BS12韓国ドラマ「大祚榮(テジョヨン)」第86-90話:機は熟した!テ・ジョヨン軍総攻撃!あらすじと予告動画

2018年04月13日17時55分ドラマ
(C)KBS

機が熟したその時、テ・ジョヨン軍が弓を射て、総攻撃をかける!BS12にて放送中「大祚榮(テジョヨン)」4月16日(月)からの第86話~90話のあらすじをご紹介、韓国KBS番組サイトで予告動画が視聴できる。

【「大祚榮(テジョヨン)」を2倍楽しむ】では、ドラマの背景やキャストの魅力、各話のあらすじをまとめて紹介しているので参考にされたい。

■キャスト
▼高句麗
テ・ジョヨン役:チェ・スジョン
スギョン役:ホン・スヒョン
テ・ジュンサン役:イム・ヒョク
▼契丹族
イヘゴ役:チョン・ボソク
ソリンギ役:イ・ドックァ
チョリン役:パク・イェジン

■第86話
投降兵に偽装したコムが営州の城門を守っていた唐の兵を刺し殺し檄を飛ばすと、契丹族の古歌の笛の音とチョリンの呼びかけで里心がついていた投降兵たちは、唐の兵に向かって行った。機が熟したその時、テ・ジョヨン軍が弓を射て、総攻撃をかけた。テ・ジョヨン軍は簡単に入城し、入牢させられていた契丹族部族長イジンチュンたちを解放して、唐の監督官チョムネを捕らえた。その頃、唐の西北から急行していたイヘゴは営州に近づいていて、そのことを知った。部族長はテ・ジョヨンとコムの「高句麗流民をテ・ジョヨン側に返す」約束を守り、国力が落ちることを覚悟の上で流民の返還を快諾した。テ・ジョヨンは、営州城内での戦乱を避けるため唐のイムン将軍を逃がし、営州城内にいたソリンギの願いもあってチョムネを唐に連れて帰ることを了承した。一方、唐の則天皇帝はテ・ジョヨンが契丹と手を結んだこと、さらにイヘゴが5万人の大軍を連れて契丹に戻っていることを知って問題の大きさを初めて認識した。そのイヘゴの大軍が営州に到着した。イヘゴは軍師シン・ホンの野心でもある建国への思いを抱き始めていた。契丹族部族長とテ・ジョヨン側、ソリンギの会議の席上に現れたイヘゴは包みを部族長に手渡した。中味は唐の監督官チョムネの生首であった。そして、高句麗流民は渡さないとテ・ジョヨンに言い放った。目をむきイヘゴを睨むテ・ジョヨン…。

■第87話
チョムネの首を取ったということは、唐に宣戦布告したも同じだと、ソリンギがイヘゴに言う。ソリンギが禍根になると判断したシン・ホンはソリンギを抹殺しようとするが、見破られてチョムネの首は唐の則天皇帝に渡った。則天皇帝は隠遁していたソリンギを探し出し、契丹討伐を命じる。テ・ジョヨンとイヘゴを敵に回して勝てるのはソリンギだけであった。696年、契丹はイジュンチュンを無上可汗すなわち皇帝として国を宣布した。高句麗流民は返さないと言われたテ・ジョヨンは、流民を返してもらう方法を模索していた。シン・ホンは皇帝即位の祝いにも現れないテ・ジョヨンに部族長の気を引こうという作為を感じていた。程なくして、唐から建国したばかりの契丹国に使者が来た。則天皇帝は2人に新たに名を送った。ジンチュンにはジンミョル(儘滅)、義弟にはソン・マンチャム(孫萬斬)。それぞれ必ず滅ぼす、子孫代々斬首するという意味であった。これは取りも直さず、唐の契丹に対する宣戦布告であった。新皇帝の無上可汗イジンチュンはすぐに高句麗流民の村に向かい、テ・ジョヨンに会い、流民を返す代わりに助けを求めるのだった。

