【最終回前話】「100日の郎君様」第15話詳しいあらすじと見どころ:チャオンの陰謀!豆知識:雲剣(ウンゴム)

2020年08月22日10時14分ドラマ
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記憶を取り戻した世子ユル(ド・ギョンス(EXO-D.O.))は長年の疑問も明らかにし、改めてキム・チャオン(チョ・ソンハ)への復讐を決意をする!一方、衝撃の事実を知ったホンシム(ナム・ジヒョン)は…韓国ドラマ「100日の郎君様」第15話のネタバレあらすじとみどころをご紹介、番組公式サイトで予告動画が公開されている。
(※NHKBSプレミアムにて2019.07.21-11.03放送時に紹介したものです。)

「100日の郎君様」は、記憶を失った世子の100日間の愛を描く前代未聞の世子失踪事件を背景にしたミステリーロマンス・フィクション時代劇。タイトルの“郎君様”は“旦那様”という意味。
【「100日の郎君様」を2倍楽しむ】では、各話のあらすじと見どころと共に、時代背景やキャストの魅力、豆知識などを紹介していく。詳しいあらすじを知りたくない方は見どころだけを先にチェックして、あらすじは見逃した時や視聴後の確認用にどうぞ。



■第15話:チャオンの陰謀
兄ムヨンを捜しに入った屋敷でキム・チャオンと遭遇したホンシム/ユン・イソ。チャオンに見覚えがあると言われるが、うまくその場を逃れる。チャオンの息子スジからムヨンが屋敷に出入りしているという情報を得る。その頃、世子嬪ソヘの部屋で過ごす世子は、ソヘのお腹の子に会う自信がない。宮殿の外で暮らしていた間に、とても愛した女性がいた。今宵も恋しくて眠れそうにないと告げる。出ていこうとする世子に、その女のことは父チャオンが許可しない、と厳しい口調のソヘ。すると、チャオンが許さないことをやればどうなるのか、私も気になると言い捨てて部屋を後にする。
真実を知る世子のソヘを見る目が冷たい。冷静を装いながら最高の嫌味を言うのでお聴き逃しなく。

苛立つ気持ちそのままに宮殿を出ようとする世子を止める臣下にも声を荒げる世子。騒ぎを聞きつけ父王が世子を嗜める。「なぜ私をチャオンの婿にしたのか」と、怒りをぶつけた世子は、雨乞いの日に世子を殺そうとしたのがチャオンだと明かす。すぐに捕えるという王に、「復讐の剣は誰にも渡さない」と言い捨て、政権を与えてくださいと頼む。悪徳で狡猾なチャオンにひとりで立ち向かうのは無理だという王に、朝廷を牛耳るチャオンに正攻法は通じない。計画を立てなければと世子。父として何ができるかと問う王は、長年の疑問「亡き母の死の真相」について答えを求める世子に、母の殺害を命じたのもチャオンだと打ち明け、涙で我が子に詫びる。

その頃、ジェユンは村のパク役人とグドル、クンニョ夫婦がいることに驚く。権力者パク・ソンドの横暴ぶりが酷いと訴えるクンニョたちに、今の世子はそれどころではないと話す。
それにしても、パク・ソンドはなぜ大量の薪を用意させるのか?

早朝、ジェユンの家にやって来た世子は、ぽつんと一人でいるホンシムに軽口をたたいて笑顔にし、「兄上と会ってもここを離れるな。やるべきことをやって必ずお前を迎えに来るから」といい、16年前に桜の花びらの舞う夜の「お前と結婚する」という約束も必ず守ると。そして、ジェユンやヨン氏たちを連れて、雨乞いの日に襲われたチョヌ山で、実地検証をする。亡き友ドンジュの衣を胸に静かに涙を流す世子は、チャオンを簡単に処刑にせず、全てを失わせ、辱めを受けさせて、日々死に等しい苦痛を味わわせると決意する。
“パルプニ”だったウォンドゥクとはまるで違う、頼もしいユルが素敵だ。実地検証での回想シーン、男の友情に泣かされる。幼馴染で護衛武士ドンジュ「世子をお守りするのが私の使命です」、世子「今からは自分だけを守れ。友としての頼みだ」…だがドンジュは世子の頼みを聞かずに、世子を気絶させ、世子の服に着替えて身代わりとなって殺害されたのだった。2人が手合わせしたのは「龍仁大長今パーク」の演武場。(【韓流コラム】ロケ地②で「エリア⑨演武場と典獄署」詳しく紹介) 今、世子が信じられるのはジェユンと従事官クォン・ヒョクだけ。果たしてチャオンを破滅させるべくどんな計画を立てるのか?

ジェユンはソンジュヒョン村に戻って、マチルにパク・ソンドが何を企んでいるのかを調べさせる。
高利貸しのマチルはすっかりウォンドゥクのファンになったようだ。ジェユンに同行して村にやって来たヨン氏の目的は?

