「龍馬伝」歌うリサ・ジェラルドが来日、歌詞の謎も明らかに?―NHK
NHK大河ドラマ「龍馬伝」のオープニングテーマを歌うリサ・ジェラルドさんがこの程来日し、「龍馬伝」の音楽を手がける佐藤直紀氏と同席しての記者会見が開かれた。その模様がNHKの番組情報動画サイト「コレ見て!MOVIE」に配信されている。
リサ・ジェラルドさんはオーストラリア出身。「ALI」、「Gladiator」、「Heat」、「Insider」などハリウッド映画の音楽を多数手がける巨匠作曲家である一方、ネオ・クラシカルのソロシンガーとして世界的に活躍する歌姫でもある。
リサさんは坂本龍馬の人物像について「日本人に平等の精神を広く伝えた人物。自分自身も龍馬のように、ステレオタイプに甘んじることなく勇気を持って枠を超える勇気を持てたらと思うし、未来の子供たちにも伝えていくべきものだと思う」と語った。
一方、ドラマ音楽を手がける佐藤氏は、「反響をすごく感じている。(子供を)幼稚園に送り迎えに行く時、去年は周りの目が冷たかったのですが、龍馬伝が始まってからとても暖かくなった」と環境の変化に驚いたと語っている。
ところで、リサさんが歌う「龍馬伝」テーマ曲だが、巷では「あの歌詞はなんて歌っているのか」「煮込み豆?煮込みラーメン?恨みます?」などなど、空耳ネタにまでなっている。実は歌詞そのものに具体的な意味はなく、龍馬の人物像をイメージしたリサさんの即興による歌唱法なのだそうだ。果たしてあの声は、龍馬の心の叫びか生きざまなのか、竜馬ファンの謎は深まるばかりかもしれない。
大河ドラマ「龍馬伝」佐藤直紀×リサ・ジェラルド合同取材会 NHK