すると8回裏、明豊は3番今村が2ベースで出塁しチャンスを作ると、一死一二塁で河野、さらに続く一死一三塁で木森が連続タイムリーを放って一挙3点。4-6と試合をひっくり返した。だが、土壇場で花巻東も粘りを見せ、9回表に無死二三塁から横倉が同点タイムリー。試合は延長戦に突入した。そして10回表、花巻東は二死二塁から河村が決勝のタイムリーヒット。主将の一打で試合を決めた花巻東が7-6で勝利して岩手県勢90年ぶりの4強進出を果たした。

第二試合では終盤に日本文理打線が爆発。3-2とリードされた6回裏にタイムリーと相手のエラーで3点を奪って5-3と逆転に成功すると、7回にも1点、8回には高橋義の2ランホームランなどで大量5点を獲得し、終わってみれば19安打11得点の猛攻で11-3と立正大淞南に快勝。2試合連続の二桁得点で新潟県勢初の4強を決めた。

朝日放送の「第91回全国高校野球選手権大会」特設サイトでは、ダイジェスト動画と試合後のインタビューを配信中。明日は準々決勝残り2試合が行われる。

ABC「第91回全国高校野球選手権大会」ダイジェスト