昨年の放送が好評を博し再びTOKIO松岡昌宏が遠山金四郎になって帰ってきた！江戸では大きな商家が相次いで火事になる不審火が続く。いつも現場に現れ火事の様子を熱心に写生していた歌川国芳（吹越満）が火付けでは？と疑われるのだが…TBS 13日（月）夜8時より「名奉行！遠山金四郎」を放送！予告動画は番組公式サイトで配信。

遊び人の金さんこと、遠山金四郎といえば、北町奉行として有名。これまでに杉良太郎、松方弘樹、高橋英樹、中村梅之助、あおい輝彦と錚々たる俳優陣が演じており、時代劇の人気ヒーローである。

それゆえ、遠山の金さんが架空の人物と思われている方もいるかもしれないが、遠山金四郎こと、遠山景元は実在の人物で現在の新橋4丁目あたりに屋敷をかまえていた。かつて東京・千代田区長をつとめた遠山景光は金さんの子孫にあたる。

13日放送、TBSドラマ特別企画「名奉行！遠山の金四郎」は昨年9月に放送され好評を博した。金四郎役にはTOKIO松岡昌宏が起用され、キレのいい啖呵と背中に咲き乱れる桜吹雪が視聴者の心を鷲づかみにした。

早くもその第2弾が放送。「江戸を斬る」の第7部（1987）、第8部（94）で遠山金四郎役を務めた里見浩太朗が花火師の棟梁役で出演する。往年の時代劇ヒーローと、松岡昌宏との共演は見応え有りそうだ。

女装した家政婦役もハマっていたが、やはり男気あふれる粋のいい金四郎役が、松岡昌宏にはよく似合う。今回は、浮世絵師・歌川国芳（吹越満）も登場。どんな話の展開になるのか、楽しみである。

■あらすじ
江戸では、老中・水野忠邦（菅原大吉）が掲げる倹約令が厳しさを増し、庶民の楽しみが次々と奪われていった。貸本屋の政吉（山崎裕太）も倹約令のため、人気本を扱えなくなってしまった。

ある日、政吉はおたね（渡辺麻友）に20年前に殺された絵師・月次郎（清家一斗）が描いた美人画を見せ、おたねに似ていると指摘する。倹約令のため、その絵も御禁制の品となってしまった。その絵を政吉はおたねに託し、走り去ってしまった。

同じ頃、江戸では相次いで不審火が続いていた。その現場に現れて火事の様子を写生する絵師・歌川国芳（吹越満）が目撃され、火付けではないかと疑われる。

江戸城では行きすぎた倹約令について話し合いが行われていた。美羽のを中心に大目付の横槍淡路守正義（伊藤洋三郎）、南町奉行・鳥井耀蔵（加藤雅也）、そして遠山金四郎（松岡昌宏）が顔を揃える。金四郎は、庶民にも娯楽が必要ではないかと訴えるが、鳥井は水野の意向を忖度し、更に厳しい条例を提案する。

江戸の庶民は不満を晴らそうと、伊之助（村上新悟）率いる若者集団が、秘かに花火の打ち上げを計画。その集団の一人が政吉だった。

TBS 8月13日（月）夜8時よりドラマ特別企画「名奉行！遠山の金四郎」を放送。出演：松岡昌宏（TOKIO）／稲森いずみ／中原丈雄／神山智洋／加藤雅也／渡辺麻友／万作／生島勇輝／里見浩太朗／伊藤洋三郎／山崎裕太／村上新悟／中西良太／黒木真二／冨樫真／河合雪之丞／菅原大吉／平田満／原田美枝子ほか。予告動画は番組公式サイトで配信。

◇TBSドラマ特別企画「名奉行！遠山の金四郎」番組公式サイト