ペンタックス、初の中判デジタル一眼レフカメラ「PENTAX 645D」を発売

2010年03月10日15時33分商品・CM
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PENTAX 645D

HOYA PENTAXイメージング・システム事業部は、レンズ交換式中判デジタル一眼レフカメラ「PENTAX 645D」(オープン価格)を5月中旬に発売する。
これまで業務用途に限られていた大型イメージセンサーによる超高解像画像を、風景写真愛好家がアウトドア撮影でも気兼ねなく楽しめる高画質と機動性、信頼性を兼ね備えたモデルとして開発した。
撮像素子には、35ミリ判の約1.7倍もの大きな面積サイズを誇る44mm×33mmのKodak社製高性能CCDイメージセンサーを採用。有効画素数は約4000万画素で、広範なダイナミックレンジによる階調再現性や質感の描写に優れ、写真の立体感や空気感まで味わえる、超高精細画像が得られる。
また、解像力を最優先し、ローパスフィルターレスのCCDユニットとすることで、レンズと撮像素子が持つ本来の解像力を余さず引き出した、圧倒的な描写性能を実現している。
さらに、定評のある同社デジタル一眼レフ専用画像処理エンジン“PRIME II”を搭載。高速処理と中判デジタル一眼レフ用アルゴリズムにより、階調豊かで色再現性に優れた高画質画像を実現するとともに、大容量の画像データの高速転送なども可能にしている。
加えて、大型CCDセンサーが出力した豊富なアナログ信号を14bit(最大16384階調)で忠実に変換し、高精細・多階調な情報を持つデジタル信号として画像処理エンジンに送り込む、高性能A/Dコンバーターを採用している。
ボディは、カメラ本体の外装には軽量かつ堅牢なマグネシウム合金を、シャシーには熱による膨張・伸縮が小さく高い動作精度と安定性を発揮するアルミダイキャストを採用。
また、上面と背面のLCDカバーを硬質保護ガラス製にすることで強度を高めた。70か所にシーリングを施した防塵・防滴構造やマイナス10℃までの動作を保証する耐寒性能、5万回の作動に耐える最高速度1/4000秒の新開発シャッター機構などを備えながら、機動性に優れたボディサイズを実現している。
撮影した画像を記録するSD/SDHCメモリーカード用のスロットは、2基を装備。記録形式(RAW、JPEGなど)に応じて画像を記録するカードを振り分けたり、片方を同じデータのバックアップに使用するなど、用途に応じて使い分けることができる。各カードスロットの設定は、ダイレクトボタンで簡単に行える。
また、撮影画像へのゴミの写り込みを防ぎ、屋外でのレンズ交換なども安心して行える“DR II”を採用。CCD前面のUV・IRカットフィルター部を圧電素子で超音波振動させることにより、優れたゴミ除去性能を実現している。ゴミの付着状況は、“ダストアラート”機能により、事前に確認することが可能だ。
オートフォーカスは、AF測距用の光学系を一新するとともに、撮影時の光源情報も加味することで、中判デジタル一眼レフカメラに求められる高精度なオートフォーカスに対応する、新開発の11点ワイドAFセンサー“SAFOX IX+(サフォックス ナイン プラス)”(中央部9点はクロスタイプ)を採用。
測光は、77分割測光素子を採用し、高精度な測光を可能にしている。また、本体内のセンサー情報により、構図の縦横情報、被写体までの距離情報、被写体の撮影倍率情報などを加えることで露出精度を一段と高めた。
光学ファインダーは、ガラス製のトラピゾイド(台形)プリズムを採用し、視野率約98%の広視野を実現するとともに、カメラ本体の小型化を両立。合わせて、フォーカシングスクリーンには明るさとピント合わせのしやすさを両立した“ナチュラルブライトマット”を採用し、さらに見やすいファインダーとしている。
また、撮影者の意図や撮影シーンに合わせて画像仕上げを選択できる“カスタムイメージ”機能を備えた。リバーサルフィルムで撮影したような色調が楽しめる“リバーサルフィルム”をはじめ、全8種類から好みに応じて選択することができる。彩度、色相、コントラスト、シャープネス/ファインシャープネス、キー、コントラストハイライト/コントラストシャドーなどの各パラメーターの調整値は任意で変更でき、より自分好みの設定で撮影することが可能だ。
露出設定機能には、以下のものがある。
ハイパープログラムは、プログラムモードで撮影時に、グリップ部前後の電子ダイヤルを回すだけで、シャッター速度優先(Tv)、絞り優先(Av)の各露出モードに素早く移行できる機能。プログラムモードへは、グリーンボタンを押すだけの簡単な操作で戻すことができる。
ハイパーマニュアルは、マニュアルモードで撮影時に、グリーンボタンを押すだけで、被写体に合わせて適切な露出値が素早く設定される機能。
“感度優先(Sv)”モードは、使用したい感度に応じて、適切なシャッター速度と絞りが自動的に設定されるモード。感度の変更は、電子ダイヤルを回すだけで素早く簡単に行うことができる。感度変更の幅は、1/2または1/3ステップから選択可能。
“シャッター速度&絞り優先(TAv)”モードは、使用したいシャッター速度と絞りに応じて、適切な感度が自動的に設定されるモード。感度の自動変更が可能なデジタルならではの撮影モードで、写真表現の幅がさらに広がる。
背面の液晶モニターには、大きく見やすい3.0型、約92.1万ドットの大型液晶モニターを採用。上下左右それぞれ約170°の広い視野角により、ローアングル・ハイアングル撮影なども快適に行える。外光の反射を抑えて映り込みを軽減するAR(Anti-Reflection)コートも施されており、日差しの強い屋外でも見やすくなっている。
バッテリー寿命は、1回のフル充電で約800枚の長時間撮影が可能な大容量のリチウムイオン充電池を採用した。
製品ページでの紹介のほか、スペシャルサイトでも、動きのあるコンテンツが用意されている。また、いずれのサイトも、コンテンツが追加で公開される予定だ。

「PENTAX 645D」製品ページ
「PENTAX 645D」スペシャルサイト