NHK韓国ドラマ「秘密の扉」第11-15話あらすじと見どころ:竹波の正体~仕組まれた罠

2018年11月04日21時55分ドラマ
©SBS

一連の画員連続事件に一応の決着がついたが、納得できなソンが連判状の真実を知るために“竹波”の正体を探るが、これがまた一歩、悲劇の事件“米びつ事件”に近づくことに…NHKBSプレミアム海外ドラマ枠(土曜夜9時~)で放送中「秘密の扉」11月11日~12月9日(日)放送の第11話~15話のあらすじと見どころを先取り紹介、番組公式サイトで予告動画が公開されている。

詳しいあらすじと見どころ、豆知識、場面写真は、【「秘密の扉」を2倍楽しむ】でまとめて紹介。ここではドラマの時代背景や、実在の人物と正史に残る“米櫃事件・荘献世子事件”、豆知識などをまとめて紹介しているので、視聴にあわせて参考にどうぞ。

■キャスト相関図
英祖:ハン・ソッキュ
イ・ソン(思悼世子):イ・ジェフン
ソ・ジダム:キム・ユジョン
恵慶宮ホン氏:パク・ウンビン
ナ・チョルチュ:キム・ミンジョン
チェ・ジェゴン:チェ・ウォニョン

■キャスト
英祖:ハン・ソッキュ「根の深い木」
イ・ソン(思悼世子):イ・ジェフン「シグナル」「ファッション王」
ソ・ジダム:キム・ユジョン「トンイ」「雲が描いた月明り」
恵慶宮ホン氏:パク・ウンビン「ホジュン~伝説の心医~」
ナ・チョルチュ:キム・ミンジョン「紳士の品格」
チェ・ジェゴン:チェ・ウォニョン「3days」「百年の遺産」

■第11話「竹波の正体」
亡きフンボクの汚名が晴れ、遺族も自由の身となる。英祖は、事件解決に尽力したジダムを側室に迎えてはどうかとソンに提案するが…。そんな中、ソンは竹波の正体を確かめるためにキム・テクへの攻撃を開始する。シン・チウンら少論派はソンを後押しすることを決め、世子侍講院にキム・テクの弾劾案を発議するよう指示。キム・テクは英祖にソンを世継ぎの座から下ろすべきだと進言するが…。
英祖が世子ソンの側室にジダムを推薦する場面。ジダムのまんざらでもない(?)表情とソンと世子妃ホン氏の表情を見比べてみよう。ジダムを大切に思うソンの本心を知り、深く傷つくホン氏の表情にも注目。 本作のために、剣、弓、馬術の特訓をしたというソン役のイ・ジェフン。弓を射る姿が素敵だ。射場でムンスと向き合う場面で、ソンが竹波の正体を確信する場面が辛い。 王の口からキム尚膳に「南人派か?」と訊ねるシーンがあるが、これについては「朝鮮王朝の党派の歴史」年表で確認できる この回の詳しいあらすじと見どころ、豆知識は11話詳細で。
※世子侍講院…世子の教育を担当する官庁


■第12話「親政再開と均役法」
英祖はソンを連れて生母の淑嬪チェ氏の墓を訪れ、均役法の完成まで自ら政務を執りたいと訴える。ソンは竹波の正体を知ったことを伏せ、英祖の補佐を快諾。重臣たちは代理聴政の中断をすんなりと受け入れたソンの意図が読めず、当惑する。英祖とソンは均役法の公布を目指し、力を合わせるが…。一方、少論派のシン・チウンは旧知のソ・ギュンを訪ね、連判状の存在を民に知らせるべきだと告げる。
英祖の母・淑嬪チェ氏はドラマ「トンイ」のヒロイン。母の墓前で英祖は我が子にどんな話をしたのか?ソンが心を打たれて、“竹波”の正体を知らないふりまでした理由がここにある。後半では、倒れた英祖を負ぶって戻る孝心も見せるソン。そんなソンが今回ラストで英祖に声を荒げる。いったい何があったのか?ジダムの父ソ・ギュンがキーマン。彼の動向に注目しよう。今回は、少論の過激派シン・チウンによってギュンの過去も明らかになる。 この回の詳しいあらすじと見どころ、豆知識は12話詳細で。

