夢をつむぐ人々全75話

●今回は、リチウム電池開発の研究者岩堀さん。●21世紀の社会が求める新たな電気エネルギーとして、実用化が始まっているリチウム二次電池。そのリチウム二次電池を研究し、新たな製品の開発を目指す岩堀 徹さん。●産業の発達と共に、私たちの暮らす日本の電力需要が、ますます伸びています。特に、業務用や家庭用の伸びは著しいものがあり、平日の電力消費では、午後1時から4時頃までがピークとなっています。そのため、電力会社は、この昼間使う電力のピークにあわせ電力の供給を行っています。電力会社では、昼と夜の差を無くすために「電力負荷平準化」を考え始めました。その方策として考え出されたのが、深夜の電力を貯めて、昼間使うことが出来ないか、というものでした。その為のリチウム電池を使った研究の最前線を紹介します。
  • 岩堀 徹氏 財団法人電力中央研究所狛江研究所、
  • 再生時間 : 29分
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●皆さんは、砂漠というとまずどんなところをイメージするでしょうか?雨が殆ど降らない灼熱の世界、それとも生物が殆どいない死の世界でしょうか。そんな砂漠を緑に変える世界最先端の研究が、鳥取砂丘で続けられている。●鳥取大学乾燥地研究センター。世界でも類を見ないガラス張りの巨大なドーム。ここでは、「亜熱帯砂漠」と「冷涼砂漠」の環境を人工的に作る事ができる。この施設のセンター長を務める稲永忍さん。今回は稲永さんの乾燥地研究に密着します。
  • 稲永 忍氏 鳥取大学乾燥地研究センター、
  • 再生時間 : 29分
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●今回は一級建築士真島元之さん。大阪府大阪市北区。淀川のほとりに真島さんの事務所兼自宅は、あります。家を設計すること。それが真島さんの仕事です。●設計図は、コンピュータを使わず手書き。手書きで図面を描く建築士は、今では珍しくなりました。設計変更の履歴を残したいのと、一本一本の線の重みを大切にしたいという理由からだと真島さんは言います。●真島さんは、個人の住宅を中心に、クライアントと一緒に作り上げることをモットーにしています。●番組では、土間や離れのある真島さんの特徴ある家と彼の夢を描きます。
  • 真島元之氏 真島元之建築設計事務所、
  • 再生時間 : 29分
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●今回は、若き飛行機整備士平井さん。●鳥のように空を飛びたい・・・そう願い続けてきた私たちの夢を実現させてくれた「飛行機」。その飛行機にとって心臓部分とも言えるのがジェット・エンジンです。エンジンを整備すること。それは、快適な旅を提供するだけではなく安全を守るというとても大切な仕事です。飛行機のエンジンを整備している「原動機センター」に勤務する平井良和 さん。「整備士は、エンジンが不具合になることを予防したり、悪い部品を交換したりする、内科医でもあり、外科医です。」と平井さんは言う。●普段私たちの目に触れることが少い整備士たち。彼らはいったい、どんな思いで仕事に取り組んでいるのでしょうか?番組では、平井さんを通して、整備士の仕事、そして素顔を描きます。
  • 平井良和氏 全日空原動機センター、
  • 再生時間 : 29分
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●今回は、サンゴ養殖の阿出川さん。●沖縄県石垣島。色とりどりのサンゴが息づく海は、美ら(ちゅら)海と呼ばれ、世界中のダイバーのあこがれの場所。環境の悪化が言われる中、いま石垣の海にサンゴの放流という新しい取り組みが始まっています。●阿出川さんは石垣市内の一角に、事務所を構え、サンゴ礁の海で採取できるソフトコーラルと呼ばれる、軟体サンゴを主に、ここ石垣から、日本全国のユーザーに直接販売しています。●阿出川さんの悩みは貴重なイシサンゴの白化現象です。98年には、白保地区のサンゴの白化現象が全国的にも大きな話題となりました。そこで阿出川さんが考えついたのは、「コーラル・アクション」という活動。今回はこの活動を通して、阿出川さんの夢に密着します。
  • 阿出川隆之氏 (有)シーピーファーム、
  • 再生時間 : 29分
