1921年、芥川龍之介（松田龍平）は新聞社の特派員として上海へ！憧れの地は清朝を倒した革命の最中！芥川は理想と現実のギャップに絶望するのだが…。NHK総合・BS8K・BS4K 3波同時放送30日（月）夜9時より「ストレンジャー 上海の芥川龍之介」を放送。松田龍平の会見動画は「NHK_PR 」にて公開されている。



文学に詳しくない方でも、年に2回発表される文学賞・芥川賞（文藝春秋）はご存じだろう。この賞は文豪・芥川龍之介にちなんだ賞で、純文学の新人作家に与えられる。2015年にはお笑い芸人又吉直樹が『火花』で同賞を受賞し話題となった。

では芥川龍之介とはどんな作家だったのか！？1892（明治25）年生まれ。東京帝国大学文化大学英文学科へ進学。在学中に菊池寛（文藝春秋の創立者）、久米正雄らとともに同人誌『新思潮』を刊行。その後、のちに代表作となる『羅生門』（1915）、『蜘蛛の糸』（1918）などを執筆。1927（昭和2）年、自室で服毒自殺した。享年35。

30日放送される「ストレンジャー」は、新聞社の特派員として上海に渡った芥川龍之介の物語だが、これは史実であり、帰国後に『上海遊記』（講談社文庫）を執筆している。ドラマはおよそ100年前の中国が再現され、主演の松田龍平はインタビューで「タイムスリップしたよう」と答えている。

12月21日（土）深夜24時05分からNHK総合にて「ストレンジャー」メイキング特番を放送。100年前の上海をBS8K映像で再現。特番では出演者による上海の芥川ゆかりの地の探訪やドラマのみどころを紹介する。
⇒NHK「ストレンジャー 上海の芥川龍之介」メイキング特番公式サイト

■あらすじ
1921（大正10）年、芥川龍之介（松田龍平）は新聞社の特派員として上海に渡る。おさない頃より「西遊記」など中国の古典文学に親しんだ芥川は、憧れの地・上海へ期待に胸を膨らませていたが、当時の上海は清朝を倒した革命の最中だった。

理想と現実のギャップに絶望すら感じていた芥川だったが、そこで出会った知識人たちとの交流で、中国の精神世界へと分け入ってゆくのだが…。

NHK総合・BS8K・BS4K 3波同時放送 12月30日（月）夜9時より「ストレンジャー 上海の芥川龍之介」。出演：松田龍平／岡部たかし／中村ゆり／奈緒／金世佳ほか。松田龍平の会見動画は「NHK_PR」にて公開されている。

◇NHK総合・BS8K・BS4K「ストレンジャー 上海の芥川龍之介」番組公式サイト
◇NHK「ストレンジャー 上海の芥川龍之介」会見動画（NHK_PR）