ポルシェ、「The 918 RSR Racing Lab」を発表し、映像も公開

ポルシェは、アメリカ・デトロイトで開催されている「デトロイトモーターショー11」で、ハイブリッドレーシングカー「The 918 RSR Racing Lab」を公開した。
同社は、既に、ハイブリッドレーシングカーの「911 GT3 R」で「ニュルブルクリンク24時間レース」などのレースに参戦して好成績を収めているが、2011年以降に向けて、より本格的なハイブリッドレーシングカーであるThe 918 RSR Racing Labを公開したもの。
同車は、「918スパイダーコンセプトカー」のモータースポーツバージョンで、ミッドシップにV8エンジン(563hp)がマウントされる。
スタイリングは、同社のデザイナーが、レーシングカーである「ポルシェ908ロングテールクーペ」(1969年)、「ポルシェ917ショートテールクーペ」(1971年)をイメージしながらポストモダニズムによりデザインしたもの。
モーターは、フロントタイヤにパワーを供給し、それぞれに75kWを発生、V8エンジンと合わせ、ピークパワーは767hpとなる。このパワーにより、カーボンファイバー製の軽量モノコックを引っ張る。
スペシャルサイトでは、同ショーでの発表の様子と、同車がサーキットを駆け抜ける映像が公開されており、実際にレースに参戦する際のパフォーマンスに注目が集まる。

PORSCHE「The 918 RSR Racing Lab. Torture Test: The Future.」