NHKBS 9日 平祐奈×平埜生成「女川 いのちの坂道」全編ドローン撮影青春ロードムービー!あらすじと予告動画

2019年03月08日10時00分ドラマ
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東日本大震災で被災した宮城県女川町…地元高校を卒業した咲(平祐奈)はダンサーを夢見て上京、映像作家の翔太(平埜生成)と一緒に故郷に戻ってきた!ドローンカメラをかまえた翔太はそこで咲の心の内を撮影する…NHK BSプレミアム9日(土)夜10時より「女川 いのちの坂道」を放送!予告動画はNHK_PRにて配信。

2011年3月11日に発生した東日本大震災。いまだ家族や友人が行方不明のまま、という方も少なくない。宮城県女川町では、小学校卒業間近で被災した子どもたちが「1000年後のいのちを守ろう」と、あの日、津波が到達した21箇所に「いのちの石碑」を建てる活動を続けている。

9日放送のドローンドラマ「女川 いのちの坂道」では、「女川1000年後の命を守る会」の実際の活動(ドキュメンタリー)と、ドラマを交え復興に向けて活動する若者たちの姿を描く。ドラマは全てドローンカメラによる4K映像。今までにない視線で描かれた画期的なドラマとなった。

主演の平祐奈は女優・平愛梨の妹(長友佑都の義妹)で、ドラマ、映画、バラエティ番組、CMなどで活躍する若手人気女優である。ドラマの主人公・咲と同じ20歳で、東日本大震災当時小学校6年生だった。

ドラマのモデルになった「女川1000年後の命を守る会」で活動する若者たちと同世代で、今回のドラマ撮影はメンタル面でも大いに刺激を受けたようだ。インタビューで平は、ドラマを通してこの活動を全国に広めたいと述べている。

もう1人の主人公・翔太を演じる平埜生成は舞台、ドラマ、映画で活躍する新進気鋭の若手俳優。「ミュージカル テニスの王子様2ndシーズン」(2011)や映画『亜人』(2017)、今年公開『空母いぶき』などに出演している。

「女川 いのちの坂道」の見どころは、なんといっても全編ドローン撮影というところ。女川の街並を上空から撮影し、震災当時どれほど被害を受けたか目の当たりにできる。被災地ではない地域で暮らしていると、8年前の震災が遠いことのように感じてしまうこともある。このドラマは、あの日のことをもう一度思い出すよいきっかけになるのではないだろうか。

■あらすじ
咲(平祐奈)は「いのちの石碑」活動のメンバーだったが、高校卒業を機にダンサーを目指して上京。あれから1年半、今は映像作家の翔太(平埜生成)という彼氏もでき、充実した日々を送っているつもりだった。

しかし本当は、偏見を恐れ、自分が東日本大震災の被災者であること、母がいまだ行方不明であることを、翔太にも伝えられずにいた。

咲は、もう一度故郷と向き合ってみようと、翔太と一緒に女川への旅を決意するのだが…。

NHK BSプレミアム3月9日(土)夜10時よりドローンドラマ「女川 いのちの坂道」を放送。【再放送】20日(水)BS4K 午後3時00分から/27日(水)BS4K 午後12時45分から。出演:平祐奈/平埜生成/岡本夏美/皆川猿時/高橋努/田根楽子ほか。予告・メイキング動画は番組公式サイトで視聴できる。

NHK BSプレミアム ドローンドラマ「女川 いのちの坂道」番組公式サイト