BS日テレ「奇皇后」第37-38話:ふたりの世継ぎ~挙兵の秘策!あらすじ・見どころ・写真・豆知識

2023年09月29日13時10分ドラマ
(c)Lee Kim Production/MBC

タファン(チ・チャンウク)たちの作戦は大成功でヨンチョルを処刑、タナシルリ(ペク・ジニ)の最期が描かれる!!BS日テレで再放送の「奇皇后」第37話と38話のあらすじとみどころを場面写真と一緒にご紹介、YouTubeにて予告動画が公開されている。



【「奇皇后」を2倍楽しむ】では、ドラマをもっと楽しむために、ドラマの時代背景や次回の見どころと前回の詳しいあらすじ、キャストと実在した奇皇后や朝鮮王についてなど豆知識もまとめて紹介している。また、来日記者会見の再現レポもあるので参考にどうぞ。

■キャスト相関図(BS日テレ)
キ・ヤン/スンニャン役:ハ・ジウォン
ワン・ユ役:チュ・ジンモ
タファン役:チ・チャンウク
タナシルリ役:ペク・ジニ
皇太后役:キム・ソヒョン
ヨンチョル役:チョン・グクファン
タンギセ役:キム・ジョンヒョン

【第37話「決戦の時」】
ヨンチョルに対し挙兵したタファンは、死を覚悟して戦う決意で剣を取った。そして内官、護衛兵たちに「死んで私を悲しませるな」と。ヤンも後宮(掖庭宮=えきていきゅう)で側室や女官たちを集め防衛を指揮。宮廷にペガン軍が到着するまで、持ちこたえるための準備を急がせた。そして、まだ親政を望むかというヨンチョルに、タファンは自らの手で玉印を押すと答えた。

城外ではペガン軍が城壁を超えようとするが、ウォンジン率いる精鋭隊の前に苦戦。その頃ワン・ユ率いる別働隊は、ペガンの軍を入れるため城門を開けようと、目印の赤布を巻いてヨンチョル派の守備隊と激烈な戦いを繰り広げていた。ペガンが退却を命じようとした時、ついに別働隊により城門が開かれた。

その頃、やっと各行省の長官たちが裏切り反乱したとの知らせがヨンチョルに届いた。ヨンチョルは激怒しながらも、これこそ天がくれた皇帝を殺す好機と、皇太后、タファン、ヤン、側室たちの皆殺しを命じた。

タプジャヘが兵を率いて、タファンやヤンたちがいる後宮を攻撃。必死の抗戦をするも塀を超えて兵が攻めてきた。宦官や女官だけでは到底守り切れない。だが、兵に取り囲まれてもタファンはもうたじろがない。剣を向ける兵士たちを皇帝として一喝!そこにペガン軍が到着。タプジャヘがタファンを斬り捨てろと命じても、威厳に満ちたタファンの言葉に兵士たちは次々と剣を捨てた。そしてペガンがタプジャヘを一刀のもとに斬り捨てた。
苦戦するペガン軍のために城門を開けるべく、目印の赤い鉢巻を巻いた少数精鋭の別働隊の活躍ぶり。特にワン・ユ(チ・チャンウク)とウォンジン(ソ・ジャンボ)と短いながらも迫力の一騎打ちをお見逃しなく。
すっかりたくましくなったタファンの言動に注目。ヤンだって冷宮で隠れちゃいない。側室たちを集め、ペガン軍到着までタファンを守るために的確な指示を出し抗戦する。今回は内官たちやタファン付きの護衛武士の活躍も見られる。もちろん、キム・ムヨン(JYJジュンスの兄で元JUNO)のアクションもあるのでお楽しみに。
後半、タファンの変貌ぶりに驚くヨンチョルが「どうやってあそこまで変えた?」とヤンに問うシーンがある。ヤンがどう答えるのか?そしてヨンチョルの最期にヤンが決心したのは?激戦の中、二人の皇子たちのが愛らしい姿が映る。真実を知った時のヤンの苦しみが今から辛い…。
この回の詳しいあらすじは38話詳細「前回あらすじ」で。
■豆知識:九族を滅ぼすとは?
劇中出てくる台詞で、九族とは、自分を中心に、先祖・子孫の各4代を含めた9代の親族のこと。高祖父母・曽(そう)祖父母・祖父母・父母・自分・子・孫・曽孫・玄孫。一説に、父方の四、母方の三、妻方の二の九つの親族をいう。
つまり、今後復讐を企てそうな血縁者を皆殺しにして憎しみの連鎖を止めるというもの。


