カエルになった王子様全30話

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敏腕経営者ジュンハオ率いるセンウェル社が漁村の開発に着手。開発に反対するズチェンは幼なじみであるジュンハオの婚約者ユンシに恋心を抱いていた。一方、グァンメイ旅館の義娘テンユは占い師から玉の輿のお守りを買わされる。

グァンメイ村の祭り。ジュンハオは気球の上でユンシに“真の愛”という指輪を贈ろうとするが、気球の墜落に伴い指輪を失くしてしまう。そんな折、彼は水中レースに参加し溺れたテンユに人工呼吸を施す傍ら、例の指輪に気づく。

ユンシとの結納の前日。ジュンハオは、車に落ちていたテンユ宛の招待状を届け、ドレスも用意するよう指示する。それが別口の招待状とは知る由もなかった。その頃、ズチェンの親友オアシュンは、彼のユンシへの恋心を知り……。

ついに迎えた結納の日、テンユが合唱団のパーティーでスピーチする中、ジュンハオは再注文した指輪を取りに行く。ところが、途中でオアシュンに急襲され、彼らの車は谷底へ。一方、帰路を急ぐテンユの車の前に突然人影が現れる。

テンユたちは名前すら知らない記憶喪失の男をダオ(雑草)と名付ける。やがて彼女はダオを魔の草原に捨てに行くが、過って谷底に転落。助けにきたダオと一晩を過ごす。同じ頃、センウェル社はジュンハオ失踪で混乱に陥っていた。

水難やコンテナの落下など、危険な場面で助け合うダオとテンユ。そうしてジンジの計画は失敗に終わり、二人は急速に仲を深める。そんな中、グァンメイ旅館の改善点を口にするダオを見て、支配人のタンは真っ青になるのだった。

立退きの遂行のため、ズチェンが村にやってきた。その頃、病に倒れた会長は副会長ミンハンをズチェンと勘違いして、ズチェンの父親の死をめぐる事実を告白し息を引き取った。父の死を知る由もないダオは村を救う計画を思いつく。

退避勧告が迫る中、ダオが天然記念物の花を発見した。彼を谷底に残し、証拠写真を受け取ったテンユはセンウェル社で熱弁を振るって計画を白紙に戻す。その後テンユたちは草原に向かうが、怪我を負ったダオは病院に運ばれ……。

マイケルたちの前で見栄を張り、ズチェンと付き合っていると言い放ったテンユは、ウソを正当化しようとするも失敗。彼女はセンウェル社の社長が日本にいるというニュースを信じ、ダオに社長役を演じさせるという荒技を思いつく。

本物のジュンハオかどうか確かめようと、ダーツやダンスに誘うマイケルたちだったが、ダオはすべてを完璧にこなした。一方、ズチェンはパーティーにジュンハオが現れたという話を聞き、先日会えなかったダオの存在を不審に思う。

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