登場は1カットだけ!それでも木下優樹菜が頑張る「きのこの山」新CMとメイキング動画
3月30日から木下優樹菜(22)の出演する明治製菓「きのこの山」のテレビCMが放送開始となり、ウェブサイトで新CMとメイキング動画も公開されている。前回CMから引き続きイメージキャラクターを担当する木下は、今回のCMで登場するのは1カットのみ。その1カットに渾身の力を込めて撮影に臨む木下の姿がメイキングではしっかりと披露されている。
今回のCMの主役は、昨年から同商品のキャラクターとして登場した「きの山さん」である。シンプルな線で最近流行の「ゆるキャラ」系のきの山さんが、同社のライバル(?)商品「たけのこの里」に対抗心を燃やしたロックを披露するという内容だが、最後の最後で木下においしい所をさらわれてしまうというもの。
きの山さんが歌うのは、宇崎竜童率いるダウン・タウン・ブギウギ・バンドの75年の名曲「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」である。奇しくも、同商品の発売開始年と同じ年に流行した曲でもある。今では芸能界でもおしどり夫婦として知られる宇崎と阿木耀子の黄金コンビによるタイトルで、横浜・横須賀のご当地ソングでもある事から今でもファンの多い楽曲だ。オリジナル曲は歌詞部分が全て語りであるため、それになぞらえてきの山さんも「たけのこの里」へのライバル心と自分への愛情を切々と訴えかける。決め台詞はもちろん「あんた、きのこのなんなのさ」。
木下が登場するのはラストの1フレーズ「横から木下~」の部分のみであるが、メイキング動画では何テイクも掛けて必死で踊りを繰り返している。メイキング後半では、既に古い付き合いといった感じのきの山さんと木下のやりとりも可愛らしく出来上がっている。
木下の衣装は1970年代後半から流行した「竹の子族」を意識したもので、CMについてのインタビュー時には「その(名前の)せいで出番が減っちゃったのかな」とぼやく場面もあり、笑いを誘っていた。
木下優樹菜出演の「きのこの山」新CMとメイキング動画は、明治製菓の同ブランドサイト内「CMギャラリー」(きの山さんの部屋のテレビ)をクリック、「♪きの山さん篇」コンテンツで視聴出来る。
明治製菓:きのこの山・たけのこの里