野村萬斎がタモリへ仇討ち決行!缶コーヒー“ボス”「忠臣蔵」篇11/2OA前にWEB先行公開!

2018年10月30日04時00分商品・CM

サントリー食品インターナショナルは、ハリウッド俳優トミー・リー・ジョーンズ扮する宇宙人ジョーンズで好評のTV-CM「地球調査シリーズ」最新作として、前回に引き続き、タモリ、野村萬斎、タカアンドトシが登場する「ボス THE CANCOFFEE」のTV-CM「忠臣蔵」篇(30秒)を、11月2日(金)から全国でオンエアすることを発表!Youtubeにて本日30日先行公開した。

●前回CM⇒徳川家康(タモリ)、石田三成(野村萬斎)が「関ヶ原」で激突!

CMの最新作の舞台は江戸時代。47人の赤穂藩の浪人が吉良邸に討ち入りし、主君の仇討ちを遂げた“忠臣蔵”をテーマに展開する。

boss元禄14(西暦1701)年。江戸城内の松の廊下にて、吉良上野介(タモリ)が、赤穂藩藩主の浅野内匠頭から突然斬りつけられる刃傷事件が起こる。それから1年9カ月後の冬、吉良邸で庭の雪かきをしている奉公人(タカアンドトシ)。「うちのご隠居様も言いすぎたんだよねー」「きっと恨まれてるよなあ」とうわさ話している姿を、奉公人仲間のジョーンズが見つめている。

その日の未明、武装した大石内蔵助(野村萬斎)が「亡き殿の鬱憤を晴らすため参上仕(つかまつ)った」と述べる口上が聞こえてきて、「うわっ討ち入りだ」と寝床を飛び起きたタカアンドトシとジョーンズ。BOSS赤穂浪士と吉良家の家臣たちがあちこちで戦っている庭先を、這って逃げる途中、「吉良はどこだ」と斬りかかってきた浪士に遭遇するタカアンドトシ。刀が猛然と振り下ろされた次の瞬間、ジョーンズが真剣白刃取りを繰り出して、窮地を逃れる。ようやく庭の隅にある小屋へたどり着き、物陰に身を隠そうとすると、先客のタモリさんと出くわし、「あっご隠居様だ」と驚く3人。と同時に扉が勢いよく開き、敵方から発見されてしまう。

boss庭先で正座する吉良に、「最後は武士らしく」と脇差しを差し出す大石。討ち入りの目的を果たした浪士たちが、一斉に「エイエイオー」と勝鬨(かちどき)の声を上げる。

boss夜が明けて、メチャクチャになった邸内を掃除しながら、「いい気なもんだよな」「後始末俺たちだし」とぼやくタカアンドトシに、「ボスTHE CANCOFFEE」を差し出すジョーンズ。「あったまるなあ」と和む3人の姿に、「この惑星では、ほんとに働いている人が割を食う」というナレーションが重なる。

撮影では、徳川家康を演じた前回同様、時代劇にサングラスという組み合わせの吉良上野介も、場違いな要素を全く感じることなく、すっかり忠臣蔵の世界に溶け込んでいたタモリ。歌舞伎や映画などの影響から、とかく「敵役」「悪名高い」といったイメージで語られることが多い役どころを、豊かな表現力で飄々と演じる姿が印象的。礼装姿で背後から斬りつけられる松の廊下のシーンではタモリのテンションMAXで完璧に役をこなし、すぐにOKが出たが、「もう少しこの衣装でお芝居したかった」と残念そうな表情を浮かべる一幕も。

野村萬斎は、江戸時代から続く和泉流狂言方の能楽師として、当時の文化・風俗にも造詣が深く、時代考証の先生と「これは江戸風俗の一つですよね」と会話しながら、圧倒的な臨場感のある討ち入りを再現。独特の所作や言い回しが求められた口上や勝鬨(かちどき)の声を上げるシーンでも、浪士役のエキストラたちと息を合わせてOKテイクを連発で、赤穂浪士のリーダーにふさわしい重厚かつ堂々としたお芝居で、現場を大いに盛り上げた。

一方、武家や町人スタイルの奉公人などほとんどの出演者がオールカツラ姿で当時の髪型を再現する中、唯一地毛の坊主頭を生かしたスタイルで撮影していたのはトシ。そのことに全く気付いていないスタッフの一人に、実は月代(さかやき)が地毛であることを自ら伝えると、「え、本当ですか!?」と驚かれ、タカから「それだけこの髪型がハマっているってことだよね」と持てはやされる一幕も。

タカアンドトシのピンチを、宇宙人ジョーンズが捨て身の真剣白刃取りで救うシーン。頭上に振り下ろされる刃を素手で挟んで防御する技は、さすがに未経験のジョーンズには難しかったらしく、途中で体勢を崩したり、刃を挟み損なったりと、NG連発。それでも3回目のチャレンジで、見事成功!ジョーンズの「I did it(できた)!」の声に、歓声や拍手が湧き起こった。