■第88話
契丹国皇帝イジンチュンに高句麗流民を返す代わりに、唐との戦いに加勢を求められたテ・ジョヨン。テ・ジョヨンは皇帝の期待を絶対裏切らないと答える。そこへイヘゴが率いる契丹軍が高句麗流民の村に着いたことを伝令が告げた。表ではイヘゴたちとコルサビウ、フクスドルたちが一触即発の状態だった。そこへ皇帝イジンチュンが現れ、事なきを得た。テ・ジョヨンの父テ・ジュンサンが流民の一部を連れて帰り、テ・ジョヨン軍と契丹軍が唐と戦うことになった。唐はソリンギを大総管に立て、20万人の大軍を送り込み、臨楡関に司令部を置いた。契丹軍はイヘゴを総司令、シン・ホンを軍師とし、テ・ジョヨン軍は解体して各隊に配属される形をとった。テ・ジョヨン、ミモサの案でテ・ジョヨンの配下は各自三足烏の高句麗旗を持ち、各隊で先鋒を務めさせることにした。テ・ジョヨンは全員に、先鋒で必ず敵将を倒し、持っている三足烏の旗を立てるように告げた。唐の第一軍はイムンが率いていた。それにテ・ジョヨンが先鋒として向かい討つことになった。テ・ジョヨンの監視のために、シン・ホンは前線にコムを送り込んだ。コムは高句麗の三足烏旗の形や見た目が気に入って、その旗をくださいとテ・ジョヨンに申し込んだ。そんなコムを怪訝そうに見るテ・ジョヨンだった。

■第89話
早馬が臨楡関の唐の陣営に入った。司令部のソリンギは敵陣にテ・ジョヨンの姿がないことが気になっていた。テ・ジョヨンの行方が分からないままソリンギは総攻撃の指令を出した。イヘゴの軍師シン・ホンは唐の総攻撃の前夜、奇襲をかけるよう指示を出し戦闘は開始された。奇襲は成功し、各戦地で先鋒を務めたテ・ジョヨン軍の精鋭は戦功を上げていった。まさにテ・ジョヨンの狙い通りであった。そして、唐のイムン、契丹国のイヘゴ両主力軍が激突した。イヘゴ軍は数で圧倒するイムン軍に追い詰められていたが、イムンの本陣から火の手が上がった。テ・ジョヨン自ら率いた軍が敵の本陣の食糧庫を焼き払ったのだ。一気に形勢が逆転、契丹国が初戦に勝利した。テ・ジョヨンは城外のイムンが陣を張っていた場所に留まった。勝利を喜んだ契丹国皇帝イジンチュンは、将来に渡るテ・ジョヨンの協力を要請し、テ・ジョヨンの高句麗建国には力を貸すことを約束した。そんな中、一人の青年がテ・ジョヨン陣営を訪れた。テ・ジョヨンとスギョンの間に生まれた長男ダンである。再会を喜ぶ間もなく、敵将ソリンギから使者が来た。唐の味方になって営州城を落とせば、営州の高句麗流民だけでなく唐の流民もテ・ジョヨンに返すというものだった。契丹国を無視したやり方と使者の態度に激怒した契丹国の王子コムはソリンギの使者を切り捨てた。「契丹国を裏切りますな」とコムはテ・ジョヨンに向かって叫んだ。

■第90話
ソリンギの使者を斬り捨てたコムにテ・ジョヨンは、「自分は契丹を裏切ろうと思ったことは一度もない」と言い、コムを営州城に帰した。契丹国では、テ・ジョヨンが心変わりするのではないかとの疑念が渦を巻いた。しかし、この使者派遣がソリンギのテ・ジョヨンと契丹国を仲たがいさせる策であることを見抜いていた人物がいた。イへゴと唐の則天皇帝である。イへゴはより結束を強くすることを決意し、則天皇帝はソリンギ下ろしを考える臣下を諌めるのであった。そして、契丹国では次の戦闘が始まろうとしていた。数に劣る契丹軍のため、テ・ジョヨンは本拠地・東牟山に3万の援軍を要請した。一方、前線に立ったソリンギは、強力なテ・ジョヨン、イへゴ連合軍を打ち破る作戦を考えあぐねていた。数に勝る唐軍だが2人を分断しなくては勝ち目がない。出陣前夜、ソリンギは側近のホンペに木の枝を大量に集めさせた。翌朝、契丹陣営に唐の数万の軍が営州城の北へ向かっていると情報が入った。虚を突かれた契丹軍は、テ・ジョヨンが2万の兵を率いて、それを追撃した。残ったイへゴ軍に唐の大軍が襲いかかり、たちまち契丹軍は壊滅し、総司令イへゴは生け捕りにされた。営州城の北へ向かった唐軍の正体は、ソリンギの指示でイムンが数百騎の馬の尾に木の枝を縛り砂塵を舞い上げ大軍に見せたものだった。

BS12「大祚榮(テジョヨン)」番組公式サイト
 2017.12.14スタート 月~金17:00~18:00
韓国KBS番組公式サイト

kandoratop 【作品詳細】【「大祚榮(テジョヨン)」を2倍楽しむ】