ソニー、新開発の自車位置測位システムと充実した地図情報を搭載したナビを発売、動画で紹介

2009年09月18日18時29分商品・CM
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パーソナルナビゲーションシステム「NV-U75V」

ソニーは、パーソナルナビゲーションシステム「NV-U75V」と「NV-U75」(いずれもオープン価格)を10月31日に発売する。
「NV-U75」シリーズは、同社独自の車速演算技術を採用した新開発の自車位置測位システム「POSITION(ポジション) plus(プラス) GT」を搭載。
右左折の方位変化や上下の勾配変化を検出する「ジャイロセンサー」や、上下、左右、前後の加速度を検出する「加速度センサー」の情報から、車の速度をリアルタイムに算出する車速演算技術を開発。GPS非受信時の自車位置精度が格段に向上した。
これにより、高い建造物のある都市部や山岳部などGPS電波の弱い地域、長いトンネルや高架下でも、高精度な自車位置測位が継続される。
また、GPS感度を向上させたことにより、起動から衛星信号受信までの立ち上がり時間がさらに早くなり、自車位置をより素早く検知することが可能になった。
さらに、8GBの大容量メモリー内蔵により、市街詳細地図のカバーエリアを従来モデルに比べ約10倍拡大、全国1335エリアをカバー。市街詳細地図対象外のエリアでは、道路の幅員情報を付加することで、異なる道路幅、色別を表示することができるようになった。
加えて、従来のVICSビーコン(別売)接続による渋滞情報受信と渋滞迂回ルート探索機能だけでなくFM VICSにも対応。FM VICS/ワンセグアンテナ(「NVA-FV1」別売)を接続することで、地方都市などのより広域の渋滞情報を受信、表示できる。
こうしたVICS関連アクセサリーを接続しなくても、収録されている渋滞統計情報を利用することで、時間帯や平日・休日などを考慮し、渋滞を予測してルート探索することも可能だ。
検索機能は、自車位置から目的地方向にある最寄りの施設を検索する機能を搭載。目的地方面にあるガソリンスタンド、レストラン、コンビニエンスストアなどへ遠回りすることなくたどり着ける。同様に、目的地周辺の施設を検索する機能も追加している。画面を左右2画面に分割し、広域・詳細レベルの異なる縮尺の地図を同時に表示させることも可能だ。
nav-uシリーズ発売以来、簡単装着ができるクレードルとして好評の「ピタッと吸盤」もコンパクトな新デザインを採用。従来のものと同等の吸着力を保ちながら、吸盤部分の面積を小さくし、ダッシュボードへの取り付け自由度を向上。スタンド部の折りたたみも可能になり、携帯や収納がしやすくなっている。
タッチパネルは、高感度で視認性の高い静電容量式タッチパネルをnav-uシリーズで初採用。明るい車内でもより画面が見やすく、快適な操作感を実現している。
携帯電話との連携を行うこともでき、Bluetooth無線技術に対応の携帯電話なら、携帯電話をバッグに入れたままハンズフリーの通話が可能だ。よく使う発信先の情報を本体に転送、登録ができるため、本機からの通話も簡単に行える。
歩行者向けとしては、徒歩用のガイド機能をさらに進化させた「徒歩ナビ」を搭載。徒歩用の地図データを使って、地下道、駅内コンコース、歩道橋、公園など、歩行に適したルートをガイドする。
電子コンパス内蔵により、進行方向に合わせて自動的に地図が回転し、交差点などで向きを変えても方位に合わせて地図の向きも変わるので、自分がどこにいるか迷うこともない。
同社製のブルーレイディスクレコーダーの「おでかけ転送」機能に対応したり、ワンセグ録画も可能だったり(NV-U75Vのみ)、「グルメぴあ」などの合計約1万3700件に上る豊富なガイド情報を集録するなど、エンタテインメント機器としての楽しさも充実している。
オフィシャルサイトでは、nav-uシリーズのこうした手軽さ、高性能ぶり、便利さを動画で紹介している。

「NV-U75V」オフィシャルサイト
「NV-U75」オフィシャルサイト
「NV-U」シリーズ紹介動画