浅田次郎原作ドラマ「シューシャインボーイ」記者会見動画-テレ東

2010年03月01日14時04分ドラマ
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テレビ東京開局45周年記念ドラマ「シューシャインボーイ」の記者会見が行われ、原作者の浅田次郎(58)と主演の西田敏行(62)による会見動画が現在公開中だ。
会見では浅田と西田による同ドラマへの思い入れやこぼれ話などが飛び出し、取材陣も笑いに包まれるといった終始和やかな雰囲気で行われた。浅田原作の映像作品に西田が出演するのは、ドラマ「天国までの百マイル」や映画「椿山課長の七日間」などに続いて4作目となる。小説を書く時につい西田をイメージして書くという浅田に対し、西田は「これからも浅田先生がお書きになる度に私の役が一つずつ増えていくという事で、しばらく仕事が枯渇しないで済むので有難い」などと語って場を沸かせた。

今回のドラマと同タイトルの浅田による原作は「月島慕情」という短編集に収録されている一篇だが、「平成の泣かせ屋」の異名を取る浅田の本領発揮といった叙情的な短編の中でも特に支持の多い作品である。浅田の書くジャンルはギャンブルものからエッセイ、短編、歴史大作までと実に幅広い。「鉄道員(ぽっぽや)」で直木賞受賞により、人情の機微を描く作品について特に定評があり、その作品が数多く映像化される作家の一人となった。

ドラマの舞台は現代の東京。銀行員の塚田文雄(柳葉敏郎)は、組織や人の冷たさに嫌気がさしてエリートコースを嘱望されるも退職、経歴を偽って会社社長の鈴木一郎(西田敏行)の運転手となる。一郎の人柄に触れるうちに、人間関係の温かみを感じるようになった塚田は、銀行員時代にはする事の無かった仕事の話を家庭でも嬉々として語るようになる。ある日社長の持ち馬「シューシャインボーイ」が競馬で優勝し、祝賀会が開かれる事になった。しかし一郎はパーティ会場へ向かわずに新宿のガード下へ行くよう塚田に命じる。そこで一郎は初老の男に靴磨きを頼む。毎週毎週その男に靴磨きを頼む一郎の過去とは?
戦争孤児から一代で会社を築き上げた男と靴磨きの男の間に生まれた絆、社長と運転手の間に芽生える友情、男たちを支える妻たちの思いなど、様々な思いが交錯する浅田流のヒューマンドラマだ。
戦後の日本と現在の日本の在り方も考えさせながら、根底にある変わらぬ人情を描いた秀作だ。

ドラマ「シューシャインボーイ」は、3月24日(水)よる9時から放送。その他出演キャストは安田成美、星由利子、余貴美子、大滝秀治ほか。
会見の模様はテレビ東京無料動画サイト「てれとWatch!」にて視聴出来る。

てれとWatch! シューシャインボーイ記者会見