夢をつむぐ人々全75話

●今回は、巨大ロボット製作の森藤弘美さん。豊かな自然に恵まれた岐阜県郡上大和。町の中心を流れる長良川沿いに森藤さんが経営する工場、「郡上ラボ」があります。森藤さんはここで、主に恐竜や動物のロボットを製作しています。こうしたロボットは「特殊造形物」と呼ばれています。●スタッフは、みんな森藤さんの家族です。経理・事務は奥さん。ロボットのデザインを担当するのは、娘のかおりさん。どんなロボットを製作するのか、具体的なイラストを描きます。完成したイラストを基に、ロボットの製作を始めます。森藤さんは製作にあたって、設計図というものを一切作りません。骨格を組立てながら特殊な動きも作って行くのです。森藤さんは、このロボットは特殊すぎて設計図にはおこせないといいます。●番組では、巨大ロボットの製作過程に密着し、森藤さんの夢を描きます。
  • 森藤弘美氏 株式会社郡上ラボ、
  • 再生時間 : 29分
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●今回は、阿蘇山研究のの宮縁さん。大きな外輪山を持つ、巨大なカルデラ火山として知られる熊本県の阿蘇山。森林総合研究所に勤める、宮縁育夫さんは、阿蘇山を始め、九州各地の山で起こる災害の研究をしています。●宮縁さんの勤務する『森林総合研究所・九州支所』は、熊本市の郊外、緑豊かな立田自然公園のそばにあります。ここでは主に「森林を守り、森林資源の利用を促進するため」の研究が行われています。この中で山地防災研究グループに所属する宮縁さんは、主に火山災害についての研究をし、論文にまとめ、全国の「ハザードマップ(災害予測図)の基礎データに役立てています。●番組では、宮縁さんの研究を通して、91年長崎での雲仙普賢岳の噴火による災害の原因を検証し、宮縁さんのこれからの研究・夢を描きます。
  • 宮縁育夫氏 森林総合研究所九州支所、
  • 再生時間 : 29分
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●今回は、原始技術史研究の関根さん。東京都町田市の緑豊かな環境の中にある和光大学。この大学で民俗音楽を教える関根秀樹さんの講義はとてもユニークで学生達に、大変人気があります。関根さんが民族音楽の非常勤講師を務める和光大学は何よりも「自由で創造的な学術の研究」を 大切にしています。関根さんは、原始技術史というちょっと珍しい分野の研究者です大学の古代技術復原実験室には、 実に様々な物が、所狭しと並んでいます。●番組では、縄文時代の火のおこし方、食事の作り方などを再現し、関根さんの古代技術の研究を描きます。
  • 関根秀樹氏 和光大学非常勤講師、
  • 再生時間 : 29分
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●今回は、女性消防士を目指す2人に密着します。福岡市にある消防学校。ここでは新人の消防士たちが連日、厳しい訓練に挑んでいます。多くの男性に混じって、訓練を受ける女性消防士が二人。日野さんと太田さん。訓練は女性だからといって、特別なカリキュラムが組まれている訳ではありません。時には過酷な、男性と同じ内容の訓練をクリアしなければならないのです。●ここで学ぶのは、皆福岡市消防局に新しく採用された18歳から26歳までの若者たちです。消防の組織で一番下の位が消防士です。つまり、たとえ現場に出ていなくても彼らは立派な消防士なのです。彼らは、教養生と呼ばれています。
  • 日野智子氏 福岡市消防学校、太田佐智子氏 福岡市消防学校、
  • 再生時間 : 29分
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●今回は、双眼天体望遠鏡の発明者松本さん。鳥取県鳥取市。町の中心部に「メガネのマツモト」があります。店内にはメガネや時計などお馴染みの商品に混じってちょっと見かけない、変わったものが置いてあります。日本で唯一、双眼天体望遠鏡の製作・販売を行っているお店なのです。●松本さんは、このお店を経営するかたわら、双眼天体望遠鏡の発明に成功しました。「天体望遠鏡が逆さまの画になってしまうのを何とか正立にしたい。」そんな松本さんは研究に研究を重ねた結果、遂に1981年、念願のEMS、正立ミラーシステムの開発に成功します。この、松本さん独自のシステムが、双眼天体望遠鏡の誕生を可能にしました。
  • 松本龍郎氏 メガネのマツモト、
  • 再生時間 : 29分
