「西郷どん」第16話 井伊直弼(佐野史郎)による「安政の大獄」で吉之助(鈴木亮平)に危機迫る!予告と15話ネタバレ

2018年04月28日10時30分ドラマ
©NHK

斉彬(渡辺謙)の突然の死(しかもナレ死)…吉之助(鈴木亮平)は歯を食いしばって月照(尾上菊之助)とともに斉彬の意志を継ぎ水戸藩を動かそうとするが、井伊直弼(佐野史郎)による「安政の大獄」が始まる!NHK大河ドラマ「西郷どん」第16話は29日(日)夜8時より放送!予告動画は番組公式サイトで公開。

※各話の予告とネタバレあらすじは、ドラマ視聴に役立つ豆知識と一緒に【「西郷どん」を2倍楽しむ】でまとめて紹介している。

通常放送を中止し、特番までやって渡辺謙扮する島津斉彬をヒューチャーしたNHK。その斉彬の最後があまりにもあっけなさすぎて、多くの視聴者が愕然としただろう。

もちろん、斉彬が上洛前に死んでしまうことは史実を知る者なら誰でも知っていること。とはいえ、主役の鈴木亮平を取って食ううほどの存在感を放ち、主役級な扱いをした斉彬である。劇中、斉彬はどのような遺言を残し、この世を去るのか、多くの視聴者が期待していたはずだ。

ところが、フタを開けてみたらびっくり!あっさり「ナレ死(ナレーションで死を告げる)」で終わってしまったのだ。このナレ死はSNSでも話題になるほど。そんな斉彬ロスを救うべく、NHKは異例の対策を取った。

通常、大河ドラマの再放送は毎週土曜日午後1時05分からなのだが、第15話「殿の死」回は、26日の深夜枠「NET BUZZ」で放送された。異例づくしの斉彬、年末の「西郷どん」総集編でも特別扱いされるのは、間違いない。

■前回(第15話)ネタバレあらすじ
篤姫(北川景子)と仲むつまじく暮らしていた家定(又吉直樹)が病に倒れた。当時家定は脚気を患っており、それが悪化したものと思われる。病床の家定は家臣に筆と紙を用意させる。

井伊直弼(佐野史郎)は家定が遺書を書くとばかり思っていたが、家定は以前篤姫のために描いた柿の絵を描き、これを篤姫に渡してほしいと井伊に託す。家定の「頼んだぞ!」という言葉を、井伊は次期将軍の件を自分に任されたと周囲にふれ、あれよあれよという間に大老の職、つまり幕府内最高権力者となった。

そして一カ月後、篤姫のもとにその絵が届けられた時はすでに家定はこの世を去っていた。

吉之助は急ぎ薩摩へ。その道中、左内(風間俊介)とともに京の近衛忠煕(国広富之)のもとへ寄ったあかつきに、次期将軍が慶福になることが決まったことを知る。左内は江戸へ、吉之助は薩摩へ向かった。

急ぎ薩摩に戻った吉之助だったが、既に斉彬はすべてを知っていた。これまでの画策がすべて水の泡と化したことを吉之助に言い、「庭番」の役を解いた。

実家に戻った吉之助は放心状態。心配する正助(瑛太)は「どんなことでも諦めないのが吉之助だ」と励ます。そして吉之助はある案を斉彬に提示。井伊直弼に異を唱えることを伝えるために軍を引いて上洛すべきと提案。その案を大いに気に入った斉彬はさっそく準備にとりかかる。

斉彬はさっそく吉之助を京に戻らせる。そして道中、さまざまな藩に話をもちかけ、斉彬に同意する者たちを引き連れ京に向かうよう指示した。

その矢先、斉彬は病に倒れそのまま亡くなってしまった。

■第16話「斉彬の遺言」あらすじ
安政5年7月16日、上洛を目前にして斉彬(渡辺謙)が急逝。あまりの突然のことだった。残された吉之助らは斉彬の意志を継ぎ、月照(尾上菊之助)らととともに、近衛家を通じ朝廷を動かそうとしていた。しかしそれを察知した井伊直弼(佐野史郎)は、幕府に刃向かう者どものを粛清しはじめる。橋本左内(風間俊介)、そして吉之助にもその追ってが迫るのだが…。

NHK 4月29日(日)【総合】よる8時より【BSプレミアム】よる6時より「西郷どん」が第16話を放送。再放送は毎週土曜日午後1時05分よりNHK総合にて放送。

原作:林真理子。出演:鈴木亮平/瑛太/北川景子/高梨臨/風間俊介/尾上菊之助/松田翔太/佐野史郎ほか。

番組公式Twitterアカウントは「@nhk_segodon」。番組公式Instagramアカウントは「nhk_segodon」。第16話予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

NHK 大河ドラマ「西郷どん」番組公式サイト

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