松本清張2週連続スペシャルドラマで海老蔵・船越のPV動画-日テレ

2010年03月13日07時03分 
(2010年03月13日10時29分 更新)
ドラマ
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松本清張の生誕100年を記念した2週連続スペシャルドラマ「霧の旗」「書道教授」の放送前に、関連動画が続々公開されている。3月16日(火)放送の「霧の旗」は市川海老蔵(32)、翌週の23日(火)放送の「書道教授」は船越英一郎(49)というビッグネームがそれぞれ主演を務める事で、キャスト発表直後から注目を集めていた。その全容が公開される番宣動画で次第に明らかになり、本放送までにいよいよ期待が募る。

社会派推理小説の大家である清張の生誕記念という一大イベントだけあって、PRスポットも通常のドラマと比較して格段に気合いが入っているのが伺える。「霧の旗」では30秒の番宣動画がA・B・Cの3種に加えて3秒のみのスポット動画に至っては13バージョンも用意されている。3秒スポット動画は13本まとめて一つの動画として特集も組まれており、見るうちに「松本清張スペシャル、霧の旗」の言葉がしっかり脳裏に刻み込まれてしまう。サスペンス調のストーリーに対して、3秒スポットでは様々なキャストらと共にコミカルな雰囲気のスポットも入り混じっており、連続しても飽きの来ないパターンで展開される。また、海老蔵のインタビュー動画も公開が始まっており、ドラマに掛ける意気込みを語っている。
「霧の旗」は若い敏腕弁護士を主人公にしたストーリーで、原作は昭和35年に執筆されたものの「冤罪」や「裁判制度」といった今日に繋がるテーマを抱えた社会派サスペンスだ。津川雅彦(70)や戸田菜穂(35)、相武紗季(24)といった各世代の実力派俳優らに加えて、東貴博(40)、中澤裕子(36)、カンニング竹山(38)、柳原可奈子(24)といったタレント陣もハードなサスペンスに挑むのも見所になっている。

一方の「書道教授」は30秒の番宣動画がA・Bの2種類、3秒スポット特集14秒という内容だ。行き過ぎた女性関係に翻弄される主人公を取り巻く女優陣は本妻が賀来千香子(48)、愛人に荻野目慶子(45)、書道教室の教授に杉本彩(41)といった豪華華麗な顔ぶれである。これに加えて、70年代のドラマ黄金時代の立役者の一人であったジェームス三木が脚本を担当、「独眼竜正宗」など大河ドラマで見せた重厚な構成が見ものとなる。また、漫才ブーム時代のアイドル的存在だった春やすこ・けいこの春やすこが久々にドラマに登場するというキャスティングも意外性と共に楽しみである。
このドラマでは、いつもはサスペンスの帝王として犯人を追い詰める役柄の多い船越が、追い詰められ運命に翻弄されるという今までに無い役どころをどう演じるかに期待がかかる。

松本清張スペシャルドラマ「霧の旗」「書道教授」の関連動画は、特設サイトの各番組メニュー「予告動画」から視聴出来る。放送時間は、共による9時からスタート。


生誕100年2週連続松本清張スペシャル 「霧の旗」「書道教授」