メルセデス・ベンツ、「SLクラス」を一部改良、走行風景やデザインコンセプトなどを動画で紹介

2009年09月16日15時47分商品・CM
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SL350

メルセデス・ベンツ日本は、メルセデス・ベンツの最高級ロードスター「SLクラス」(1200万円~2964万円)を一部装備を改良し、発売を開始した。
同車は、1954年に発表されたガルウィングモデル「300SL」から半世紀以上にわたり、流麗かつスポーティなスタイリングと、時代をリードするさまざまな先進技術を盛り込み、伝統と先進性を融合し続けてきた最高級ロードスター。現行型は第5世代にあたり、同セグメントにおいて圧倒的なシェアを誇っている。
今回の一部改良型は、価格を据え置きとしながら「ダイレクトステアリング」や「室内センサー」、「メディアインターフェース」などを採用し、SL350は上級モデルで定評のある「ABC(アクティブ・ボディ・コントロール)」を新たにオプション設定することで、SLクラスの持つ卓越した走行性能と室内空間、快適性の更なる向上を図った。
ダイレクトステアリングは、ステアリング操舵角に応じてギア比とパワーステアリングのアシスト量が変化するもので、優れた直進安定性と俊敏なハンドリング、低速時の取り回しの良さを両立させ、あらゆる場面での走行性能・操作性能を高める。SL350、SL550、SL600に標準装備となる。SL63AMG、SL65AMGには、AMG専用設計の「AMGパラメーターステアリング」が装着される。
また、室内センサーを「盗難防止警報装置」に全車標準で追加した。室内センサーは、車両ロック時に室内の侵入者などの動きを監視するもので、従来から全車標準設定の盗難防止警報装置に追加することで車両の安全が更に向上している。マイクロ波による室内センサーは、バリオルーフオープン時にも作動させることが可能で、ルーフの開閉に関わらず車両の安全確保に役立つ。
さらに、メディアインターフェースを全車標準装備し、iPodやUSBオーディオなど外部オーディオ機器を車両に接続して曲名などをマルチファンクションディスプレーに表示できるようになった。
ステアリング素材は、従来の本革から上質で滑らかな肌触りのナッパレザーへ変更し、ステアリングの質感とホールド性を高めている。
クラッシュセンサー連動機能は、車両に搭載されるクラッシュセンサーに連動し、万が一の際に自動的にステアリングが上方へ、シートが後方へ移動することで乗員の車外への脱出をサポートする機能。
これにより、クラッシュセンサー連動機能は、ステアリング及びシートの自動移動による脱出サポート、エンジンの自動停止、ハザードランプ自動点滅、ドアロックの自動解除となり、万が一の場合における安全性を更に向上させている。
SL600、SL63AMG、SL65AMGでは、カスタマイズが可能なdesignoプログラム/designoインテリアカラーの設定を8色から11色へとバリエーションを拡充。レッドペッパー、クルクマ、アマレットの3色が新色となり、SL600はツートンカラーも選べる。
なお、一部改良型SLクラスにも、メルセデス・ケア(3年間走行距離無制限の無料修理・無料メンテナンスと24時間ツーリングサポート)が適用され、メルセデス・ケアの一般保証および24時間ツーリングサポートを有償にて最大2年間延長するプログラム「My Mercedes サポート」も用意される。
オフィシャルサイトでは、大自然の中を疾走するSLクラス、カリフォルニアにあるデザインセンター3か所を統括するゴードン・ヴァグナーによるSLクラスのデザインコンセプトからインプレッションまでを動画で見ることができる。また、ヒストリーでは、過去のシリーズを動画で紹介している。

「SLクラス」公式サイト