「ベートーベン・ウィルス」と「のだめ」の違いはキャラクターにあり!③チョン・ソギョン、ペ・ヨンギ編

2011年02月15日16時01分ドラマ
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「ベートーベン・ウィルス」は、日本のドラマ「のだめカンタービレ」と比較されることが多いが、その一番の違いは、キャラクターにあるかもしれない。

「のだめ~」は音大という背景があるため当然といえば当然だが、音大生たちが主な登場人物。対する「ベートーベン~」はソウル・ソクラン市の市民楽団が舞台だけに、年齢は下は17歳のあばずれ芸術高校生から上は65歳の認知症を患う老人まで。楽団員は、何事も適当にこなしてきた警察官、夫に見向きもされない妻、後輩に出世を追い抜かされた冴えないサラリーマン、場末のサックス奏者…実に多彩な登場人物を抱えている。ドラマは、主役だけではなくこうした登場人物一人一人にスポットライトを当てて、いくつものドラマを同時進行さている。そこにはいくつもヒューマンドラマが描かれている、まさにオーケストラーを愛する団員たちの群像劇。これが「のだめ~」との一番の違いだろう。好みは分かれるところだろうが、放送話数が多い分、こと“人間”を描くという上では「ベートーベン~」の方が詳しいかもしれない。しかし、ともに日韓で大ヒットしたすばらしい音楽ドラマ。この2つの作品が、両国のクラシックの裾野を広げるという社会現象を起こしたのも事実。さあ、あなたはお好きなのはどっち?

キャストの紹介のコーナーでラストを飾るのは、ともに脇役として数々の名作を輝かせた名優2人。後輩に出世を追い抜かされた冴えないサラリーマン役のチョン・ソギョンと、場末のサックス奏者役のパク・チョルミンを紹介しよう。

■パク・ヒョックォン
36歳。コントラバス奏者。音楽大学出身の会社員。ルミの大学の先輩。会社員時代も演奏の練習を欠かさなかったため、実力的にはプロ奏者として申し分の無いレベルである。 会社では後輩に出世を抜かされ、少々厭世的な態度も見せる所帯持ち。
★チョン・ソギョン(1970年12月31日生、170㎝)
1998年の演劇「カンガルー群」でデビュー。映画「王の男」「夏物語」「10億」「相棒」や、演劇「爾」、ドラマ「大望」「ヒーロー」「済衆院」など、日本でも公開・放送された人気作品に多数出演している。最新作では、ソン・スンホンとキム・テヒの「マイ・プリンセス」にも牧師役で登場する。いわゆる花美男俳優ではないが、占い店の老人や、警察官、運転士、避難民、詐欺師、牧師…とどんな役にもすんなり溶け込めるのは、あくのない“淡い”ルックスと確かな演技力のおかげだろう。

■ペ・ヨンギ
37歳。トランペット奏者。場末のキャバレーのサックス奏者。お調子者だが根は善良で、嘘をついてもすぐに見破られる。演奏技術は低いが、音楽への情熱は本物。
★パク・チョルミン(1967年1月18日生、
現代ドラマの代表作は、「ベートーベン・ウィルス」「セレブの誕生」「恋愛マニュアル~まだ結婚したい女」「ニューハート」…。ここまで紹介してお気づきの方は立派な韓流αマニア。お気づきのとおり、フジテレビの韓流αで放送した、または近く放送するドラマに数多く登場している、超売れっ子脇役なのだ。
1988年の労働演劇専門劇団「現場」の入団が芸能界デビューで、映画は「バンジージャンプする」「風林高」「恋する神父」など、日本でも紹介された映画に数多く出演している。
独特の芸風で、「ベートーベン~」では助演俳優黄金演技賞、映画では2005年の「不滅の李舜臣」でも同じく助演賞を受賞している。

※「ベートーベン~」は、2011年2月1日~17日まで、フジテレビ韓流αで放送。ネットでは2011年2月現在BROBAで大好評配信中。
韓流αで放送した他のドラマは韓流αのドラマたちで紹介。

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BROBA「ベートーベン・ウィルス」動画配信ページ
 (2011年2月現在BROBAで大好評配信中)
フジ韓流α「ベートーベン・ウィルス~愛と情熱のシンフォニー~」番組サイト
 (2011年2月1日~17日放送)
ニコニコ韓流アワー『ベートーベン・ウィルス」視聴ページ
 (2011年5月11日より生配信開始)
nikodo君
ニコニコ韓流韓流アワーのその他のドラマについては、【ニコニコ韓流アワーのドラマたち】でまとめて紹介。


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