パク・シフ、コレで激情メロ職人に!「バベル~愛と復讐の螺旋~」韓国での評判をレポート!

2019年12月19日16時00分ドラマ
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人気俳優パク・シフ主演の最新韓国ドラマ「バベル~愛と復讐の螺旋~」の韓国での評判をレポート!本作は2019年12月20日LaLa TVでCSベーシック初放送され、予告動画は番組公式サイトで視聴できる。
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「バベル~愛と復讐の螺旋~」は、復讐のために人生を捨てた検事と、財閥一族との結婚によって人生が破滅した女優の激情ミステリー・ラブロマンス。韓国だけでなく、日本でも高い人気を誇るパク・シフが主演なだけあり、心待ちにしている視聴者も多かったのではないか。パク・シフは2017年には最高視聴率47.5%という驚異の成績を叩き出した大ヒットドラマ「黄金の私の人生」に出演し、2018年は「ラブリー・スター・ラブリー」に出演、そして2019年は本作品でお茶の間に現れた。作品毎に様々な魅力で視聴者を虜にするパク・シフだが、今回は復讐のために自身の人生を犠牲にする検事ということで、一体どんな新たな姿を見せてくれるのか?視聴者達の期待は高まった。

本作品はザ・韓国ドラマともいえる復讐劇がテーマ。殺人、不倫、家庭内暴力など、刺激的な材料が多く盛り込まれており、まさに大人向けのドラマといえるだろう。オープニングから激しい展開を見せたことで、視聴者たちの間では放送開始直後から既に「人生ドラマになるかもしれない」(韓国語で「人生〜」とは、今までで一番の、といった意味)と騒然となった。そして予測不可能な展開が続き、最初から最後まで視聴者たちを離さなかったようだ。
また放送開始前から期待が寄せられていた通り、俳優陣の高い演技力によって作品の完成度がより一層高まったと軒並み高評価を得た。特にパク・シフは復讐と愛の間で葛藤する検事チャ・ウヒョクを完璧に演じきり、「激情メロ職人」というキャッチフレーズが登場したほど。また「私はチャン・ボリ!」などに出演したキム・ジフンもこれまでとは打って変わりインパクトのある悪役を演じ、演技の幅を広げたと評価を得た。

視聴率に関して、初回視聴率は3.5%を記録。その後2%台に下落するも、最終回はニールセンコリア基準、全国視聴率3.3%、首都圏視聴率3.5%を記録、同時間帯視聴率1位を記録した。 また、瞬間最高視聴率は3.9%まで高騰し、最後まで視聴者たちのドラマへの関心が垣間見れた。この記録はTV朝鮮としては堅調に推移したと言えるのではないだろうか。しかしながら本作品が放送された時期は、JTBCの歴史を塗り替えた「SKYキャッスル」(2018年11月ー2019年2月)が韓国で一世を風靡しており、放送終了後もこの余波によってバラエティなどの特番が組まれるほど。よって同時期に放送されたその他ドラマは全般的に「SKYキャッスル」旋風に押され気味となり、影に隠れてしまったのが多少残念ではあった。

尚、作品タイトルとなっている「バベル」とは、旧約聖書の「創世記」に登場し、天まで届く高さに建設しようとし崩れてしまった塔であり、人間の傲慢さの象徴とも言われている。本作品では登場人物たちのあらゆる欲望が垣間見れるが、そのドロドロな展開の中で、一体どのようなラストを迎えるのか?本作品を通じてドラマ脚本に初めて挑戦したクォン・スンウォン、パク・サンウク作家の緻密な構成力と、ドラマの巨匠ユン・ソンシク監督の繊細な演出力が完璧に調和し、「激情ミステリー・ラブロマンス」というジャンルで大成功を収めたと評価された本作品。是非ともこの世界観にどっぷり浸かっていただきたい。

■放送情報(全16話)
放送日時:12月20日(金)スタート/12:00~13:30
毎週(月)~(金)12:00~
再放送:同日 20:00~

LaLa TV
バベル」番組公式サイト


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