NHK 「昭和元禄落語心中」菊比古(岡田将生)、みよ吉(大政絢)と別れを決意するも…第4話予告動画3話ネタバレ

2018年11月01日08時00分ドラマ
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真打昇進間近の菊比古(岡田将生)と助六(山崎育三郎)…菊比古は彦兵衛(柳家喬太郎)に「死神」の稽古を付けてもらう!そんな中、菊比古は師匠(平田満)から「そろそろみよ吉(大政絢)と別れろ」と忠告されるのだが…NHK総合 2日(金)夜10時より「昭和元禄落語心中」第4話を放送!予告動画は番組公式サイトで配信。

ドラマ「昭和元禄落語心中」は、かなり原作(マンガ)に忠実にドラマ化されている。原作は決してBLではないのだが、主人公・菊比古(岡田将生)と助六(山崎育三郎)の関係は、親友でありライバルであり切っても切れない縁で繋がっている。相反する2人だが、互いを認め合っている…どこか恋愛感情に近いものがあるのではないだろうか。

原作コミックにも描かれていたが、助六はすぐ菊比古に甘える。酔っ払った助六が菊比古の膝枕で寝るシーンがあるのだが、前回(第3話)でそのシーンが登場。するとSNSでは「膝枕キターーー!」と歓喜の声が殺到した。「芸」に生きる男と男の友情…この2人がどのような結末を迎えるのか、「八雲と助六編」クライマックスに向け、ますます目が離せなくなってきた。

■前回(第3話)ネタバレあらすじ
二ツ目になった菊比古(岡田将生)と初太郎改め助六(山崎育三郎)。師匠の家を出て2人でアパート暮らしを始めるが、落語だけでは食っていけず、菊比古は喫茶店でアルバイトを始める。一方助六は、その軽妙な落語が観客に受け、あちこちの寄席にひっぱりだこ。菊比古は助六との差を身に染みて感じていた。

師匠(平田満)から稽古をつけてもらっても、どこか上の空な菊比古。師匠から「お前の落語には隙がない。隙があるほうが愛嬌、遊びがあっていいんだよ」と言われてしまう。堅物な菊比古にちょいとハメをハズさせてやろうと、置屋遊びにつれて行く師匠。

そこで師匠からみよ吉(大政絢)とうい芸者を紹介された菊比古。2人はたちまち深い仲になっていく。

そんな中、助六が若手落語家を集めて、鹿芝居(噺家がやる芝居)をやろうと提案。菊比古が女形で「弁天小僧」を演じることになった。芝居当日、楽屋では菊比古がみよ吉に化粧をしてもらっていた。その甲斐あって、妖艶な女形に変身した菊比古。周囲からため息がもれるほどの美女になった。

最初はイヤイヤ舞台に立っていた菊比古だったが、観客の視線が自分の一挙一動に集中していることに気付き、今まで感じたことのない快感を覚えるようになる。菊比古はやっと舞台に立つことの喜びを肌で感じることができた。

鹿芝居も大盛況のうちの幕を閉じた。その夜、助六は満州の慰問のことを語り始めた。前戦に立つ兵隊たちに落語を聞かせると、彼らは心底喜んでくれた。それを肌身で感じた助六は、以降「人の為に落語をやる」と心に決めた。「お前さんはどうなんだい?」と菊比古に訪ねる助六。

鹿芝居以降、菊比古の落語は一皮むけた。やっと自分の落語を見つけることができた。そして菊比古は助六の問いに対し「てめえの居場所をこさえる為、ここにいても大丈夫だと思う為、自分が自分でいる為」と答えを導き出した。

■第4話「破門」あらすじ
菊比古(岡田将生)、助六(山崎育三郎)ともに若手落語家の中で頭角を現すようになる。真打間近とウワサされるなか、菊比古は先輩落語家・彦兵衛(柳家喬太郎)から「死神」の稽古をつけてもらう。

そんな菊比古に師匠(平田満)から「真打になる前にみよ吉(大政絢)と別れろ」と忠告されるのだが…。

NHK総合11月2日(金)夜10時より、ドラマ10「昭和元禄落語心中」(全10話)第4話を放送。再放送は総合6日(火)25時30分より。原作:雲田はるこ『昭和元禄落語心中』(講談社)。出演:岡田将生/竜星涼/成海璃子/大政絢/山崎育三郎ほか。第4話予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

NHK総合 ドラマ10「昭和元禄落語心中」番組公式サイト

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