「マツダCX-7」、「洗練」をテーマにマイナーチェンジ、その安全性も動画で解説

2009年09月08日16時45分商品・CM
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「マツダCX-7 Cruising package
(クルージングパッケージ)」(2WD車)

マツダは、スポーツカーとSUV(スポーツ用多目的車)の特長を融合させたクロスオーバーSUV「マツダCX-7」(295万円~358万円)をマイナーチェンジし、9月8日から発売する。
同車は、力強さと流麗さを兼ね備えたスタイリングや、MZR 2.3L DISI(直噴)ターボエンジンによる力強い走行性能を特長とするSUVとして、2006年12月に国内市場で発売。
今回のマイナーチェンジでは、「洗錬」をテーマとして、5角形ロアグリルをより強調したフロント外観にするとともに、メタル調の装飾を室内の各所に追加するなど、全体的に躍動感と上質感を強調したデザインとした。
エクステリアは、フロントバンパー全体を空力特性や安全性も考慮した形状に、リアバンパーをスポーティで力強さを感じさせる形状に、それぞれ変更。18インチアルミホイールは、躍動的で質感の高さを感じさせる新デザインとした。
ボディカラーは、深みのある濃赤系のラディアントエボニーマイカ、濃灰系のギャラクシーグレーマイカ、クリスタルホワイトパールマイカ、ブリリアントブラックの全4色。
インテリアは、センターパネルは、光沢を抑えた黒色パネルを基調にメタル調の装飾パネルを両端に配した上質感のあるデザインに変更。
ブラックアウトメーターのデザインを一新し、立体的に表示される文字盤、白色の指針、青色のリング照明を新たに採用したスタイリッシュかつ質感の高い仕様とした。
ステアリングのスポーク部分、通気口の中央部と周囲にはメタル調パーツを配して質感の高さを表現し、センターフロアコンソール(蓋部分)とドアトリムのアームレストに触感の柔らかい素材を採用。
シート素材として、スポーティな質感の黒色平織り布地を「CX-7」に、上質感のある黒色本革を「CX-7 Cruising package」に採用した。
全車に搭載されるMZR 2.3L DISI(直噴)ターボエンジンは、燃焼室形状や燃料噴射タイミングを見直すことにより、応答性を損なうことなく燃焼効率を向上。また、ターボの過給圧特性を最適化することにより、応答性が良く、かつスムーズに立ち上がる加速フィーリングを実現している。
6速自動変速機(マニュアルモード「アクティブマチック」付)は、シフトパターンを最適化するとともに、スリップロックアップ制御の領域を拡大。エンジンの燃焼効率の向上や、ブレーキ不使用時の摩擦の低減と相まって、2%の燃費改善を実験している(2WD車:9.3km/L、4WD車:9.1km/L)。
また、ドアの開口部付近やリアホイールハウス周りなどを補強することによりねじり剛性を5%向上させ、操縦安定性や乗り心地を向上するとともに、静粛性も改善。
サスペンション、ダンパーを改めてチューニングして、さらにリニアな走りを実現し、足回りやエンジンルーム周りなどに吸音材を新たに追加することで、ボディ剛性の強化や風騒音に対する対策と相まって、優れた静粛性を実現している。
環境・安全性能では、「マルチインフォメーションディスプレイ(MID)」を全車に採用。平均・瞬間燃費、平均車速、走行可能距離等の経済的な運転に役立つ情報や、オイル交換時期などのメンテナンス情報を表示。サイド・バックモニターとして機能するなど安全で快適な運転をサポートする。
オートライトシステム、レインセンサーワイパー、アドバンストキーレスエントリー&スタートシステムといった快適装備も全車に標準化。
また、ステアリングの位置を調整できるテレスコピック機能を全車に装備。CX-7 Cruising packageには、3人分の着座位置を記憶できる運転席シートメモリー機能と助手席パワーシートを採用している。
さらに、センターフロアコンソール内に複数のトレイを新設し使い勝手を向上し、後席乗員用のペットボトルホルダーを新たに採用している。
ただし、ナビゲーションシステムは、標準設定からディーラーオプションに変更(オーディオレス標準に変更。標準装備のサイド・バックモニターは新採用のMIDに統合)した。
オフィシャルサイトでは、「安全性能」で、「マツダプリクラッシュセーフティシステム」、「マツダレーダークルーズコントロールシステム」、「ダイナミック・スタビリティ・コントロールシステム」の解説動画を見ることができる。いずれも、ドライバーをサポートする安全性能となる。

「マツダCX-7」オフィシャルサイト