NHK総合6日「夕凪の街 桜の国2018」川栄李奈×常盤貴子が昭和から平成へと時代を経て戦争と向き合う!予告動画

2018年08月02日13時30分ドラマ
©NHK

認知症の疑いがある父・旭(橋爪功)が広島へ!後を追い掛ける娘・七波(常盤貴子)は父が亡き叔母・皆美(川栄李奈)の足跡を訪ねていることに気付く。原爆症で亡くなった皆美の思いとは…NHK総合6日(月)夜7時30分より「夕凪の街 桜の国2018」を放送!予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

大ヒット映画でドラマ化もされた『この世界の片隅に』の原作者・こうの史代が15年前に描いた作品が、NHKでドラマ化された。2018年現在の広島と、昭和戦後の広島を舞台に、原爆に翻弄された女性とその家屋のひたむきに生きる姿を描いたヒューマンドラマ。

夕凪の街(昭和)の主人公・平野皆美を演じるのは元AKB48で女優として頭角を現している川栄李奈。ドラマ、CM、映画と活躍の場を拡げ人気と実力を着実にアップさせている注目株である。

桜の国(平成)の主人公・石川七波を演じるのは、実力派女優の常盤貴子。デビュー以降、ドラマ、映画、舞台での目覚ましい活躍は途切れることがない。シリアスからコメディーと幅広い演技力には定評がある。

原作コミック『夕凪の街 桜の国』(双葉社)は、2003年から2004年までコミック誌『WEEKLY漫画アクション』と『漫画アクション』に連載され、描き下ろしを加えて単行本化された。広島への原爆投下から10年後、40年後、そして60年後を描いた物語で、第8回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞(2004)、第9回手塚治虫文化賞新生賞(2005)を受賞した。

2007年には佐々部清監督・脚本によって映画化され、田中麗奈、麻生久美子、吉沢悠、中越典子、藤村志保、堺正章らが出演した。2017年に舞台化、ノベライズ化され、2018年ドラマ化に至る。単行本刊行から長きに渡って多くの人に愛された作品と言えよう。

■あらすじ
出版社で編集者として働く石川七波(常盤貴子)は、編集部のリストラと父・旭(橋爪功)の認知症疑いと2つの問題を抱えている。ある日、旭が何も言わずに家を出て行ってしまった。どうやら旭が可愛がっている姪の風子(平祐奈)と一緒に家出をしたらしい。

父の後を追う七海。どうやら行き先は広島で、旭のなくなった姉・皆美(川栄李奈)の足跡を尋ねているようだった。七海にとって叔母となる平野皆美は、13歳のときに被曝し、23歳になるまで広島で暮らしていた。

職場で出会った青年と恋に落ちたこともあったが、被曝から10年後に原爆症を発し床に伏せってしまった。

平成30年、旭と風子そして七波の旅は皆美の軌跡を辿りながら、それまで証されなかった事実を知ることとなる…。

NHK総合8月6日(月)夜7時30分より「夕凪の街 桜の国2018」を放送。原作:こうの史代『夕凪の街 桜の国』(双葉社刊)。出演:常盤貴子/川栄李奈/平祐奈/小芝風花/工藤阿須加/浅利陽介/キムラ緑子/橋爪功ほか。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

NHK広島放送開局90年ドラマ「夕凪の街 桜の国2018」番組公式サイト

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