奇皇后【第38話「終わりなき争い」】
秘密資金を探すタンギセの元に父ヨンチョル丞相と弟タプジャヘが殺され、見せしめのためにその遺体が曳きまわしの刑に処せられていることが伝えられた。その知らせは冷宮のタナシルリの元にも。

各行省からヤンの元にたくさんの貢物が届いたが、ヤンはすべて皇室のモノとした。そして高麗からも貢物が届き、中には高麗王からの密書が入っていた。密書はワン・ユの元にも届き、高麗のためにヤンが皇后の座に就くことを助けるようにとあった。

そんな中、タルタルはヨンチョルの秘密資金を探すために屋敷と執務室を捜索。様子をうかがいに向かったワン・ユが見たのは、我が物顔に丞相の部屋を使うペガンだった。さらに自分が正式に丞相になり、ワン・ユが復位した暁には高麗は元の属国としての礼を尽くせと言い放った。これはヨンチョル時代より酷い。帰りにヤンと行き交ったワン・ユは、「モンゴル人とその伝統を重んじるペガンに注意するように。高麗出身のヤン様はいつか疎んじられる。そして要らぬ敵をつくらぬためにも公の行事に出席することを避けるように」とアドバイスした。

ヤンの元に、論功行賞で自分たちの味方になるように長官たちが頼みに来た。聞き入れないときには、タファンは全行省を失うことになると。
その頃タファンは論功行賞に悩んでいた。ヤンは、オガンたちの対面を守るために、権力ではなく名誉を分ける妙案を考えついた。様子を見に来た皇太后も納得したが、それがヤンの考えたものだと知り改めてヤンに脅威を感じた。
ヤンを褒めたたえる民の声を聞くときに皇太后の表情がこわばる。今後皇太后の表情の変化は要チェックだ。今回も、ワン・ユとヤンが皇宮内で出会うが、ヤンに助言する時のワン・ユの目の奥の想いをお見逃しなく。
一方、ペガンに協力した長官たちがどう動くのか?そしてヤンはそれにどう対処するのか?こちらも見逃せない。ヨンチョルに親政をすると誓ったタファンは、最初の大仕事である“論功行賞”をどう決めるのか?そして、ヤンに向かってなんと言うのか?
さて、今回すべての事情を知っているパン・シヌがマハ皇子に近づく。パン・シヌの言葉をお聴き逃しなく。
今回一番の見どころはタナシルリだ。タファンにたてつく姿、ワン・ユへの告白、そして処刑…どのシーンもお見逃しなく。タナシルリの最後の時ヤンは…。
そして新たな登場人物としてバヤンフトが現れる。果たしてその人物は?演じたのはイム・ジュウン。「相続者たち」で主人公の異母兄ウォンの恋人ヒョンジュ役を演じた美人女優だ。
この回の詳しいあらすじは39話「前回あらすじ」で

 
Youtube予告動画
BS日テレ「ドラマ」サイト
 2023年8月11日スタート 月-金13:00-14:00 再放送
 2018年11月8-2019年1月17月 月-金13:00-14:00 再放送
 2018年4月1-10月28月 毎・日19:00-20:54 2話連続放送

kandoratop【作品情報】【「奇皇后」を2倍楽しむ】