秋風ロス は ソケットの君(間宮祥太朗)で…「半分、青い。」第15週:すがりたい!あらすじと見どころ、予告動画

2018年07月07日18時48分ドラマ
©NHK

秋風(豊川悦司)の元を去った鈴愛(永野芽郁)は100円ショップ大納言で働くことに…店長・田辺(嶋田久作)とゆるく店を切り盛りするが、そこにソケットの君・涼次(間宮祥太朗)が短期バイトにやって来たことで、鈴愛の新しい人生が開始早々大波乱?NHKで放送中の連続テレビ小説(朝ドラ)「半分、青い。」第15週(7月9日~14日)「すがりたい!」のあらすじと見どころをご紹介、予告動画は番組公式サイトで公開中。

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14週もまた神回だった!こう神回が続くともはや今後はすべて神回?これまで神風宣言してくれていた脚本家(北川悦吏子)自身もそう思ったのか、神回宣言しないと宣言!とにかく今後は1話たりとも見逃せない。

ネームなしで漫画を描くようにと秋風から言われた鈴愛。裕子(清野菜名)たちも手伝ってくれたが肝心のアイデアが思いつかない。そんなとき律(佐藤健)から「結婚した」の電話。夏虫色(薄緑色)の電車で通勤するという律の言葉に“夏虫駅”を思い出した鈴愛は、「もう律は自分のマグマ大使ではない」と思い知った。結局締め切りにも間に合わず編集者に土下座謝罪。ピンチを救ってくれたのは今度も秋風だった。鈴愛の原案で代替用の原稿を仕上げてくれていたのだ。

『月が屋根に隠れる』
原案 楡野スズメ
作画 秋風羽織

憧れの秋風と自分の名前が並んだ作品を見たとき鈴愛は自分の限界を思い知った。
この作品は好評を得た。鈴愛は『いつか君に会える』を仕上げ、電話で祖父仙吉(中村雅俊)にだけ漫画を辞めたいと話した。

そしてこれが自分の才能のすべてだと秋風に原稿を渡した。「悪くない」という鈴愛を気遣う秋風の言葉で決心がついた。「私には翼がない。これ以上先生の邪魔をする気はない」という鈴愛に、「ボクテや裕子や鈴愛は私の人生を豊かにした」と秋風。恩師もまた弟子たちに多くのことを学んだ。しかし「漫画を描いて楽しいのは才能のある人だ。曇りの日が増える。私は自分の人生を晴らしたい。私は私の人生を生きる」という鈴愛の言葉に秋風は、秋風塾の期待を一人で担おうとした鈴愛を手放すことにした。

こうして鈴愛は9年間に及ぶ“秋風超えの漫画家”の夢の幕を下ろした。最後の塾生の巣立ちを見送る代わりに、秋風はこの世にたった3人の弟子たちに漫画を忘れないで欲しいと、彼らの思い出の作品の生原稿をプレゼント。そして壁に巣立つ3羽の鳥を描き、涙を描き加えた。

1999年秋、裕子とボクテの助けを借りて28歳の鈴愛はひとり暮らしをはじめた。職探しもうまくいかず辿りついたのは100円ショップ大納言、時給750円のバイト暮らし。

14週も危機管理まで完璧だった秋風の大人の対応に感動仕切り。視聴者の律ロスに続いて秋風ロスが心配だが、鈴愛の心配は実家にあった。さすが母親…鈴愛が漫画家を辞めたのではないかと疑っていた。そこで次週15週は調査隊として弟の草太を鈴愛のところへよこす。さすがの鈴愛も次週は母に正直に報告するのかと思いきや、どうやら15週はそれよりもっと大きな重大発表をするようだ。
これにはソケットを買いに来たイケメンで短期バイトをすることになった涼次(間宮祥太朗)も関係している。鈴愛はまるで今の自分のことを書いたような彼の詩にいたく感動していた。7日の放送回ではその詩を読んで大粒の涙まで流していた。ところがこの詩もまた騒動のきっかけとなるようで、「人生・怒涛編」は開始早々大変なことになりそうだ。

