待望の「赤かぶ検事」連続ドラマで!初回120分の予告動画-TBS

2010年01月13日14時08分ドラマ
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歌舞伎役者・中村梅雀が主演の法廷ミステリー、「赤かぶ検事奮闘記」が本日13日よりTBS水曜劇場「赤かぶ検事 京都編」で連続ドラマになって登場する。初回は、120分のスペシャルで、番組公式サイトには見どころたっぷりの予告動画が公開されている。

中村梅雀といえば、成駒屋「中村梅雀」の2代目として歌舞伎界をリードする役者。代々続く歌舞伎役者でありながら、テレビドラマや時代劇にも積極的に出演している。代表作には、NHK大河ドラマ「八代将軍吉宗」で徳川家重、テレビ東京「信濃のコロンボ」で刑事役、松竹映画「釣りバカ日誌」でスーさんの秘書役などがある。最近ではNHK大河ドラマ「天と地と」で武田勝頼役を演じるなど、今やテレビや映画で欠かせない貴重な俳優だ。

「赤かぶ検事」は、和久峻三による法廷ミステリー小説「赤かぶ検事シリーズ」が原作のテレビドラマシリーズの総称で、過去にはフランキー堺、橋爪功が主人公・柊茂(ひいらぎしげる)を演じた。2009年から柊が京都地検に転勤したという設定で、中村梅雀主演で単発ドラマとして主演した。今回のからは、連続ドラマ「赤かぶ検事 京都編」としてスタートする。

中村演じる主人公・柊茂は、京都地検の検事。ただし、司法試験に合格したエリートではなく、検事事務官出身のたたき上げ検事。“赤かぶ”と呼ばれるのは、赤かぶ漬けが大好物で、かつて朝市で購入していた赤かぶ漬けを誤って公判中法廷内にぶちまけた経験から、周囲に“赤かぶ検事”や“赤かぶさん”という愛称で呼ばれるようになった。妻と娘をこよなく愛し、人情に厚い名物検事。妻には古手川祐子、娘には菊川怜が扮する。他に、柊のパートナーの京都府警・警部補に原知絵、敏腕検事に麻木久仁子、柊付きの事務官に川俣しのぶと個性的かつ演技派の女優陣が花を添える。男性陣では、柊の上司に小野武彦、原の上司役に中西良太というベテランを配し、京都府警の新入り刑事に、阿部進之助が登場する。阿部は、2003年「仮面ライダー555」でテレビドラマデビューした俳優で、身長185センチの長身で、「超星人グランセイザー」「仮面ライダーカブト」などの特撮もので人気を博している新人。

ドラマでは、こうした魅力的なレギュラー陣に加え、各回豪華ゲストを迎える。こういう場合、ゲストが犯人になる場合が多いが、このドラマではそうとも言えない。赤かぶ検事と犯人捜しの勝負をするのも楽しみのひとつとなるだろう。

連続ドラマ「赤かぶ検事 京都編」は、「京都」「ミステリー」「法廷サスペンス」などの要素をふんだんに盛り込み、様々な事件を通して、時にドキドキハラハラのサスペンスあり、時に見る者の心情に訴える人情ドラマとして、家族そろって楽しめる作品になりそうだ。

TBS「赤かぶ検事 京都編」