感動の実話エッセイをドラマ化「やまない雨はない」予告動画-テレ朝
「お天気おじさん」として昭和60年代に人気を博したお天気キャスターの倉嶋厚氏原作の「やまない雨はない」がテレビ朝日でドラマ化され、現在予告動画を公開中だ。穏やかな語り口と一言コメントが好評だった倉嶋氏だが、その人生は自身のガン発病、妻の死、それをきっかけとしてうつを発病といった様々な困難が待ち受けるものだった。それらを乗り越えて、現在も86歳という年齢で執筆や公演活動を続ける氏の半生を描くヒューマンドラマがこの作品である。
今回倉嶋氏を演じるのは渡瀬恒彦(65)。先だって開かれたドラマの記者懇談会に出席した渡瀬は、「最愛の人に死なれたときに味わった喪失感は時間しか解決してくれない。そこで救いになるのが『やまない雨はない』ということだと思う」と語った。うつ病にかかった状態を演じるのに苦労したという渡瀬だが、「倉嶋さんの本を読み、いろんな自然界の事象を感じ取る細やかさに、優しさを感じた。奥さんを信頼し、すべてを任せている。そこがすてきで、うらやましく思えました」と感想を述べた。
倉嶋氏は、まだ気象予報士という言葉が無い頃に気象技術官養成所(現・気象大学校)を卒業して気象庁へ入庁、退職後は一転してNHKの天気解説委員として活躍した。ドラマの序盤では、結婚後に夫婦とも結核を患った上に、妻は2度にわたる子宮外妊娠の結果子どもが望めない事が発覚する。それでも、天気を伝えるという夫の夢を二人の子どもと思って生きる決意をした妻との間には強い絆が結ばれる。しかし後に訪れる自身の喉頭がんや妻の末期がん宣告に始まる一連の苦難を、どんな思いで乗り越えていくのだろうか。心の病や老老介護といった現代社会が抱える問題にも迫り、それでもなお生きる事の大切さを考えさせる作品となっている。
出演は渡瀬をはじめ青年期を演じる内田朝陽(27)、妻役の黒木瞳(49)とその青年期を演じる星野真理(27)、神田正輝(59)、東ちづる(49)、八千草薫(79)ほか。
放送はテレビ朝日系3月6日(土)よる9時から。予告動画はテレビ朝日の公式サイトで現在公開中。
テレビ朝日ドラマスペシャル やまない雨はない