8月19日テレビ東京の「空から日本を見てみよう」は2時間スペシャルで放送、沖縄本島をめぐる予告動画が公開されている。首都近郊の映像が多い同番組が2時間スペシャルで思い切って沖縄まで遠征、夏のリゾートとして人気のこの地の魅力を空から切り取り紹介する。

空撮の出発地は沖縄の玄関、那覇空港。観光地として有名な国際通りから世界遺産の首里城といったように、定番の観光スポットを空から眺める映像が続く。スペシャル番組という事で空撮以外の取材の時間も多く登場するのが今回の見どころである。
世界遺産の座喜味城跡、黒糖作りの行程やパイナップル製品の集まる場所、世界中のゴーヤが育つ場所など、沖縄ならではのリポートもふんだんに取り入れられる。
浦添市、宜野湾市、読谷村、名護市と回るだけでなく、周辺の古宇利島や伊江島といった離島の上空も巡る。マングローブ林、平和祈念公園なども上空から眺める事で、全ての観光地の位置関係がより把握しやすいのが今回の特長だろう。これまで沖縄を旅した人は自分たちの行動範囲がどれほどのものかわかり、これから旅する人には地図の動画版といった趣で旅行計画の目安にもなりやすいだろう。

これまでも湾岸部の空撮は何度か行われてきたが、やはりその海の青さの美しさは群を抜いている。リゾート時期の撮影という事もあって、白いビーチに戯れる人々やビーチパラソルが花のように並ぶ様など、夏の沖縄らしい風景が続く。深海の藍色、浅瀬の水色、砂浜の白、濃い森林の深緑といったように、目にも優しい天然の色彩が続くのも見て心地よい。今年まだバカンスに出掛けられていない人も、とりあえずは沖縄の空の旅を満喫できる2時間となる。

「空から日本を見てみよう」は19日（木）よる7時58分から2時間の特番で放送。予告動画は番組サイトトップページで視聴出来る。


空から日本を見てみよう　テレビ東京