岡田将生「昭和元禄落語心中」与太(竜星涼)親分(中原丈雄)と直接対決!第8話予告動画と7話ネタバレ

2018年11月29日08時00分ドラマ
©NHK

妊娠した小夏(成海璃子)の相手が、かつて与太(竜星涼)が所属していたヤクザの組長(中原丈雄)であるらしいと…与太は自分の気持ちの踏ん切りを付けるために親分と直接対決するのだが…NHK総合30日(金)夜10時より「昭和元禄落語心中」第8話を放送!予告動画は番組公式サイトで配信。

前回(第7話)ですっかり姿が変わった八雲。それまでの八雲(菊比古)は若くて端整な男だったが、すっかり渋みを増した老人になった。演じる岡田将生の老け演技に驚愕した視聴者も多かったことだろう。ちゃんと、原作(コミック)通り、60代の八雲になっていた。

実年齢が29歳の岡田将生にとって、60代の八雲を演じるのは至難の業。ましてや人気コミックの実写化とあってファンの目も厳しい。しかし岡田は、ファンの期待に見事に応えたと言ってもよいのではないだろうか。

ラスト3話。原作通りのラストを迎えるのかわからないが、最後の最後まで目が離せないドラマである。

■前回(第7話)ネタバレあらすじ
与太郎(竜星涼)が入門して10年の月日が流れ、来年真打昇進が決まった。そんな中、家を出た小夏(成海璃子)が久しぶりに八雲(岡田将生)のところへやって来た。そして妊娠3ヶ月だと告げる。結婚はするつもりはないが、助六の血を絶やしたくないという小夏。

たまたま師匠の家にやってきた与太もその話を聞き驚愕。与太と松田(篠井英介)は父親が誰かと小夏に詰め寄るが、小夏は頑なに答えない。結局誰が父親かわからないまま、小夏は八雲の家に帰ってくることになった。

与太は思わず「おいらはその子の父親になれねぇか?」と言う。思いも寄らない与太の発言に呆然とする小夏。

その頃、七代目八雲の墓参りに来た八雲。先代の墓石に花を添え拝んでいると…助六の幽霊が現れた。何も言わない助六に八雲は思わず「その顔はなんだい!老いぼれを笑ってるのかぇ、それとも怒ってるのかい?娘をあんな風にしちまったこと、落語をこんな風にしちまったこと…」と問いかける。

そこに現れた与太は八雲に、真打昇進のあかつきに、助六を継がせてほしいと土下座をした。八雲は「好きにしな」と答えた。

一方小夏は、勤め先の料亭の女将・お栄(酒井美紀)に、与太からプロポーズされたことを相談する。お栄は「与太ちゃんのこと、嫌いじゃないんだろ?どっちかといったら好きなんじゃないの?」と言う。小夏は「父ちゃんの血、助六の血を絶やしたくない。そんないかれた女を背負わせたくない…」と言う。

与太のアパートにやってきたお栄は、与太の気持ちを確かめる。話の流れで小夏の子の父親の話になり、つい「身近にいて、まさかと思う人じゃないかな…」と言ってしまうお栄。それ以来、与太は小夏の相手のことが気になって仕方なかった。

そんな中、与太は円屋萬月(川久保拓司)と居酒屋で飲み明かす。2人とも酔っ払って歌を歌い出し、与太は服を脱いで背中の刺青を露わにさせてしまう。後日、そんな与太の姿が週刊誌に載り「人気の与太郎は元ヤクザ!」と大々的に報じられてしまった。

八雲をはじめ、寄席やほかの師匠がたに迷惑をかけたと平謝りの与太だった。

■第8話「誕生」あらすじ
頑なに子の父親のことを口にしない小夏(成海璃子)。与太郎(竜星涼)は萬月(川久保拓司)から、小夏の相手がヤクザの親分(中原丈雄)らしいとウワサを聞きつける。相手はかつて与太が所属していた組の親分。

小夏との関係にも悩む与太に八雲はある落語を教える。それは先代助六の「居残り佐平次」だった…。

NHK総合11月30日(金)夜10時より、ドラマ10「昭和元禄落語心中」(全10話)第8話を放送。再放送は総合4日(火)25時30分より。原作:雲田はるこ『昭和元禄落語心中』(講談社)。出演:岡田将生/竜星涼/成海璃子/大政絢/山崎育三郎ほか。第8話予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

NHK総合 ドラマ10「昭和元禄落語心中」番組公式サイト

【秋ドラマ一覧】【関連記事・各話のあらすじ】