【早坂暁遺作】芦田愛菜×板東龍汰主演「花へんろ特別編 春子の人形」昭和の名作が蘇る!あらすじと予告動画

2018年07月30日01時00分ドラマ
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テレビドラマの黎明期を担った人気脚本家・早坂暁の遺作が早くもドラマ化!13歳の妹を戦争で亡くした早坂暁の実体験を元につくられた自伝的ドラマ「花へんろ」の特別編を放送!芦田愛菜、板東龍汰らが出演!NHK BS 4日(土)夜9時より「花へんろ特別編 春子の人形」を放送!予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

昨年12月、日本のテレビドラマの黎明期を担った脚本家・早坂暁が急逝した。亡くなる直前、第一稿を書き上げていたのが4日放送される「花へんろ特別編 春子の人形」である。

早坂暁といえばこれまでに映画『夢千代日記』(1985)、『きけ、わだつみの声Last Friends』(1995)、ドラマ「七人の刑事」(1963、TBS)、「必殺シリーズ」(テレビ朝日)などさまざまなヒット作を手がけた脚本家である。

その早坂暁の代表作「花へんろ 風の昭和日記」は1985年に第1部、86年に第2部、88年に第3部が放送され、第4回向田邦子賞を受賞した。続編となる
「新・花へんろ」が1997年に放送され、特別編「春子の人形」が2018年8月に放送される。

特別編は早坂暁の第一稿を原作とし、冨川元文が脚本を手がけた。「春子の人形」は、早坂暁が実体験をもとに、戦争の恐ろしさ、平和の大切さを私たちに残してくれた最後のメッセージである。

主演の板東龍汰は2017年ドラマ「セトウツミ」(テレビ東京)で俳優デビューした新進気鋭。「春子の人形」が初主演となる。そして妹・春子役には国民的人気子役として一世を風靡した芦田愛菜が出演。中学生になった芦田愛菜の、大人になった演技にも注目したい。

■あらすじ
昭和初期の四国・松山。ある商家の軒下に人形と一緒に赤ん坊が置き去りにされていた。その子は春子と名づけられ、3歳違いの良介と兄妹として大切に育てられてきた。

やがて戦争が始まり、16歳になった良介(板東龍汰)は海軍兵学校へ。思案した母・静子(田中裕子)は春子に、良介とは血が繋がっていないことを告げる。秘かに良介に思いを寄せていた春子は喜んで、兄にそのことを伝えるために広島に向かった。その翌日、広島に原爆が投下されてしまうのだが…。

NHK BSプレミアム8月4日(土)夜9時よりスペシャルドラマ「花へんろ 特別編 春子の人形」を放送。原作:早坂暁。脚本:冨川元文。出演:板東龍汰/芦田愛菜/田中裕子/尾美としのり/中西美帆ほか。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

NHK BSプレミアム スペシャルドラマ「花へんろ特別編 春子の人形」番組公式サイト

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