仙吉(中村雅俊)命名の店名は?「半分、青い。」第21週:生きたい!あらすじと見どころ、予告動画

2018年08月18日19時55分ドラマ
©NHK

鈴愛(永野芽郁)が娘・花野(山崎莉里那)から聞き出した2号店の店名は?病気療養中の和子(原田知世)のために鈴愛が考えたことは?NHKで放送中の連続テレビ小説(朝ドラ)「半分、青い。」第21週(8月20日~25日)「生きたい!」のあらすじと見どころをご紹介、予告動画は番組公式サイトで公開中。

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20週は、つくし食堂2号店に向けての準備と、どんな時も穏やかで優しく孫の味方だった祖父・仙吉(中村雅俊)の穏やかでホッコリした死が描かれた。16日の視聴率も21.5%(ビデオリサーチ、関東地区調べ)を記録した。

突然出戻った上に母のへそくり目当てで五平餅の店を開きたいと言い出した鈴愛(永野芽郁)。さすがにこれには堪忍袋の緒が切れた母・晴(松雪泰子)は萩尾家に家出。鈴愛も幼い頃家出して萩尾家の娘にしてほしいと頼み込んだことがあったが、なんとも似たもの母娘だ。そんな晴を「何かを始めることはいいこと」と説得したのは和子(原田知世)。和子もまた余命を知る自分を頼りにしてくれた晴の友情が嬉しかったのだ。

さっそく鈴愛への仙吉直伝の五平餅作りのレクチャーが始まる。ギターの弾き語りをしてくれるロマンチックな仙吉だが、五平餅の指導は意外とスパルタ式。それでも「五平五升、五平餅は美味しすぎるで5升米を炊く」という仙吉の言葉に、五平餅が食べたくなった視聴者も多かったのでは?

何とか五平餅作りで合格点はもらったものの、律(佐藤健)の失言で、鈴愛が漫画家だったことが花野(山崎莉里那)にバレてしまった。『一瞬に咲け』まで花野に貸したことで怒り心頭の鈴愛。夢に挫折したカッコ悪い自分を花野に知られたくなかったという鈴愛に、仙吉は「頑張ったのはカッコ悪くない」と言い、自分もかつ丼人気にすねて五平餅を作らなくなったと打ち明けた。そして「人間ちゅうのは大人になんかならへんぞ、ずっと子どものままや」という言葉で、漫画にしがみつく鈴愛の葛藤に終止符を打たせてくれた。

そんな仙吉が「1945年満州から帰って来たが勤めていた楽器店が空襲で焼かれて稼業の食堂を継いだ」ことを蓮子(風吹ジュン)のナレーションで教えてくれた。この日(16日)の放送はやたら蓮子のナレーションが多く、また仙吉の寝顔のアップもあり、ついに仙吉の死かと、ファンをハラハラさせた。2号店開店を誰よりも楽しみにしていた仙吉は、花野にだけこっそり自分の考えた店名を教え、可愛い曾孫を膝に抱いて88歳の大往生を遂げた。

仙吉の死は幸せな最期として描かれ、SNSには「ホッコリした死」という投稿が多くあったが、中には、葬儀でお坊さんの読経の時に花野が永眠した仙吉の布団に潜り込んでいことや、鈴愛が花野に曾祖父の死をカブトムシの死に例えたりしたことを問題須する声もあった。しかし天国の仙吉はそんな事ちっとも気にしていないだろう。2号店の路面電車のヘッドマークにあしらわれた仙吉の優しい顔をみてそう感じた。

週末は、仙吉命名の店名を花野から聞き出すために大騒動だったが、そこで鈴愛が携帯電話使って聞き出す放送を思いついた。さっそく糸電話の思い出を共有する律に知らせようと萩野家の家電に電話したが、ちょうどその時、律と妻より子(石橋静河)が買い物から戻ってきた。電話口に出た和子が妙にオロオロしたことで、より子が受話器を取ってしまい…。

次週は2号店の店名も気になるが、この電話の後の律とより子がどんな会話を交わすのかが心配だ。そんなお騒がせな鈴愛は、「自分も何か始めたい」と言っていた和子のために何か考えつくようで、こちらも大いに楽しみだ。
また新キャストとして次週は有田哲平が怪しげな男役で登場する。

