日産自動車、新型「フェアレディZ ロードスター」と「フェアレディZ 40th Anniversary」を発売、ムービーも公開

2009年10月15日16時29分商品・CM
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フェアレディZ ロードスター Version ST

日産自動車は、新型「フェアレディZ ロードスター」(435万7500円~509万2500円)を10月15日から発売する。また、「フェアレディZ」(364万3500円~448万3500円)を一部改良し、特別仕様車「フェアレディZ 40th Anniversary」(448万3500円~458万8500円)も同日から発売する。

フェアレディZ ロードスターは、ハイパフォーマンスとダイナミックなデザインのフェアレディZに、電動開閉式ソフトトップを採用し、オープンエアフィーリングという魅力を付加した2シーターのオープンモデル。
エクステリアは、ヘッドランプからウエストへとアーチを描きながら駆け抜けるダイナミックなキャラクターラインを持ち、格納したソフトトップをすべて覆い隠すストレージリッドによりオープンでの美しいスタイリングを実現した。
ソフトトップは滑らかな形状とし、クローズした時には流麗なシルエットでボディとの一体感を表現。布生地(キャンバス地)のソフトトップを採用して質感を向上させ、カラーは新色ボルドーとブラックを設定。
トランクは、9インチゴルフバッグを1個、またはAサイズスーツケース1個が搭載可能なトランクスペースを確保した。
ボディカラーは、優雅さを表現する新色プレミアムディープマルーンを含む全7色を設定し、全色にスクラッチシールドを標準設定した。
アルミホイールは、彫刻的な面構成でスポーティさとエレガントさを両立したロードスター専用18インチ鋳造アルミホイール(クロームカラーコート)を採用。「Version ST」には、19インチ鍛造ホイールをオプション設定した。
インテリアは、インナートリムとしてソフトトップに内張りを設定し、上質な頭上空間を実現。プレミアムで味わい深い内装をめざした専用色ボルドー本革シートを含む4種のシートを設定、棚型で荷物を載せやすいシートバックスペースを設けた。専用スエード調ニーパッドも採用した。
また、フロントウインドウモール、ディフレクターにより、キャビンまわりの空気の流れを最適化し、オープン時でも風の巻き込みが少ない、包まれ感のある快適な室内空間を実現。
オールシーズンで心地よいオープンエア走行を楽しめるよう、本革とネットシート生地を組み合わせた空調システム内蔵のエアコンディショニングシートを採用した。
さらに、操作性に優れたセンターコンソールの開閉スイッチを採用し、ルーフロックをオート化することで、ソフトトップの容易な開閉操作を実現。
インテリジェントキーを携帯しながらリクエストスイッチ(運転席・助手席側のドアハンドルに装備)を押すことで、車内に入らずにソフトトップをオープンできる。
シャシーは、従来型車に対して、ホイールベースの短縮、トレッド拡大、軽量化などにより、走行性能を大きく向上させ、3.7Lの排気量とVVEL(バルブ作動角・リフト量連続可変システム)が、鋭いレスポンスと高出力、高トルク、実用燃費の向上と排出ガスのクリーン化を同時に実現した。
トランスミッションは、マニュアルモード付7速オートマチックトランスミッション(AT)と、シンクロレブコントロール付6速マニュアルトランスミッション(MT)を用意。
ATは、広いカバーレンジを持つギヤ比により、伸びやかで途切れのない加速を実現し、同時に高速走行時の燃費と静粛性を向上させる。
MTは、シフトチェンジの際に、ドライバーのシフト操作に応じてエンジンの回転数を最適な回転数に制御する。
車体構造は、オープンモデル用にドアやトランク開口部を効率よく補強し、高剛性かつ高度な衝突安全性を両立した車体構造を採用。従来型車と比較して、車体ねじり剛性を大幅に向上させ、優れた操縦安定性を実現、SRSドアマウントカーテンエアバッグを採用した。
快適装備は、HDD方式のカーウイングスナビゲーションシステムを採用し、パソコンからのダウンロードや携帯電話の通信などによる先進の地図更新システムや、iPod接続、地デジ対応などのエンターテインメント機能を一層充実させた。
オーディオは、ロードスター専用チューニングを施し、ソフトトップのオープン/クローズどちらの状態でも最適な音場を実現したBoseサウンドシステムを採用した。
 
フェアレディZの一部改良は、先進の地図更新システムや、iPod接続、地デジ対応などエンターテインメント機能を一層充実させた最新のナビゲーションシステムや、「Z」ロゴのメタルエンブレム付専用インテリジェントキーなどを採用、新色プレミアムディープマルーンを追加するなど一部ボディカラーを変更した。
また、フェアレディZ生誕40周年を記念して発売する特別仕様車のフェアレディZ 40th Anniversaryは、クーペの最上級グレードである「Version ST」(6MT/7AT)をベースに、専用本革シート、シートバックへの記念刻印、専用アルミホイール、40周年記念エンブレム(リヤ)などを採用した。発売から1年間の期間限定車となる。

オフィシャルサイトのスペシャルコンテンツでは、スペシャルムービーが公開されている。ロードスターと40th Anniversaryの魅力を見ることができるもので、両車のスタイリングがじっくりと味わえる。
また、「ENGINE」編集長の鈴木正文と「NAVI」編集長の加藤哲也による試乗インプレッションと、日産テストドライバーの加藤博義による対談もムービーで見られる。

「フェアレディZ」オフィシャルサイト