チャオンの屋敷を訪ねた世子は、チャオンの罪の証拠となるものを探そうとする。帰宅したチャオンは自室で世子が待っていると知り、慌てて部屋へ。世子は戻ったチャオンに真剣での手合わせを頼み庭で剣を交える。手合わせの後、チャオンは唐突にドンジュの名前を口にし、彼と腕を磨いていたが、死んでしまったので代わりの者を捜していたと話しだす。そこに黒ずくめの一団が襲い掛かる。チャオンは世子を屋敷の中へ避難させ、部下たちと刺客たちと戦う。
最終回前話にして、火花散るD.O.とチョ・ソンハの殺陣は迫力満点。世子がチャオンのことを「雲剣(ウンゴム)」以上の腕前と言うが、これについては「豆知識」で解説。

世子は屋敷中をくまなく捜し、チャオンに監禁されたムヨンを発見するが、逃げられてしまう。一方、兄ムヨンを救出しようとチャオンの屋敷に向かったホンシムは、ムヨンと遭遇し、追いついた世子とも鉢合わせしてしまう。世子は人違いだと立ち去るが、自分を暗殺しようとした者がホンシムの兄だと知る。一方、ホンシムも兄が、自分を助けるためにチャオンの元で刺客となって世子の命を狙ったと知ってしまう。そして、世子嬪の子が世子の子でないことも。
ホンシムの計画に協力するためのパク役人、クドル、クンニョの変装が笑える。特にクンニョの「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の両さんこと、両津勘吉の眉毛のようなメイクに注目!



ショックのあまり気を失ってしまったホンシムを、村から戻ったジェユンとヨン氏が発見する。意識の戻ったホンシムは世子の記憶が戻ったこともジェユンから聞く。その頃、チャオンも世子の記憶が戻り、黒ずくめの刺客たちが世子の罠だったと確信する。

チャオンは秘密の会合を開き、そこには村の権力者パク・ソンドも来ていた。
戦争、薪、鉱山…いったいチャオンたちは何を企んでいるのか?

その頃、ホンシムは女官に変装して世子に謁見する。ホンシムを部屋に招き入れ、手紙を受け取った世子は、人払いをして2人きりに。なぜここに来たのかと尋ね、ホンシムは世子に会いたくて…と。ホンシムに粥を作ってもらって膝枕までしてもらい、「いっそのこと、本当のウォンドゥクだったらよかった」という。
ドキドキの再会だが、胸キュン直後に必ず笑いのツボもあるのが二人のロマンス。「龍袍姿の世子が見られるよかった」とホンシムが愛らしい笑みの奥に決意のようなものが見えかくれする。宮殿に戻ってから眠れなかった世子が、ホンシムの膝枕ですやすやと安眠。こんなにも愛し合っている二人の未来は?ホンシムはどんなん手紙を届けたのか?

翌日、ムヨンと会った世子は、彼がホンシム/イソの命を救うために、チャオンの手先となって世子である自分を殺害しようとしたと知り、チャオンの犯行のすべてを証言するように命じる。だが、世子暗殺計画が自分のためだからできないと涙で告白するムヨンの言葉に世子嬪の不倫の相手がムヨンだと悟る。世子嬪の部屋に出向いた世子は、すぐに世子嬪を宮殿から追い出し、ヒョクに処刑を命じる。山の中、目を閉じる世子嬪にヒョクの刀が…。世子嬪は死亡したとヒョクがつぶやく。
冷ややかに世子嬪に宮殿を出るように告げた世子。処刑を命じた世子の筋書きは?

翌朝、チャオンが刺客たちを引き連れムヨンたちを追ったと知り、ホンシムはすぐに後を追うが…。その頃、ジェユンはマチルからの情報を世子に報告していた。
多勢に無勢、ムヨンの圧倒的な強さにびっくりだが…。「お前が花に生まれようと木に生まれようと俺が風になって会いに行く」ムヨンの言葉が哀しい。ラスト、ムヨンとソヘとの美しい映像が流れるが…。

■豆知識:雲剣(ウンゴム)って?
雲剣(ウンゴム=운검)、または別雲剣(ピョルンゴム=별운검)は、官位二品以上の武官の2人が王の護衛をする時に太刀(クンカル:큰칼)を持ち王の左右に立つ一時的な官職。中国の使者とともにする宴などの際に任命された。この時携える剣のこと自体を“雲剣”とも呼んだ。(写真:韓国コンテンツ振興院「K'occa」より)
「太陽を抱く月」ではソン・ジェリム(ウン役)が、「仮面の王 イ・ソン」では、シン・ヒョンス(チョンウン役)が終盤で任命される。



■キャスト
イ・ユル/ウォンドゥク役:ド・ギョンス(EXO-D.O.)
ユン・イソ/ホンシム役:ナム・ジヒョン
左議政 キム・チャオン役:チョ・ソンハ
王役:チョ・ハンチョル
漢城府参軍従7位 チョン・ジェユン(チェユン)役:キム・ソノ
世子嬪 キム・ソヘ役:ハン・ソヒ
ムヨン役:キム・ジェヨン
ほか

NHK「100日の郎君様」番組サイト
 2020.05.17スタート 日23:00-24:00 地上波放送 NHK総合
 2019.07.21-11.03 日21:00~22:00 NHKBSプレミアム
Youtube「100日郎君様」予告動画
◇公式Twitter:roukunsama_PR

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