ところで新キャストの間宮祥太朗といえば、映画『帝一の國』で支配の男・氷室ローランド役を演じたが、この映画にはボクテ役の志尊淳も補佐の男・榊原光明役で出演していた。
改めてメインキャストを並べてみると野心の男・赤場帝一役の菅田将暉は「ごちそうさん」、謀略の男・東郷菊馬役の野村周平は「梅ちゃん先生」、正義の男・大鷹弾役の竹内涼真は「ひよっこ」、戦術の男・森園億人役の千葉雄大は「わろてんか」と全員が朝ドラ俳優。恐るべし朝ドラ!もう一人のイケメン(斎藤工)も本格登場する15週が楽しみだ。

【第15週(2018/7/9-14)あらすじ
■第85話(月)
運動会を間近に控え、鈴愛(永野芽郁)の働く100円ショップ・大納言は大忙し。臨時アルバイトで来ている涼次(間宮祥太朗)は感じがよく、鈴愛は涼次と働くことに心地よさを感じ始める。同じ頃、大納言のオーナー3姉妹の家では、光江(キムラ緑子)、麦(麻生祐未)、めあり(須藤理彩)が、秋深くなると田辺(嶋田久作)が店から逃げ出すと噂をしている。そんな中、大納言に妙齢の女性が現れ、田辺に手招きをして…

■第86話(火)
運動会前日。田辺(嶋田久作)の指示を受け、あわただしく働く鈴愛(永野芽郁)と涼次(間宮祥太朗)。忙しさのピークを迎えたころ、突然、田辺が大納言から姿を消してしまう。そこに都合よく現れたのは、晴(松雪泰子)からの指令を受け、東京にやってきた草太(上村海成)だった。鈴愛は草太にレジを手伝わせ、3人は運動会直前の山場をどうにか乗り越える。夜になり、草太は鈴愛も気づかなかったあることを、姉に切り出す。

■第87話(水)
運動会当日はあいにくの雨。閑散とした大納言で、気が沈みがちの鈴愛(永野芽郁)と涼次(間宮祥太朗)。この日は、臨時で雇われていた涼次にとってはアルバイトの最終日。閉店後にふたりは店のバックヤードでささやかな打ち上げを行う。失踪した田辺(嶋田久作)が残していったビールを飲み、涼次は鈴愛のためにギターを弾き語り、楽しい時間を過ごす。帰り際、涼次は雨の降りしきる店の外に飛び出し、驚がくのひと言を…。

■第88話(木)
出会ってたったの6日で涼次(間宮祥太朗)と急接近した鈴愛(永野芽郁)は、裕子(清野菜名)とボクテ(志尊淳)を呼び出し報告する。ところが、涼次が売れない映画助監督であることから、二人の反応は微妙。一方の涼次も、師事する映画監督の祥平(斎藤工)に報告をするが、こちらもあまり興味を示さない。ただ唯一、涼次を溺愛する3人の叔母たち(キムラ緑子、麻生祐未、須藤理彩)の存在を気にしていた。そして叔母たちは…。

■第89話(金)
鈴愛(永野芽郁)の突然のとある発言に、岐阜の楡野家では、晴(松雪泰子)も宇太郎(滝藤賢一)も大パニック。その混乱に乗じ、草太(上村海成)が仙吉(中村雅俊)にある相談をする。そのころ100円ショップ大納言では、失踪から戻った田辺(嶋田久作)が、涼次(間宮祥太朗)がオーナー三姉妹(キムラ緑子、麻生祐未、須藤理彩)のおいであることを鈴愛に教えていた。その夜、鈴愛は涼次の部屋を訪ね、祥平(斎藤工)と出会う。

■第90話(土)
涼次(間宮祥太朗)の部屋を訪ねた鈴愛(永野芽郁)だったが、そこで涼次が祥平(斎藤工)と暮らしていることを初めて知る。さらに、涼次を意識したきっかけとなった詩が、実は祥平が書いたものであることを知る。突然のことに驚いた鈴愛は、祥平と険悪なムードになるが…。一方涼次は、3人の叔母、光江(キムラ緑子)、麦(麻生祐未)、めあり(須藤理彩)に鈴愛のことを報告。そんな涼次に光江はあるものを差し出す。

【作】北川悦吏子
【出演】永野芽郁,佐藤健,松雪泰子,滝藤賢一,上村海成,中村雅俊,志尊淳,清野菜名,間宮祥太朗,斎藤工,嶋田久作,キムラ緑子,麻生祐未,須藤理彩
【語り】風吹ジュン

NHK「半分、青い」番組公式サイト
 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時30分~11時45分[再]
   (土)午前9時30分~11時[1週間分]
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◇公式Twitter「@asadora_nhk」

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