■第13話「血の粛清」
回顧録の出版に続き、羅州でも王室と朝廷を侮辱する事件が起こる。少論派が徒党を組んで謀反を企んでいると考えた英祖は、重臣たちを投獄。出版に関わったソ・ギュンも連行される。ソンは必ず父親を返すとジダムに約束するが、キム・テクの策略によって出版事件の黒幕と見なされ、東宮殿に幽閉されてしまう。チョルチュはギュンを救い出すため、仲間を集めて義禁府(政治犯の調査や逮捕を行う官庁)に向かおうとするが…。
少論の過激派シン・チウンが、英祖の前で自らが首謀者と名乗り出るシーン。「禄は王ではなく民からもらったもの」という台詞が素敵だ。“人参湯”や「屋根部屋のプリンス」にも登場した“カニと柿の食い合わせ”などについて大声で言及する。ここで、それが真実かどうか、英祖自ら答えるのでお聞き逃しなく。シン・チウンを演じたのはペク・スンヒョン。チャン・グンソク主演の「テバク~運命の瞬間(とき)~」では、景宗の伯父チャン・ヒジェ役を演じる。 この回の詳しいあらすじと見どころ、豆知識は13話詳細で。

■第14話「父を倒したい」
ソンは英祖の目の前で連判状を燃やし、「あなたは私の政敵です」と言い放つ。英祖はソンの代理聴政を白紙化し、権限をすべて剥奪する。それから3年後。ソンはキム・テクに接近し、政治の師匠と仰ぎたいと申し入れる。キム・テクの孫キム・ムンら老論派の子弟たちを引き連れて、妓楼に向かったソン。英祖の呼び出しも無視して遊興にふけっていた彼の前に、妓生となったジダムが現れるが…。
英祖がもっとも辛かった時に勇気づけ、“竹波”の号を贈ってくれたパク・ムンス。今回前半はムンスの潔い最期に注目。演じたのはイ・ウォンジョン。パク・ムンス実在の人物。【「秘密の扉」を2倍楽しむ】で紹介する。 この回の詳しいあらすじと見どころ、豆知識は14話詳細で。

■第15話「仕組まれた罠」
失敗すれば世継ぎの地位を失うという条件にもかかわらず、清との外交交渉を引き受けたソン。決断の理由を知ったチェ・ジェゴンは、密かにソンを手助けする。一方、英祖は外交手腕に長けた少論派の臣下を朝廷に復帰させ、老論派を牽制して王権を強化しようと目論んでいた。そんな中、逆賊の娘ジダムが隠れているというピョン・ジョンインの通報を受け、妓楼に捕盗庁の役人たちが踏み込むが…。
さて、英祖はどんな思いでソンに大役を任せたのか?少論の臣下を呼び寄せた本当に狙いは? お髭(ひげ)を蓄えたソンが英祖と対峙するシーン。腹に一物あるイ・ジェフンの大人な演技が光る。ソンとジェゴンとの関係も素敵だ。また、今回、世子妃ホン氏がソンから弓を学ぶシーンがある。弱々しく弓を引くホン氏を後ろから抱きしめるようにしてホン氏の手をフォロー。初めての夫婦の共同作業だ。まるでウェディンケーキの入刀のような胸キュンシーンをお見逃しなく。 この回の詳しいあらすじと見どころ、豆知識は15話詳細で。

kandoratop【作品詳細】【「秘密の扉」を2倍楽しむ】

NHK「秘密の扉」番組公式サイト
 2018.09.02スタート 日21:00-
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