三田佳子が小松政夫さんと最後の共演作「すぐ死ぬんだから」12/30~1/3に4Kで一挙再放送!

2020年12月27日14時40分ドラマ
©NHK

『終わった人』の内館牧子の同名の終活小説を女優・三田佳子主演でドラマ化したNHK「すぐ死ぬんだから」が、2020年12月30日(水)~2021年1月3日(日)までBS4Kにて、午前11時15分~午後12時4分まで一挙放送!番組公式サイトで予告動画が視聴できる。

※本作は、今年8月~9月にかけてBSプレミアムにて放送されたドラマ。当時の放送にあわせて各話のあらすじと見どころをこちらで紹介している。⇒【各話のあらすじと見どころ】



原作『すぐ死ぬんだから』(Amazonでチェック)は、お洒落に気づかい加齢に抗って生きる78歳の女性を主人公に、いかにして品格のある老後を迎えるかを描いた「終活」小説。累計30万部を超える大ヒットを記録し映画もされた『終わった人』から3年後の作品。

ドラマでは、すがすがしいまでの本音を吐きながら、老いを受け止めていく78歳の忍ハナが、終盤におとずれた人生の荒波に溺れ、乗り越えて、「品格ある老後」を手に入れ、「残りの人生、思い切ってみようかな。すぐ死ぬんだから」と歩き出すまでをハラハラ、やがて晴れ晴れと描く。

「すぐ死ぬんだから」という縁起でもないフレーズのタイトルがつく本作。ドラマの初回では原作にない、柩(ひつぎ)に納められて主人公が登場する。「そこらの年寄りと私は違う」などの本音を吐く主人公・忍ハナを演じるのは、23年ぶりに主演を任された三田佳子。衝撃的な“柩”のシーンを「新鮮な体験だったわ」と女優魂を見せた三田は、主人公と同じ78歳。1960年、東映映画『殺(や)られてたまるか』で女優デビュー以来、キャリア60年の主演作となる。

実は、今回のキャスティングは三田自らが希望したとのこと。本作で初タッグを組んだ原作者の内館は、美しくゴージャスな三田が、あのハナ(主人公)を志願したことに驚いたという。しかし、収録現場に訪れて「ハナそのものだと思った。大女優というのはすごいものだなァと驚きを通り越し、あっけにとられた」とコメントしている。

ハナの夫・岩造役を小野武彦、他にも溝端淳平、松下由樹、村杉蝉之介、安藤玉恵、田中哲司、余貴美子ら演技派俳優陣が脇を固める。
そして、今月7日に亡くなった小松政夫さん(享年78)が三田佳子の同級生のロク役で出演している。ロクは見た演じるハナに学生時代から好意を寄せており、夫を亡くしたハナを元気づけるのだが、彼にもまたある事情があって…。

■あらすじ
見た目にこだわる78歳のハナ(三田佳子)。若く見せる努力を重ね、気合を入れて老いを遠ざけ生きている。
そんな彼女に思わぬ人生の変転が待ち受けていた!荒波に溺れ、乗り越え、再び歩き出すハナをハラハラ、やがて晴れ晴れと生きる決心をしたハナは…。

長年連れ添った夫(小野武彦)が倒れ、サスペンス級の展開が次々に巻き起こる「すぐ死ぬんだから」は、BS4Kにて2020年12月30日(水)から2021年1月3日(日)、午前11時15分~午後12時4分まで年末年始に一挙放送される。

原作は内館牧子の『すぐ死ぬんだから』(Amazonでチェック)、脚本は長田育恵、出演は三田佳子、小野武彦、松下由樹、小松政夫、余貴美子 ほか。

NHK「すぐ死ぬんだから」番組公式サイト

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