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●今回は、化石発掘の学芸員池上さん。熊本県御船町(みふねまち)の恐竜化石発掘調査地。今からおよそ9000万年前の白亜紀に生きていた恐竜や様々な生物たちの化石が次々と掘り出されています。●熊本県の静かな山間に広がる町、御船町。近年、恐竜の化石が沢山産出する事で恐竜の郷として、全国に知られるようになってきました。そんな町のシンボルが町立の「恐竜博物館」です。館内はいつも子供や家族連れでにぎわっています。池上さんはこの博物館で学芸員を務めています。●番組では、池上さんの化石発掘の現場、化石のクリーニング作業を通して、化石の魅力を伝えます。
  • 池上直樹氏 御船町恐竜博物館、
  • 再生時間 : 29分
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●今回は、刃物鍛冶職人の山崎さん。東京都中野区。 住宅地の一角に、いまでは余り見かけなくなった鍛冶屋さんがあります。工場の中では、昔ながらに鉄を打つ風景を見ることが出来ます。●刃物の製造販売を行う「市弘製作所」。山崎さんはここで、主に大工さんが使うノミやカンナなどを作っています。昔ながらの方法で鉄を打つ。これまで職人の「カン」に頼ってきたこの作業を、科学的に行えないかと、山崎さんは長年研究を重ね、その方法を編み出した。打っては顕微鏡で分析し、データを見る。番組では、刃物鍛冶の工程に密着し、職人の「カン」と科学的データとの関係を描きます。
  • 山崎正三氏 市弘製作所、
  • 再生時間 : 29分
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●東京都狛江市。都心からおよそ1時間という、閑静な住宅地に電力中央研究所があります。ここでは、私たちがいつも使っている電気に関する、様々な研究が行われています。●重点研究プロジェクトの中のひとつ、「金属燃料・乾式リサイクルプロジェクト」。研究参事の井上正さんは、20人ほどの研究員を擁するこのプロジェクトのリーダーを勤めています。●「金属燃料・乾式リサイクルプロジェクト」。あまり聞きなれない言葉ですが、この技術は、将来のエネルギー問題を考える上で、とても重要な技術です。●今回は、井上さんを通して、このプロジェクトを描きます。
  • 井上 正氏 財団法人電力中央研究所狛江研究所、
  • 再生時間 : 29分
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●東京からおよそ290キロ。太平洋に浮かぶ小さな島、八丈島は、伊豆七島の一番南に位置します。総面積およそ70平方キロメートル、人口は1万人ほど。農業と漁業と観光の島です。その八丈島に、1999年、日本で初めての離島の地熱発電所ができました。東京電力八丈島地熱発電所。ここでは、地球が沸かす蒸気で電気を作っているのです。地下にある熱水を利用して発電を行う地熱発電所は、現在日本に17カ所あります。資源の少ないわが国にとって、地熱は貴重なエネルギーとして注目されています。●この発電所のエンジニアは、東京電力の下田昌宏さんです。今回は、下田さんを通して、八丈島の電力事情と地熱発電を描きます。
  • 下田昌宏氏 東京電力㈱八丈島事務所、諏訪大湖氏 東京電力㈱八丈島事務所、
  • 再生時間 : 29分
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●今回は、バイオガス発電の中川さん。のどかな田園風景が広がる京都府八木町。広々とした田んぼの真ん中に、緑色のタンクがひときわ目立つ施設があります。平成10年に操業を開始した、 『八木バイオエコロジーセンター』です。●京都、丹波地方の中ほどに位置する八木町は、京都府の穀倉地帯として、府内第2位の収穫量を誇るほど農業が盛んな土地です。酪農も盛んで、町内では牛が800頭、豚が1500頭程、飼育されています。以前、各畜産農家はこの家畜のフン尿処理で頭を痛めていました。そこでフン尿を利用して発電する「バイオガス発電」を始める事にしました。八木町職員の中川さんは、『八木バイオエコロジーセンター』の設立の際に、中心となって奔走しました。 今回は中川さんを通して、八木町のエコロジーへの取り組みにスポットをあてます。
  • 中川悦光氏 京都府八木町、
  • 再生時間 : 29分
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