BMW初のハイブリッド・システム搭載モデル「ActiveHybrid 7」をスペシャルムービーで紹介

2009年11月04日16時30分商品・CM
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BMW ActiveHybrid 7

ビー・エム・ダブリューは、BMWのフラッグシップ・モデルであるニューBMW 7シリーズに、V型8気筒エンジンと電気モーターを採用したハイブリッド・システムを搭載する「BMW ActiveHybrid 7(アクティブ・ハイブリッド・セブン)」(1280万円)とロング・ホイールベース・バージョンの「BMW ActiveHybrid 7 L(アクティブ・ハイブリッド・セブン・エル)」(1405万円)を追加したが、そのスペシャルムービーが公開されている。
同車は、高効率なV型8気筒エンジンと電気モーター、極めてスムーズな加速と高い効率性を提供する8速オートマチック・トランスミッション、小型軽量設計のリチウムイオン・バッテリーをインテリジェントに組み合わることにより、同社ならではのドライビング・ダイナミクスのさらなる向上を実現。
システム全体の最高出力は342kW(465PS)、最大トルクは700Nmを発揮する。「BMW 750i」と「BMW 750Li」に比べて、最高出力が14%、最大トルクが17%向上しているにも関わらず、ヨーロッパ・テスト・サイクルにおいて、約15%の燃量消費率の削減とCO2排出量の削減を実現した。
8速オートマチック・トランスミッションは、同社のオートマチック・トランスミッション車としては初めて採用となるアイドリング・ストップ機能、「ハイブリッド・スタート/ストップ機能」を装備。
同機能の搭載により、アイドリング中にエンジンが自動的に停止し、信号待ちや渋滞での無駄な燃料消費を抑え、運転者がブレーキ・ペダルから足を放すと、停まっていたエンジンが自動的に起動する。
同機能により、エンジンをより頻繁に、長い時間停止させることができるため、燃料消費率とCO2排出量のさらなる削減が可能となった。リチウムイオン・バッテリーの電力で作動する電気モーターは、エンジン・スターターとしての機能も果たすため、ほとんど振動を発生させずにエンジンをごく短時間で始動させることも可能とした。
エア・コンディショナー・システムは、エンジンから完全に独立してリチウムイオン・バッテリーからの電力で作動するため、エンジン停止中でも作動させることができる。ハイブリッド・スタート/ストップ機能が作動し、エンジンが停止している場合、エア・コンディショナー・システムが室内の温度を快適に維持する。
また、停車中の車両のエア・コンディショナー・システムを車外からでも起動する「リモート・クライメート・コントロール機能」を装備しているため、炎天下に車を長時間駐車していたとしても、乗車する前に車外からエア・コンディショナー・システムを起動し、短時間で室内を快適な温度にまで下げ、快適な室内空間で車両を発進させることができる。
スペシャルムービーは、海岸沿いのワインディングから都市部へと走り抜ける同車を、ブレーキング時、加速時、走行時、停車時と分け、時にスケルトンボディにして、その際にエネルギーがどのような流れになっているのかを具体的に見せる。また、デザインや居住性などについてもふれている。
なお、ActiveHybrid 7は、10月29日から注文の受け付けが始まっており、2010年初夏に納車する。

BMW Active Hybridの魅力