スティーヴ・ガッドとエディ・ゴメスのコンビに仲間が加わったスーパー・グループ、ザ・ガッド・ギャング。スタッフを８０年代的に展開したともいえるこのユニットが１９８８年に六本木ピットインで繰り拡げた演奏を収録。デューク・エリントンの「昔はよかったね」、オーティス・レディング「お前をはなさない」ほか、この面子らしいリズム・アンド・ブルースに寄ったレパートリーを多く取り上げ、各自のソロ含め、とにかくファンキーな快演が楽しめる。ちなみに「ウォッチング・ザ・リヴァー・フロー」とラストのメドレーは、デビュー・アルバム『ザ・ガッド・ギャング』からの選曲。