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●今回は、女性猿まわし芸人のメグさん。 人間と猿がユーモラスに掛け合う「猿まわし」。その歴史は古く、およそ800年前の鎌倉時代初期から続くといわれていますこれまで女性の芸人というのは、殆どいませんでした。メグさん、本名 加藤めぐみさんは、その珍しい、女性の猿回し芸人の一人です。そして、コンビを組むこのニホンザルも、この世界では非常に珍しい、メスの猿なのです。●静岡県の伊豆半島にある天城高原ファミリーパーク。この高原の施設内に、メグさんたちが、公演を行う「次郎おさるランド」があります。メグさんの師匠は、反省ポーズでおなじみの太郎・次郎の村崎太郎さんです。●番組では、メグさんとサルのモモの舞台裏に密着します。
  • 氏 株式会社太郎倶楽部、
  • 再生時間 : 29分
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●今回は、神山隆彦さん。ビデオの普及に伴い、1980年代半ばに製造中止となった、8ミリフィルムカメラや映写機。高度成長期には一般に広く普及し、家族の記録から、本格的な映画制作まで様々な場で活躍していました。●今ではあまり目にすることがなくなった8ミリ機材を、趣味で集めているうちに、とうとうお店を始めてしまった人がいます。それが神山さんです。●東京都墨田区。中小の製造工場が建ち並ぶ下町の裏通りに国内で唯一、8ミリ関係の商品を専門に扱うお店、「レトロ通販」があります。6坪の小さなお店には、今では手に入れることが難しい、様々な8ミリ機材が、所狭しと並んでいます。お店のお客さんは、意外にも8ミリの全盛期を知らない若い人たちが多いと、神山さんはいいます。●番組では、神山さんを通して何故今8ミリフィルムなのか?その魅力に迫ります。
  • 神山隆彦氏 (有)レトロエンタープライズ、
  • 再生時間 : 29分
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●フォアグラ、トリュフと共に世界三大珍味のひとつに数えられるキャビア。キャビアの親は、日本ではあまりなじみのない魚、チョウザメです。そのチョウザメも、いまや絶滅の危機に瀕していると言われています。●チョウザメの人工ふ化を全国で初めて、養殖を目的とした実用レベルで成功させた人がいます。吉田桂一さんが、チョウザメの卵から稚魚を誕生させたのは平成5年のことでした。以来、吉田さんはチョウザメ課長という名前で全国に知られるようになりました。●鉄の町として知られる岩手県釜石市。三陸の海に面した自然が豊かなこの町に全国でも珍しいチョウザメの人工ふ化から養殖まで行う会社「サンロック」があります。吉田さんの仕事と夢を描きます。
  • 吉田桂一氏 ㈱サンロック、
  • 再生時間 : 29分
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●今回は、ホタル博士の大場信義さん。神奈川県横須賀市。住宅地が広がる町の中心部に、横須賀市自然人文博物館があります。 館内には、三浦半島を中心とした自然や歴史に関する様々なものが展示されています。ここで大場信義さんは学芸員を務めています。●人々から、ホタル博士と大場さんは言われています。その、ホタル博士こと、大場信義さんはこれまで実に30年以上にわたって日本はもちろん、世界中のホタルを研究してきました。●全国のゲンジボタルの、発光パターンを研究していくうちに大場さんは、ある不思議な現象を発見しました。それは、西日本のホタルと東日本のホタルでは、発光パターンが違うという事。●今回は、大場さんを通して、ホタルの生態、大場さんの夢を描きます。
  • 大場信義氏 横須賀市自然・人文博物館、
  • 再生時間 : 29分
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●今回は品木ダム水質管理所の高原さん。活火山で知られる、草津白根山。硫黄のにおいが漂う火口には、「湯釜」と呼ばれるpH0.85という強い酸性の湖が広がっています。その白根山の麓にあるのが、古くから名湯として知られる草津温泉です。様々な効用がある温泉ですが、実はこのお湯も「湯釜」と同じように強い酸性。コンクリートや鉄を溶かしてしまうほどです。私たちの身体には効果がある温泉ですが、環境のことを考えると、少し問題があります。というのも、このままでは、魚も住めない、水の利用もできない、「死の川」なのです。●白根山系の酸性河川の水は、吾妻川を通り、遠く利根川までその影響を及ぼしていました。生き物が住めない「死の川」をよみがえらせる。そのために始まったのが、世界でも初めての「川の水を中和する」という水質改善事業でした。番組では、高原さんを通して死の川を蘇らせた中和事業を紹介します。
  • 高原 勲氏 品木ダム水質管理所、
  • 再生時間 : 29分
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