F1のオフィシャルサイトが「シンガポールGP」の映像を公開

2009年10月06日10時11分スポーツ
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F1のオフィシャルサイトが、第14戦「シンガポールGP」の映像を公開した。この映像は、数分間にダイジェストされたものだが、オーバーテイクシーン、アクシデントシーン、歓喜の優勝シーンなど、レースのハイライトとなる映像がふんだんに盛り込まれたものになっており、手軽にレースを振り返るにはうってつけだ。
シンガポールGPは、ナイトレースとあって、カーニバルかコンサート会場でもあるかのような賑わいから映像はスタート。レースも、シンガポールの夜景の中、ナイター照明に栄えるマシンたちによって進められていき、レッドブルを中心に、ブラウンGP、トヨタ、マクラーレン・メルセデスなどの熱い走りを堪能できる。オンボード映像は、レッドブルのセバスチャン・ベッテル。
予選は、マクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトンが、2戦連続、今シーズン3度目のポールポジションを獲得。2番手にレッドブルのセバスチャン・ベッテルが入り、3番手がウィリアムス・トヨタのニコ・ロズベルグ。
ウィリアムス・トヨタの中嶋一貴は11番手で、トヨタはティモ・グロックが7番手、ヤルノ・トゥルーリが15番手。
決勝は、ブラウンGPのルーベンス・バリチェロは予選後にギヤボックス交換を行ったため5グリッド降格の10番手、BMWザウバーのニック・ハイドフェルドはピットレーンスタートとなっている。
ハミルトンが好スタートを切り、ロズベルグ、ベッテルと続き、この3台が後続を徐々に引き離していく。
ほぼ各車が1回目のピットストップを終えた21周目、フォース・インディアのエイドリアン・スーティルがスピンし、ハイドフェルドがこれに接触して、セーフティカー・ランとなる。
26周目にレースが再開するものの、2番手を走るロズベルグはピットアウト時に白線をカットし、ドライブスルーペナルティで後退。
今度は、トップのハミルトンを追い上げるベッテルがピットストップの際にスピード違反を犯し、やはり、ドライブスルーペナルティを受ける。
ハミルトンは、2番手がことごとくペナルティを受けたため、楽にレースを進めることができ、今シーズン2勝目を挙げた。
2位には、グロックが入り、トヨタは第4戦以来の表彰台を獲得。3位は、ルノーのフェルディナンゾ・アロンゾで、今シーズン初の表彰台となった。
トヨタのもう1台、トゥルーリは12位で、中嶋一貴は9位。
第15戦は、10月4日の「日本GP」。第16戦は、10月18日の「ブラジルGP」。

F1第14戦・シンガポールGPの映像