NHK総合30日 ノーベル賞作家カズオ・イシグロ×渡辺謙「浮世の画家」を8Kで撮影!あらすじと関連動画

2019年03月29日10時00分ドラマ

ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロの出世作をスーパーハイビジョン(8K)で撮影、渡辺謙主演でドラマ化!終戦後の日本を舞台に人の心の弱さから生まれる「悲劇」と思い違いから生まれる「喜劇」を描く!NHK総合30日(土)夜9時より8Kスペシャルドラマ「浮世の画家」を放送!関連動画は「NHK_PR」で配信。

2017年、ノーベル文学賞を受賞した日系イギリス人Sir Kazuo Ishiguro(カズオ・イシグロ:石黒一雄)。生まれは長崎だが幼少のころ家族でイギリスに移住。ケント大学英文学科、イースト・アングリア大学大学院創作学科を卒業後、作家活動を始める。1989年、『日の名残り』(ハヤカワ文庫)で英語圏最高峰の文学賞「ブッカー賞」を受賞。同作はアンソニー・ホプキンス主演で映画化された。

2005年に刊行された『わたしを離さないで』(ハヤカワ文庫)はキャリー・マリガン、アンドリュー・ガーフィールド、キーラ・ナイトレイ主演で映画化。2016年、同作は綾瀬はるか、三浦春馬主、水川あさみ主演でドラマ化(TBS)される。臓器移植を題材にした衝撃作品で、日本でも大きな話題となった。

そのカズオ・イシグロが1986年に刊行した『浮世の画家』(ハヤカワ文庫)が渡辺謙主演でドラマ化された。終戦後の日本が舞台で、一人の老画家の人生を通し、人の心の弱さから生まれる「悲劇」と、思い違いから生まれる「喜劇」を描いた物語。渡辺謙が日本のテレビドラマに出演するのは、2017年放送「しあわせの記憶」(MBS.TBS)以来2年ぶり、NHKのドラマに出演するのは「負けて、勝つ 戦後を創った男・吉田茂」以来7年ぶりとなる。

■あらすじ
終戦から数年たった日本。高名な初老の画家・小野益次(渡辺謙)は広すぎる豪邸での隠居生活を送っていた。ある日、長女・村上節子(広末涼子)が孫・一郎(寺田心)を連れて小野の屋敷にやって来た。

次女・紀子(前田亜季)は姉・節子から「昨年、急に打ち切られた三宅家との縁談は、父の過去のせいじゃないか…」と告げられる。今回話が進んでいる縁談に向け、何らかの手を打ったほうがいいと節子は紀子に忠告する。人間、誰にでも言えない過去はある。小野が切り捨てた過去とは…!?

NHK総合3月30日(土)夜9時より土曜ドラマ「浮世の画家」を放送。原作:カズオ・イシグロ著『浮世の画家』(ハヤカワ文庫)。出演:渡辺謙/広末涼子/前田亜季/寺田心/中村蒼/大東駿介/武田航平/和田正人/長谷川初範/萩原聖人/秋山菜津子/渡辺大知/前野朋哉/佐藤隆太/佐野史郎/余貴美子/小日向文世/奥田英二ほか。BS8Kで放送予定(放送日未定)。

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