【第21週(2018/8/20-25)あらすじ
■第121話(月)
仙吉(中村雅俊)との約束で五平餅カフェの店名を言わない花野(山崎莉里那)。開店日までにどうしても聞き出したい鈴愛(永野芽郁)は、花野のお気に入りのぬいぐるみに携帯電話を仕込むことを思いつく。数日がたったある日、電話を仕込んだぬいぐるみが置かれた茶の間に花野が入ってくる。いつものように花野がぬいぐるみに話しかけると、しゃべるはずのないぬいぐるみが問いかけに反応。驚いた花野は一瞬言葉を失うが…。

■第122話(火)
ぬいぐるみを使って花野(山崎莉里那)から店名を聞き出した鈴愛(永野芽郁)。同じ方法を使って五平餅カフェに来た人を楽しませたいと考える。そして、その声を病気療養中の和子(原田知世)にお願いしたいと律(佐藤健)に相談。和子だけでなく律を支えたいと思っている鈴愛は、律の頼みを受けて、日々の看病で気が沈みがちな弥一(谷原章介)を励ます方法を考える。そんな中、ふくろう商店街を、思いもかけない人物が再訪する。

■第123話(水)
喫茶・ともしびでは、元気のない弥一(谷原章介)を囲んで宇太郎(滝藤賢一)や五郎(高木渉)、そして久しぶりに岐阜を訪れた瞳(佐藤江梨子)らが昔話に花を咲かせる。一方、萩尾家では、和子(原田知世)を囲んで、晴(松雪泰子)や貴美香(余貴美子)たちが女子会を開いている。そのころセンキチカフェでは、店を切り盛りする鈴愛(永野芽郁)の目の前で、健人(小関裕太)が麗子(山田真歩)と甘い会話を繰り広げていて…

■第124話(木)
鈴愛(永野芽郁)、律(佐藤健)、ブッチャー(矢本悠馬)、菜生(奈緒)が協力して、話すぬいぐるみ・岐阜犬が完成した。鈴愛の発案で岐阜犬の声は、和子(原田知世)に任されることになった。センキチカフェに岐阜犬が置かれて以来、多くの人が岐阜犬に悩みを相談に来るようになり、和子は人々の秘密を知るようになるとともに、やりがいを得て体調も安定する。律は、そんな母の姿を見て貴美香(余貴美子)に本音を語り始める。

■第125話(金)
ある日、ふくろう町にあやしげな男が現れる。不思議な風貌の男は、つくし食堂で草太(上村海成)から渡された五平餅の割引券を手に、鈴愛(永野芽郁)のいるセンキチカフェにやってきた。津曲(有田哲平)と名乗るあやしげな男は、店に入ってくるなり岐阜犬に興味を示し、語りかける。そのとき突然、岐阜犬の声を出している和子(原田知世)の様子がおかしくなり、異変を感じ取った鈴愛は、あわてて店を飛び出して萩尾家に向かう。

■第126話(土)
センキチカフェを訪れたブッチャー(矢本悠馬)が持っていたスポーツ新聞に、映画監督として活躍する涼次(間宮祥太朗)の記事を見つけた鈴愛(永野芽郁)。律(佐藤健)、ブッチャー、菜生(奈緒)らふくろう会のメンバーは、鈴愛の元夫の活躍に感心し、鈴愛は負けていられないと気持ちを新たにするが、最近、カフェにもつくし食堂にも居場所がないと感じていた。帰り道、律は鈴愛に、近いうちに岐阜を離れる予定だと打ち明ける。

【作】北川悦吏子
【出演】永野芽郁,佐藤健,松雪泰子,滝藤賢一,上村海成,中村雅俊,山崎莉里那,志尊淳,清野菜名,間宮祥太朗,斎藤工,嶋田久作,キムラ緑子,麻生祐未,須藤理彩
【語り】風吹ジュン

NHK「半分、青い」番組公式サイト
 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時30分~11時45分[再]
   (土)午前9時30分~11時[1週間分]
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◇公式Twitter「@asadora_nhk」

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