ホンダ、積載性に優れたビジネスモデル「スーパーカブ110プロ」を新発売、メリットを動画で紹介

2009年10月06日15時56分商品・CM
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ビジネスモデル「スーパーカブ110プロ」

ホンダは、ビジネスモデル「スーパーカブ110プロ」(28万9000円)を、10月16日(金)に発売する。力強い出力特性の空冷・4ストローク・単気筒110ccエンジンを取り回しの良い車体に搭載し、積載性に優れた大型のフロントバスケットとリアキャリアを標準装備した。
同車は、新聞配達や宅配用途で求められる、取り回しの良い車体サイズや、優れた積載性と経済性を兼ね備えたビジネスモデルとして開発。
デザインは、「スーパーカブ110」の滑らかな曲面で構成した端正なスタイリングをベースに逞しさを兼ね備えたものとし、積載性を高める専用の大型フロントバスケットと大型リアキャリアを標準装備した。車体色は、コスタブルー1色の設定となる。
また、フロントバスケットの前部にヘッドライトを装備することで、荷物積載時の視認性と被視認性に配慮している。フロント回りの変更に伴い、フロントフェンダーとレッグシールドは新設計としている。
足回りは、スーパーカブ110の前・後17インチタイヤから、小径の前・後14インチタイヤに変更することで、配達業務に適した優れた取り回しを実現。
フロントサスペンションは、剛性と作動性に優れた専用設計のテレスコピックタイプ、リアサスペンションは、ストロークを14mm伸ばした仕様とすることで、荷物積載時の乗り心地とタフネス性の向上に寄与させている。
空冷・4ストローク・単気筒110ccエンジンは、電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)を採用し、環境性能と力強い出力特性を両立。このシステムは、さまざまな走行条件に対し、コンピューター制御で最適な燃料を供給するもので、アイドリング時におけるエンジン回転数の安定性や始動性を向上させ、寒い朝などの始動を容易にしている。
また、アクセルの開閉頻度が高い市街地における燃費の向上にも寄与し、燃費は66.2km/L(60km/h定地走行テスト値)を達成。スムーズな発進・加速を実現するとともに、バッテリーが完全に放電した場合でも、キックによって始動できる先進のシステムを採用している。
さらに、エンジン内部のフリクションを低減させるために、クランクシャフトに対してシリンダーをオフセット配置したオフセットシリンダーや、ローラーロッカーアームなどを採用。
PGM-FIと、マフラー内に装備した触媒装置(キャタライザー)の採用により、国内二輪車排出ガス規制に適合させている。
クラッチシステムは、発進と変速にそれぞれ独立したクラッチ機構を備えた2段クラッチシステムを採用し、変速時のショックを軽減。4速ミッションの採用によって、4速巡航時のエンジン回転数を低く抑えることで快適性の向上を図っている。
それ以外では、メインスイッチとハンドルロックを一体化し使い勝手を向上させるとともに、盗難抑止システムとして直結防止回路を採用。始動方式はセルフ式(キック式併設)で、強化サイドスタンドとトップブリッジにホルダーで固定するパイプハンドルを採用している。
オフィシャルサイトでは、同車のメリットを動画で紹介している。画面左側から次々と現れる同車をクリックすると、そのメリットのより詳しい解説が見られるという楽しいものになっている。

「スーパーカブ110プロ」オフィシャルサイト