【冬季五輪】安藤美姫、“トリノ”と“バンクーバー”の違いは?公式サイトのメッセージ動画で確認!

2010年02月09日10時08分スポーツ
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2月12日~28日に開催される「第21回冬季オリンピック」に向けて、世界中のトップアスリートたちがバンクーバーに集結し、五輪ムードが高まっている。日本でも、各メディアが出場選手たちの近況を伝えているが、財団法人「日本オリンピック委員会」の運営する「バンクーバー2010冬季オリンピック」の公式サイトには、たくさんの五輪情報が掲載されている。中でも、1月18日の日本選手団の壮行会の動画をはじめ、選手たちの五輪へ向けての熱い思いを語っているメッセージは、大会を待つ気持ちをますます高揚させてくれる。トップページには、冬季五輪の人気種目、フィギュアスケートの安藤美姫選手のビデオメッセージ動画も公開されており、今シーズン、彼女の演技がひと回りもふた回りも大きく見えのは、こうした意識の違いかも?と思わせる素敵なコメントを残ししている。

安藤にとって今回のバンクーバー五輪は、「第20回トリノ冬季オリンピック」に続く2度目の出場。安藤は前回の五輪を振り返り、選手として責任や自覚が不足していたと悔しさを語っている。また、今回、連続の出場を叶えることができたのは、自分を応援してくれた多くの人々のおかげと感謝の言葉を述べ、今大会への熱い思いを語っている。

トリノの時とは、随分イメージの変わった安藤選手を見ると、今更ながらに月日の速い流れを感じさせられる。安藤、22歳!大人の女性の色香も感じられ、力強さと女性的な美しさを併せ持つ貴重な選手に成長している。
2009-2010の今シーズンでは、ロステレコム杯、NHK杯とグランプリシリーズを連続優勝を果たし、グランプリファイナルでは2位で、早々に五輪出場の夢の切符を手に入れ、準備万端。
米誌スポーツ・イラストレーテッドの最新号のメダル獲得予想では、浅田真央と共に銀メダルの有力候補として特記されている安藤。“銀”などといわず、“金”を目指して、最高の演技を披露してくれることを期待したい!

安藤はメッセージの最後を、次のような力強いコメントで結んでいる。
「今の自分があるのは出会った方たちのおかげ。バンクーバーでは、自分だけの夢ではなく、今度は、自分を応援してくれる方と、サポートしてくれるみんなの思いを自分なりに感じながらリンクに持っていって、最高の演技をバンクーバーの舞台でできたらいいなと思います。それの結果がよければそれはそれで幸せと思います…」

公式サイトでは競技情報や選手情報などが詳しく紹介されているので、大会開始までの数日、五輪の予習をしておくのもいいかもしれない。

「安藤美姫」ビデオメッセージ
「第21回冬季オリンピック」公式サイト